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プレスリリース 2009年

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世界で初めて、40ギガビットイーサネット規格及びCFP MSA仕様に準拠した光トランシーバを開発

2009年9月18日
住友電気工業株式会社

 住友電気工業株式会社は、IEEE802委員会(*1)で審議中の40ギガビットイーサネット規格に準拠すると共に、活線挿抜が可能な光トランシーバの新しい共通仕様(CFP MSA(*2)仕様)にも準拠した10km伝送用光トランシーバの開発に世界で初めて成功しました。
 本製品は、9月21日~23日にオーストリア・ウィーンで開催される光エレクトロニクス技術関連の展示会「ECOC 2009」(European Conference & Exhibition on Optical Communication)の当社ブースにて公開します。

40ギガビットイーサネット対応CFP光トランシーバ インターネット映像配信サービス等の急速な普及に伴い、伝送容量の更なる大容量化が求められています。IEEE802委員会では、今後予想される伝送容量の不足に対応すべく、現在主流となっている10ギガビットイーサネットの次世代伝送速度となる40ギガビット及び100ギガビットイーサネットの標準化を進めています。

 当社は、このIEEE802委員会の標準化作業と並行して、40ギガビット及び100ギガビットインターフェースを有し、活線挿抜が可能な光トランシーバ(CFP)の共通仕様(CFP MSA仕様)の策定を主要メーカ3社(Avago社、Finisar社、Opnext社)と共に進めてきましたが、このたび、40ギガビットイーサネット規格とCFP MSA仕様の両方に準拠した光トランシーバの開発に世界で初めて成功しました。

 今回、当社が開発した光トランシーバの主な特長は次の通りです。

(1)

新たに高速動作可能な1300nm帯4波長のCWDM(*3)用レーザダイオードを開発

従来のCWDM用レーザダイオードは、伝送速度2.5ギガビットで40km以上の長距離を伝送するために設計されていました。当社は、40ギガビットイーサネット用に、伝送距離10kmで伝送速度を10ギガビット以上に高速化したレーザダイオードの開発を進め、1300nm帯4波長(1271、1291、1311、1331nm)のCWDM用レーザダイオードを開発しました。

 

(2)

低消費電力を実現

電子回路構成の見直し、最新プロセス集積回路の採用、自社製CWDM用レーザダイオードを用いたトランスミッター光サブアッセンブリの開発、により業界トップレベルの低消費電力を実現しました。

 

 

  既に本製品のサンプル出荷は開始しており、2010年度の第2四半期には、弊社100%子会社の住友電工デバイス・イノベーション(株)にて量産を開始する予定です。

以上

 

※1

IEEE802委員会:

米電気電子技術者協会(IEEE:Institute of Electrical and Electronics Engineers)においてLANの標準化を進める組織

※2

MSA:

Multi Source Agreementの略。製品のパッケージサイズ、ピン配置を初めとするスペックを複数のベンダ/ユーザ間で共通化することで、製品の安定した供給体制を確立する手法

※3

CWDM:

Coarse Wavelength Division Multiplexing 低密度波長多重(波長間隔は約20nm)

 
 
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