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プレスリリース

家庭向けリチウムイオン蓄電システム POWER DEPO®Ⅲが平成30年度ZEH支援事業補助金支給対象機種に登録

製品・技術情報

2018年9月19日
住友電気工業株式会社

住友電気工業株式会社(本社:大阪市中央区、社長:井上 治 以下、当社)は、2017年5月より販売している、電力会社の系統と連系可能な小型・高効率の家庭向けリチウムイオン蓄電システム「POWER DEPO®Ⅲ」が、平成30年度 ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス(以下、ZEH)支援事業補助金支給対象機種として登録されたことをお知らせします。

日本政府は、2020年までに新築住戸の過半数、2030年までに新築住宅の平均でZEHを実現することを目標に掲げています。ZEHとは、消費するエネルギーを減らす(省エネ)と同時に、太陽光発電などでエネルギーを創ること(創エネ)で、「年間の一次消費エネルギー量の収支をゼロ」を目指した住宅です。ZEHの実現に向け、電力を貯め発電時間以外にも使えるようにすること(蓄エネ)も非常に重要なポイントとなっています。

2017年5月から発売している当社のリチウムイオン蓄電システム 「POWER DEPO®Ⅲ」(型番:PDSー1500S01/S01E)は、業界トップクラスの充放電時の変換効率を達成しています。また、業界最小、最軽量クラスの家庭用蓄電システムで、家屋裏手や出窓下、さらには屋内階段下の空きスペース等、僅かなスペースへも設置可能となっています。

POWER DEPOⅢ

POWER DEPO®Ⅲ

そしてこの度、POWER DEPO®Ⅲは、一般社団法人 環境共創イニシアチブ(SII)が公募する、平成30年度 ZEH支援事業補助金支給対象機種となりました。支援対象となる設備を導入した住宅には、国から補助金が交付されるため、お客様にはさらに導入しやすくなります*。当社は本製品を国内のハウスメーカー、リフォーム事業者等を通じて、主に一般家庭向けに販売しています。

ZEH社会の実現、再生可能エネルギーの普及に向け、当社は今後とも製品の開発・提供を進めてまいります。

1. 本製品の主な特長
  1. 業界最小・最軽量クラスの系統連系可能な一体型家庭用蓄電システムを実現
  2. 当社独自の電力変換技術を用いて、総合エネルギー効率88%を達成
  3. 災害等による停電時にも自立運転機能により特定負荷への電力供給が可能
  4. ECHONET LiteをサポートしておりHEMSとの連携が可能
2. システム構成図

システム構成図

3. 仕様
  • 蓄電池容量 3.2kWh
    系統連系 AC101V/202V・1000W
    自立出力 AC101V,1500VA
    PV自立入力 AC101V,1500W
    充電時間 約3時間
  • 変換効率 95.5%
    設置環境 外側/内側 -10~40℃
    外形寸法 W530×D300×H650(㎜)
    質量 約55kg
    通信機能 IEEE802.11b/g/n,E-L

*補助金の交付・申請は、一般社団法人 環境共創イニシアチブ(SII)が実施

*関連資料:2017年2月28日プレスリリース
小型・高効率の家庭向けリチウムイオン蓄電システムPOWER DEPO®IIIの販売を開始

以上

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