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広報誌 SEI WORLD 2008年

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SEI WORLD 2008年04月号(vol. 367)

鉱山地下坑道補強用ケーブルボルト「Hollow Strand」を開発

 資源需要の高まりを受け、オーストラリアでは鉱山開発および採掘が急ピッチで進められています。住友電工スチールワイヤー(株)は、同国の採鉱用資材総合メーカーの要望に応えた鉱山地下坑道補強用ケーブルボルトの開発に成功し、出荷を開始しました。
Hollow Strand

 鉱山技術の先進国・オーストラリアで一般的に使用されているケーブルボルトは、構造が複雑で加工に時間がかかるため、急増する鉱山開発に対応するには構造の簡素化、加工時間の短縮が急務とされていました。

 「Hollow Strand」は、コルゲート管の外周にPC鋼線を配置したケーブルボルト用鋼材で、このコルゲート管から充填材が注入でき、注入管が組み込まれた世界初のPC鋼材です。コルゲート管と当社が持つPCストランド製造技術を組み合わせ、中空構造ストランドとすることで、構造の簡素化を実現すると同時に、ケーブルボルトとして必要な引張り強さ、可とう性、緊張力の保持、充填材の注入作業性を満たしています。さらに、安価なウェッジ定着を可能とし、コイル状の似姿での輸送も可能とした、経済性に優れた製品です。

 こうした性能が評価され、「Hollow Strand」はJennmar Australia社に採用されました。

 今後、「Hollow Strand」の高い信頼性が坑道内の安全確保、効率的な採掘だけでなく、それ以外の地下構造物の構築にも貢献することを期待しています。

ケーブルボルト配置図一般的なケーブルボルトの構造Hollow Strandを使用したケーブルボルトの構造
住友電工スチールワイヤー株式会社 http://www.sei-ssw.co.jp/

お問い合わせ先:住友電工スチールワイヤー(株)
電話:072-771-0508

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