
伝送デバイス研究所では、化合物半導体の結晶成長、プロセス技術を特徴とする半導体レーザやフォトダイオードなどの光素子、HEMTやマイクロ波ICなどの半導体チップ、またそれらを集積したモジュールから光データリンクにいたる独自技術を有し、これらの垂直統合を行うことで、光通信と無線通信の2大情報通信市場に最先端技術を提供しています。


光素子
光通信システムの中で、電気信号⇔光信号の変換を行う半導体素子を化合物半導体材料の高品質結晶成長技術、高精度微細加工技術、設計・信頼性保証技術など、様々な先端技術を駆使して、開発しています。
光サブアセンブリ(OSA)
当社製発光素子、受光素子、ICを搭載し、高速伝送設計技術や独自の実装技術で、小型・高機能・低消費電力を実現しています。そして、様々なシステムの要望に応えて、OSA製品を世界に
供給し続けています。
光データリンク(ODL)

当社製光サブアセンブリ・ICを用いて実現できる光送受信機能モジュールの仕様提案を行い、高周波回路・アナログ/デジタル制御、機構設計等の要素技術を駆使し、小型低消費電力の光データリンク製品を実現しています。これらの製品は10~100Gbit/s通信システムの光インタフェース機能を担っています。
無線通信用デバイス

当社発の技術であるGaAs FET※1、HEMT※2、GaAs ICは、衛星通信用受信デバイス、携帯電話基地局用アンプに広く使われています。また、MMIC※3の技術は自動車のミリ波レーダにも採用されています。さらに、一層の高出力化・低消費電力化が可能なデバイスとして、窒化ガリウム(GaN)を用いたHEMTを開発し、世界に先駆けて量産に成功しています。
※1 FET: Field Effect Transistor(電界効果型トランジスタ)
※2 HEMT: High Electron Mobility Transistor(高電子移動度トランジスタ)
※3 MMIC: Monolithic Microwave Integrated Circuit(マイクロ波モノリシック集積回路)
赤外イメージセンサ

光通信用受光素子の要素技術を応用して、赤外イメージセンサの開発を行っています。従来のセンサと比較して低ノイズが特徴で、微量分析に適しています。生体や食品・農産物の画像検査システムや、毒性・環境ガスのモニタリングシステムなどに使用されます。