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プレスリリース 2011年

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社長年頭挨拶(社員向け挨拶要旨)

2011年1月4日
住友電気工業株式会社
社長 松本 正義

 現在、あらゆる分野でパラダイムシフトが起きており、私たちは極めて不透明、不確実な時代を迎えています。こうした時代であるからこそ、私たち住友電工グループは、あるべき将来像「Glorious Excellent Company」の実現に向け、不易の精神である「萬事入精」、「信用確実」、「不趨浮利」を愚直に実践するとともに、本年は、次の三つの要望事項を日々の業務で取り組むようお願いします。

 一点目の要望事項は、『12 VISION達成への挑戦』です。
 本年は、中期経営計画「12 VISION」への正念場となる、そしてその先を視野にいれて力を蓄える一年であり、それぞれの目標に、結果にこだわって取り組むようお願いします。全員が目標に向けてベクトルをあわせ、持てる力を発揮することは、私たち一人ひとりの、更には企業としての宿命であり、達成までの過程で得られる力と経験は、次の飛躍への大きな糧となります。
  12 VISIONの基盤となるSEQCDD(*)体質の強化については、地道に改善活動に取り組み、目標が達成できたら次の出口(具体的な目標や方法)と時間軸(達成までのスケジュール)を明確化・定量化し実践する、というサイクルを繰り返すことが重要です。
  グループ全員が、「12 VISION達成への挑戦」を常に念頭に置いて、気合いを入れて、「萬事入精」の心構えで、たゆまぬ改善活動に取り組むことを要望します。
  (*)SEQCDD:「S:安全、E:環境、Q:品質、C:コスト、D:物流・納期、D:研究開発」
 二点目の要望事項は、『複眼的思考を身に付けよう』です。
 あらゆる分野でパラダイムシフトが発生し、これまでの経験や常識が通用しにくく、予測が非常に困難になっています。こうした状況下においては、可能な限りあらゆる方向から事象を観察し、複数のアプローチを試し、考察を重ね、進むべき方向を定めるという複眼的思考が必要です。
 そのために、常に自分の業務について問題意識を持ち、これまで以上に情報収集能力、情報に対するアンテナの感度を高めるようお願いします。特に新製品開発では、複眼的思考によって、商品化を強く意識したアプローチを心掛けて欲しいと思います。また、出口と時間軸の立案においては、想定される変化点を注意深く設定し、現れた変化に迅速なアクションが取れるようお願いします。
 三点目の要望事項は、『風通しの良い、温かい職場を育てよう』です。
 住友電工グループは従業員17万人超、約500社からなる企業集団ですが、その基礎を成すのはそれぞれの職場です。全員が活き活きと仕事に取り組める、温かい面倒見の良い職場。上下左右の活発なコミュニケーションがなされる、風通しの良い職場。そして、業務に就けば、ピンと緊張感が張り、全員が職場目標の達成にチームワークを発揮し、各人は一隅を照らすの精神で、それぞれの課題や目標に愚直に取り組む、という職場を全員で目指し、特に管理監督者はこうした雰囲気づくりにリーダーシップを発揮するようお願いします。

 今から40数年前、米国の未来学者ハーマン・カーンは、「進取の気性」、「旺盛なる冒険心」、「革新的指向」、「目標達成意欲」を当時の日本人の中に指摘し、その後の経済大国を予想しました。皆がこうした気概をもって萬事にあたれば、必ず今の閉塞感も打破できます。日頃から気力の充実、健康管理に努めるとともに、周囲と積極的に交流し、互いに活性化しあえる関係を構築するようお願いします。 本年は、住友電工グループ17万人全員が、日本そして世界を変える、との意気込みで、元気を出していこうではありませんか。

以上

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