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STEP4:期待される新製品・新技術 世界を快適にする力。次世代スタンダードとなる技術と製品 企業規模 5つの事業 中期経営計画 強み・原動力
 

1. 超電導(電線・機材・エネルギー分野) 実現性が高まる“夢の技術”

住友電工グループは、1960年代に超電導の研究開発をスタートしました。1986年に高温超電導材料が発見されましたが、当社は世界中から注目されたこの技術に対して、将来人類にとって不可欠の技術的可能性を秘めていると判断し、その実用化に向けて一歩一歩着実な開発を進めてきました。
コンパクトで大容量送電が可能な電力ケーブル、リニアモーターカー、電気自動車や船舶用のモータ、医療分野などでの応用が期待されています。

2007年には、超電導線材の特色を利用した「超電導モータ」の共同開発に成功。エネルギーを無駄なく使用できる経済性に優れた、自然環境への負荷の少ない高効率モータを開発しました。
また、2008年には世界初となる「超電導電気自動車」を試作し、一般公開しました。

「高温超電導ケーブル」においては、2011年から実際の電力網に接続して日本初の実証実験を電力会社とともに実施します。「高温超電導ケーブル」は、アメリカや韓国での実証実験に採用された実績を持ち、次世代電力網「スマートグリッド」に関連する技術として注目を集めています。

 

超電導技術について動画で解説しています。

 
 
2. マグネシウム合金「AZ91」板材(エレクトロニクス分野) 幅広い活用を見込む金属新素材 

当社は、独自の鋳造・圧延加工によるマグネシウム合金AZ91板材の開発、量産化に世界で初めて成功しました。マグネシウムは、比重が鉄の1/4以下、アルミニウムの約2/3であり、実用金属の中で最も軽い金属です。鉄やアルミニウムに比べ重量当たりの強度や剛性が高いため、強度を保ちつつ、軽量化が可能となります。また、天然資源が豊富であり、低エネルギーでリサイクル可能な環境に優しい金属です。

新たに開発したAZ91合金板材は、すでに実用化されている他のマグネシウム合金板材よりも、強度、耐食性に優れ、よりデザイン性の高い塗装や、金属調などの美観をアピールした表面処理が可能となり、携帯電話やノートパソコンなど携帯電子機器の筐体(外装部分)や自動車内装品をはじめ、幅広い分野での普及が期待されています。また、普及に向けた課題のひとつである低コスト化を進めるために、従来よりもシンプルな製造プロセスも開発しました。

今後は、自動車、エレクトロニクス分野をはじめ、医療福祉、ロボット、鉄道車両、航空機など幅広い分野での応用について検討を進めていきます。

 
 
3. 環境対応型自動車用ハーネス(自動車分野) 次世代の車社会に不可欠な技術

ワイヤーハーネスとは、自動車に搭載されるさまざまなエレクトロニクス・情報機器などに、電気パワーと情報信号を送るための配線システムです。
ヒトの体に例えると、血管や神経の役割に相当し、自動車の動作の根幹を担う重要な部品といえます。
車載機器のエレクトロニクス化に伴い、高機能・多機能化したシステム製品に変化しています。同時に自動車の燃費向上に向け、小型・軽量化が求められる製品です。

環境に配慮した次世代の自動車に搭載されるハーネス製品のひとつが、ハイブリッド車用高圧ハーネスです。内燃機関とモータが組み合わされたハイブリッド車においては、高電圧バッテリー、インバータ、モータの間の接続を担う、3次元形態の高圧ハーネスが必要となります。
100ボルトを超える高電圧と大電流に対応した高耐熱性、また電磁ノイズ対策などに高い技術力が求められる製品であり、ハイブリッド車に欠かすことのできない重要な部品です。

 

ハイブリッド車用高圧ハーネスについて動画で解説しています。

 
 
 
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