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プレスリリース 2013年

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小型多心光ファイバ融着接続機「Handy Splicer TYPE-201シリーズ」を発売

2013年2月22日
住友電気工業株式会社

当社は、世界最小・最軽量*でありながら、優れた高速接続特性、耐環境特性を有し、光ファイバ接続工事の効率アップに寄与する小型多心光ファイバ融着接続機「Handy Splicer TYPE-201シリーズ」を開発、本年4月より出荷を開始します。

近年、世界各国で光アクセス網の構築が急速に進む中、幹線系工事やFTTx接続工事において、光ファイバ融着接続機が広く使用されています。特に、電柱間の架空光ケーブルや引き落とし系のドロップケーブルの接続工事では、限られた作業スペースで効率よく、また初心者でも容易に操作できる光ファイバ融着接続機のニーズが高く、当社は小型融着接続機TYPE-25eシリーズを国内外に販売し、好評を頂いていました。

今般、その後継機種として、世界最小・最軽量のコンパクトボディで、高速接続機能はもとより、様々な作業環境や操作性にも配慮した「Handy Splicer TYPE-201シリーズ」を開発しました。

本製品の特長は以下の通りです。

(1)世界最小・最軽量で取り扱い性が大幅に向上
多心型光ファイバ融着接続機としては世界最小(W110mm×D140mm×H76mm)、最軽量(770g)を実現するとともに、全高を低く抑えた低重心構造を採用しました。これらにより、接続作業時の取り扱い性が大幅に向上し、様々な作業環境において、容易に光ファイバを融着接続することを可能にします。
(2)高速接続
一般的な4心光ファイバテープ心線の融着接続では、融着接続時間14秒、加熱補強時間40秒と、小型機として世界最速クラスの融着接続時間を実現しました。
(3)タッチパネルによるGUI操作
操作画面にはタッチパネルを採用しました。高いGUI(Graphical User Interface)性を備え、画面のアイコンタッチによる直感的な操作が可能です。
(4)ヘルプ動画を搭載
本体に、光ファイバ接続の手順・操作方法や簡単な保守方法など、様々な「ヘルプ動画」を搭載しています。経験の浅い方でも、不安なく作業でき、効率的に接続作業をアシストします。
(5)ドロップ/インドアケーブル中間接続に対応
好評のドロップケーブル、インドアケーブルを直接接続する中間接続機能に標準対応しました。また、従来の1心ケーブルだけでなく、新たに2心ケーブルの接続も可能になりました。
(6)防塵・防滴・耐風特性
小型機としては初めて防塵(IP5x)、防滴(IPx2)構造を採用し、屋外の厳しい環境での信頼性を向上しました。更に、光ファイバ接続、ドロップケーブル接続ともに風速15m/秒までの耐風特性も備え、従来機では難しかった風のある状況下でも、接続が容易になります。
(7)インターネット保守機能
インターネットを経由してファームウェアを更新できます。また、サポートセンタによるインターネット経由の遠隔リモート保守が可能であり、お客様の手元に置いたままで故障診断などを行うことができます。

以上

* 2013年2月22日現在、当社調べ。

【Handy Splicer TYPE-201M 外観】

 

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