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Thunderbolt 高速伝送を実現するインターフェイステクノロジー

1.次世代のインターフェイステクノロジー Thunderboltとは?

 Thunderboltはインテル コーポレーションとアップル・インクが共同開発した高速汎用データ伝送規格です。プロトコルとして、データ転送技術であるPCI Expressと、映像出力技術であるDisplayportの両方に対応しています。コネクタは液晶ディスプレイ等に多く見られるMini DisplayPortです。

 当社では、インテル コーポレーションからThunderboltテクノロジーの技術仕様の開示を受け、当社の高度な電線技術、高速伝送技術を融合させることで、Thunderboltケーブルの開発を進め、2010年に世界で初めてインテル コーポレーションの公式認証を取得いたしました。また、更なる長距離高速伝送のニーズにこたえてThunderbolt光ケーブルを2012年12月に発売 致しました。

皆様のPCと周辺機器の環境を劇的に変化させる可能性を秘めている最先端のインターフェイステクノロジー、それがThunderboltです。

Thunderboltケーブル

2.Thunderboltの特長

Thunderboltは以下のような特長を備えた、従来に無い革新的なインターフェイスです。

(1) 双方向10Gbpsの超高速伝送

 最大の特長は最高で双方向10Gbpsを誇る転送スピードです。現在普及しているUSB2.0の20倍強。最先端と言われているUSB3.0と比べてもなお、2倍の速度を誇ります。

 従来のインターフェイスでは、ハードディスクに格納した多数の美しいHD映像をサムネイル表示で選択するような場合、まるで紙芝居のようにゆっくりと静止画が切り替わっていくような再生しかできないようなことがよくありましたが、Thunderboltで接続すればそんな不満は解消されるでしょう。Thunderboltはユーザーエクスペリエンスを大きく変える可能性を秘めています。

速度比較グラフ

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速度比較グラフ

 10Gbps伝送特性評価結果を以下に示します。
 高速伝送ケーブルの評価にしばしば用いられるEye Pattern評価では良好な特性を示す結果が得られています。

10Gbps アイパターン

 電線径の細いケーブルであっても、プラグ内に組み込まれた強力な信号波形補正技術により、優れた伝送特性を示します。

データ転送速度測定

 Thunderbolt ポート搭載PCと4-Bay RAID を用いてデータ転送速度の測定を行いました。

測定結果※1,2

  書込み速度 読み込み速度
通常径 1129 Mbyte/sec 1162 Mbyte/sec
細径 1130 Mbyte/sec 1163 Mbyte/sec

 1Gbyte/secを超える高速データ転送技術により膨大なデータを扱う動画編集でもThunderboltならストレス・フリーな環境を構築できるでしょう。

※1:測定結果は通常径 細径それぞれ3本の平均値です。
※2:PCと4-Bay RAIDはThunderbolt2対応機器による結果です。

(2) 10Wのバスパワー供給

 Thunderboltはデータ転送技術のPCI Expressと映像出力技術のDisplayPortを統合した技術です。Mini DisplayPortの小さなコネクタで、データ転送 、モニター出力、電力供給をすべて同時にこなしてくれます。

 最大で10Wの給電能力を持っていますので(※USB2.0は2.5W)、外部からの電源供給なしでモバイル周辺機器を安定して駆動させることが可能です。外出先でもThunderboltの高速性能を堪能することができるでしょう。

(3) PC本体+最大6台のデイジーチェーン

 Thunderboltは周辺機器のデイジーチェーン(数珠つなぎ)に対応しています。複数の周辺機器を利用する時、ケーブルのとり回しがとてもシンプルになるメリットがあります。

 例えばPC+ディスプレイ+ストレージを接続したい時は、PCからディスプレイまでケーブルを引き、ストレージにはディスプレイからケーブルを引くようにすればよいのです。もう、周辺機器を増やしても、複雑なポートの分岐等を行う必要はありません。

 PC一台に対してディスプレイ、HDDといった周辺機器をデイジーテェーンで最大6台迄接続することができます。

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3.Thunderboltの可能性

 Thunderboltの高速伝送性能を利用すれば、接続したその時から、例えば以下のように、作業の大幅な効率化が図れます。特に映像編集関連の作業で絶大な効果が期待できるでしょう。

  • 映像再生・編集における待ち時間削減
  • HD映像等の大容量データの転送時間短縮
  • データのバックアップや復元時間の短縮

 しかし、Thunderboltの秘めた可能性はそれだけには留まりません。最大のメリットは外部機器とのPCI Express 接続を実現することで、PCの内と外の境い目が無くなり、周辺機器と内蔵機器を同程度の性能で使えるようになる事です。
 すなわちユーザーは、自分のモバイルコンピュータをThunderbolt経由で多種多様な周辺機器に繋げる事で、一瞬で高性能コンピュータや高機能ゲームマシンに変身させる事ができるのです。

 ユーザーがその目的に応じて、様々な形態で使いこなす事ができる汎用性の高いインターフェイス。それがThunderboltです。

 更に、住友電工の光ファイバ技術・光モジュール技術を 融合させたThunderbolt光ケーブルを2012年12月に発売致しました。

 この製品は、両端末のコネクタ内で電気信号と光信号の変換を行う事で、メタルケーブルを超えた長距離伝送を可能にします。現在30mまでの製品ラインナップを予定しています。また、当社が独自開発した光ファイバを用いる事で、民生機器への接続にも耐えうる強靭性・堅牢性を実現。ケーブル径もThunderboltと同じ4.2mmであり、取り扱い性も良好です。

 まだまだ進化を続けるThunderbolt。この次世代のインターフェイステクノロジーが秘めた可能性にご期待下さい。

OpticalThunderbolt Cable
OpticalThunderbolt Cable

 

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4.Thunderoboltの活用例(動画編集システム)

(1) 機器構成イメージ

機器構成イメージ図

(2) システムの活用方法

  1. ビデオカメラで撮影したHD映像をビデオキャプチャからHDDに取り込む(※カメラとキャプチャとの間はHDMI)
  2. ビデオキャプチャと外付けグラフィックスボックスを繋ぎ換え動画処理能力をアップさせ、更にThunderbolt HDD2台接続して高速・大容量、高精細モニタ2台を使って広い作業エリアでHD動画を快適に編集。

(3) Thunderboltを利用するメリット

  1. 10Gbps高速データ伝送により快適な動画編集作業を実現。
  2. PC周辺の配線が非常にシンプルに。
  3. デイジーチェーンにより、HDDの増設も楽々。
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5.製品/販売情報

製品ラインナップ
  Thunderbolt 細径Thunderbolt Optical Thunderbolt
製品長
0.3m -
0.5m -
1.0m -
1.5m - - -
2.0m -
3.0m - - -
10m - - - -
20m - - - -
30m - - - -
製品イメージ
同梱

取扱説明書[ : 1.4MB]

取扱説明書
[ : 303KB]

  • Thunderbolt、Thunderbolt ロゴ は、米国 Intel Corporationの米国及びその他の国における商標または登録商標です。
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