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    STEP2 住友電工での仕事職種と人

活躍のフィールドは、無限大。 理系社員座談会

活躍のフィールドは、無限大。理系社員座談会

責任の重さを楽しめるか。

――まずは、住友電工を志望した経緯をそれぞれ教えてください。

佐藤
大学時代は生産工学を専門とする研究室に所属し、金属の切削加工を行う工作機械部品の性能評価を行っていました。機械を操作して、派手な加工を行うことに面白さを感じていたので、モノづくりを目の当たりにできるメーカーを志望していたんです。「イゲタロイR」を使って、切削加工をしていたため、住友電工は就職活動以前も身近な存在でしたよ。まあ、当時は工具メーカーだと誤解していたのですが……。決め手は、大阪製作所の工場見学をしたこと。電力工場のケーブル製造ラインの規模の大きさを目の当たりにした時は、あまりの迫力に感動してしまいました。
冨山
そうですよね。あの現場は、本当に圧倒されてしまいました。 私の専攻は情報ネットワーク学。大容量で高速の通信手段(プロトコル)について学び、新たなプロトコルについて研究をしていました。もともとは、通信事業者への就職を考えていたのですが、さまざまな会社を訪問したり、教授と将来について話をしたりする中で、通信インフラに関わるものづくりに興味を持つようになったんです。 生活インフラを支える数々の技術や製品に携われることに、何よりの魅力を感じていました。
葉山
私は自らの専門とは関係なく、進路を選びました。専攻は電子情報系。「有機EL」に関する研究を行い、材料の配合を変えることによって、輝度・寿命がどのように変化するかなどをテーマにしていました。ただ、今でこそ、その概念が広まっているものの、当時は「有機EL」を扱っている企業はほとんどなかった。そのため、関連性のあった半導体分野を中心に企業を探していました。住友電工を選んだのは、大学のOBを紹介され、その仕事内容に魅力を感じたから。そうした場をつくっていただいた先輩方の真摯で丁寧な対応にも好印象を持っていました。

――入社前と入社後で、会社のイメージは変わりましたか?

佐藤
旧財閥系だから、「堅くて古い体質の会社なのかな」と思っていましたが、そんなことは全くなかったですね。グローバル展開もかなり進んでいましたし。
冨山
同じです。英語なんて使う機会はまったくないと思っていたら、入社していきなり英語のドキュメントを渡されて、「読んでおいてね」って(笑)。海外出張の機会も多いですからね。意外でした。
葉山
私は国内のお客さま向けの仕事をしているので、その辺はうらやましいところですね。私が感じていたのは、風通しがよく、「やりたいことをやりたい」と言える会社だということ。若いうちから仕事を任せてもらえますし、その分だけ責任も大きい。そこを楽しめるかどうか、は大切だと思いますよ。

学生時代の財産だけで、仕事は進まない。

――それぞれのお仕事内容を教えてください。

佐藤
入社時から一貫して、生産技術・設備を担当しています。新会社や新工場の建設、生産ラインの立ち上げといった大規模なプロジェクトから、日々の改善・メンテナンスまで幅広い業務を経験してきました。現在の中心業務は、電力事業部で取組んでいる長距離直流送電用海底ケーブル製造プロジェクトの支援。設備設計部門として、多額の予算を預かり、増設や改造が必要な設備の設計、購入、据付工事、立上げを行うチームの機械設計リーダーを務めています。設計業務だけでなく、プロジェクトのコーディネーターとしての役割を担うため、物理的にも金額的にも大規模な案件を扱えるのが醍醐味ですね。
冨山
インターネットをする上で欠かせない通信装置のソフトウェア開発を担当しています。この製品は、米国ケーブルテレビ事業者にも納入されている次世代の局側装置。これまでも、台湾や香港など東アジア向けの製品を手掛けたことがあり、海外とのやりとりが日常になっています。主な担当業務は、お客さまからのリクエストに応える新機能設計と、納品物の受け入れ試験。海外で現地開発しているものもいるため 現地のパートナーとのコミュニケーションはきわめて重要です。
葉山
私が所属する部署では、高度道路交通管制システムの開発を行っています。交通量を把握するための車の感知システムや路車協調型の安全運転の支援システムなど、さまざまなシステムを提供 してきました。現在は、交通管制機器のハード開発において、チームリーダーを務め、複数のプロジェクト管理を行っています。また、社外の標準化団体の会合や他社との打ち合わせなどに出席し、仕様・規格の制定にも携わることがあります。

――学生時代に学んだことで、活かされていることはありますか?

佐藤
設備を新しく造り上げるので、必要な機能・強度を備えさせるためには、大学で専攻していた機械系の知識は欠かせません。また、設備の部品設計をする時などは、加工方法をイメージするシーンがよくあります。研究テーマであった機械加工分野の知識は非常に役立っていますね。
冨山
技術面では「C言語によるプログラミング」が役立っています。また、通信プロトコルを学べたこともプラスになっていますね。
葉山
私に限って言えば専門分野が異なるところに就職しましたからね。専門知識が直接的に活かせるシーンはほとんどありません。ただ、知らないことを調べる、不具合など未知の現象を解析する手法などは、どんな分野でも共通。大学時代に学んだ研究の基礎があれば、どこに行っても活躍できます。会社に入ってから学ぶことの方が、圧倒的に多いですからね。学生時代の財産でやっていけるほど、社会は甘くないですよ(笑)。
佐藤・冨山
その通りです。常に勉強し続ける姿勢がないといけません。

世の中を支える、大きな仕事を。

――これまでのキャリアを通じて、印象に残っているプロジェクトを教えてください。

佐藤
先ほど、「若いうちから、任せられる」という話題がありましたが、私も入社2年目に初めての海外業務を経験しました。上司の後を引き継いで現地での試運転指揮を1人で行うことになったのです。現地入りする前は、経験のある業者だから試運転の手順もわかっており、私の役割はラインの仕上がり状態のチェックと、設備の運転データの記録を淡々と進めればよいとのことだったのですが、いざ行ってみると配管の接続が間違っていたり、予想外の設備トラブルや、唐突の停電で丸一日ムダにしたり・・・。日本では考えられないトラブルを山ほど経験しましたが、海外という特殊環境をかなり早い段階で経験できたことは、今に活きています。
葉山
大変でしたね……。そうした状況は経験したことがないので、かなり興味深いですよ。
佐藤
何度もコミュニケーションを重ねながら、一つひとつクリアしていって……。でも、ほんの少しのことで、困難な状況は大きく変わったりするんです。たとえば、中国人業者との会話に現地の言葉を混ぜただけで、すごく協力的になってくれたことがありました。
冨山
中国語、話せたんですか?
佐藤
あいさつ程度ですよ。「謝謝」とか「辛苦了」とかそのレベルでした(笑)。
冨山
私も印象に残っているのは、2年目に経験したプロジェクト。香港市場への参入を目指して、現地のお客さま向けに、通信装置を開発・提案するというものでした。プロジェクトの最終段階で、お客さまの本社でラボ試験をやることになり、3週間にわたる実験を担当することになったんです。お客さまの責任者が背後で見守る中、必死で試験をしたのですが、本当に緊張しました。でも、そこでの成果が認められて、製品は見事に受注。住友電工の1社採用でした。新たな市場への参入に貢献できたことは、大きな自信になりました。
葉山
みなさんが若手時代の経験を挙げられていますが、私は、最近の事例である「高度化光ビーコン」の開発プロジェクトが印象に残っています。光ビーコンとは、近赤外線を媒体とし、路上に設置された投受光器と車載機の間で双方向通信を行う路側装置のこと。 交通量などを把握できるようにするために、 お客さまからの通信容量アップの要望を受けて、プロジェクトがスタートしました。従来の製品と違う点は、光ビーコン間を車両がどのように走行してきたかという通行軌跡を時刻ごとに位置座標で表現できること。より精度の高い交通情報を提供するためのチャレンジでした。高度な要求に応えるべく、当社主導で仕様・規格の制定から開発を行った結果、最終的に当社の仕様原案がそのまま 業界標準として採用されることになった。こうした影響力の大きいプロジェクトに関われることも、当社で働く大きなやりがいだと思いますね。

――とても魅力的な仕事に携わられてきたのですね。最後に、今後の目標を教えてください。

佐藤
私たちは、会社のあらゆる部門の設備導入を支援する部署。まだまだ経験していない分野も多くあります。自らの専門性を高めつつ、今後のプロジェクトで知見をさらに広げていきたいですね。また、毎年、新人の配属が続いていますから、リーダークラスの指導力はますます重要になっています。若い技術者が大きく成長できるように、チャンスを与えてあげられるリーダーでありたいと思っています。
冨山
現在、私が開発している製品は、世界中のどこでも使用できるものです。但し世界にはまだインフラが整っていない地域がたくさんありますので、あらゆる場所に順次導入され、世界中の人々の暮らしを豊かにできる製品に育てたいと思っています。また、個人的には仕事と家庭を両立していくことですね。ワーク&ライフバランスを考えながら、今の仕事に一生懸命、取り組んでいきたいと思っています。
葉山
住友電工はITS分野において、新たなスタンダードをつくっていける立場にある。業界の会合に参加しても、議論をリードすることが多いように感じています。今後もそうした立場に甘んじることなく、よりよいものをつくっていきたいと思っています。一つひとつの積み重ねが、社会の根幹を支えていくことにつながるのですから。
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