プレスリリース
2015年度入社式 社長挨拶（要旨）
2015年4月 1日
住友電気工業株式会社
社長 松本 正義
皆さん、入社おめでとうございます。本日、これからの新しい時代を担う意欲と活気に満ち溢れた、多彩な経歴の皆さんをこうしてお迎えすることができ、社長として大変うれしく思います。住友電工グループを代表して、心から歓迎します。
本日は、新たに住友電工グループの一員となられた皆さんに、期待と激励を込めて、次の3つのことをお願いしたいと思います。
- (1)仕事の基本を身につけ、それを愚直に実行する
「一隅（いちぐう）を照らす、これすなわち国宝なり」
これは伝教大師が遺された言葉で、その意味は、
「社会の一隅（いちぐう）、すなわち片隅にいながら、社会を照らす生活をする、その人こそがなくてはならない国宝の人である」
ということです。皆さん一人ひとりが当事者意識を強く持ち、与えられた仕事や役割を誠実に務めることが、当社グループ全体を照らす大きな力になります。「萬事入精(*)」の心構えで、誠心誠意、仕事に取り組むことで、それぞれの職場で「一隅を照らす」人材に成長されることを心から願っております。
(*):「商売はもとより、まず一人の人間として、何事に対しても誠心誠意尽くす人であれ」という、住友家初代・住友政友が遺した考え方。
- (2)たゆまぬ自己研鑽を通じてプロフェッショナルを目指す
社会や経済の動向には常に関心を持ち、仕事に取り組む中で、何が課題か、どうすれば解決できるかなど、普段からいろいろなことに問題意識を持って取り組んでください。そして仕事に臨む際は、自分の実力よりも一段高い目標を設定し、達成に向けて努力を惜しまないことが大切です。皆さんの職場には経験豊富な上司・先輩などがたくさんいますので、時には先輩たちの知恵を借りながら、経験を積み重ねていってください。
- (3)コミュニケーションを大事にする
あらゆる仕事は一人で完結できるものではなく、お客様や上司・同僚などとの意思疎通を通じて遂行されます。入社間もない皆さんは、しばらくの間、新しい人間関係構築のための努力を続けることになります。「自ら進んで挨拶を行い、周囲の人と積極的に交流する」、こうした努力を続けることで、今後の会社生活における礎となる幅広い人間関係を構築し、周囲から信頼される社会人として成長されることを心から望んでおります。
以上、3つのことをお願いしましたが、今後とも健康と安全には十分留意され、素晴らしい会社生活を送って頂くことを祈念し、私からの挨拶と致します。
以上
（ご参考）
入社式日時：2015年4月1日 午前8時30分より
入社式場所：本社（大阪市中央区北浜4-5-33）
新入社員数：専門職166名、一般職13名、技術職74名
