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このたび、「電動式VCT用サイクロイド減速機部品」「薄肉4WDトランスファー用プラネタリキャリア」、「真空シンターハードニング技術を用いた焼結ハイスベーン」が平成20年度日本粉末冶金工業会賞の新製品賞(デザイン部門・製法開発部門)を、「雄ネジを有する電動サンシェード用多段ギア」が奨励賞を受賞しました。
日本粉末冶金工業会賞は、1979年に創設され、今年で30回目となり、当社の新製品賞受賞は5年連続になります。
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「電動式VCT用サイクロイド減速機部品」
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本部品は、自動車の燃費向上・エミッション低減のためにエンジンの電動モーター式可変タイミングシステム(VCT)に採用され、高精度ギアと多数のピンにより、モーターの回転力を低速・高トルクにする減速機構部に組み込まれています。ピン部の素材設計、焼結工程・再圧縮工程の改善により、高精度複雑形状の本部品を低コストで製品化しました。
デザイン部門
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「薄肉4WDトランスファー用プラネタリキャリア」
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4WDトランスファー用プラネタリキャリアは複雑形状なため、従来は鍛造品を機械加工する製造方法が主流でした。当社はこれまで培ってきた粉末冶金技術を駆使し、ニアネットシェイプ化と、ロウ付け接合による複数パーツの一体化技術によって本部品の焼結化に成功しました。
また本部品は、FEM※による強度解析を用いて形状設計され、ねじり強度を維持しつつもこれまでの鍛造品より約20%の軽量化を実現しており、自動車の燃費改善に貢献しています。
デザイン部門
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「真空シンターハードニング技術を用いた焼結ハイスベーン」
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本部品はエアコンなどのコンプレッサー摺動部に使用され、従来は溶製ハイス鋼を加工した製品が多く使用されていました。当社では、粉末冶金の特長を活かしたニアネットシェイプと、真空焼結工程の冷却プロセスで同時焼入れを行う新開発の「真空シンターハードニング技術」により、溶製品に比べ低コストでの製品化を可能としました。
製法開発部門
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「雄ネジを有する電動サンシェード用多段ギア」
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本部品は自動車に搭載される電動サンシェードに使用される構成部品です。設計当初から粉末冶金法の特長を活かしたデザインインを行い、金型構造や搬送技術を改善することでギア部品(焼結材)と雄ネジ部品(従来は鍛造材)の一体焼結化を可能にしました。これにより、部品点数を削減しコストダウンを実現しました。
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※FEM 数値解析法のひとつで、複雑な形状や性質を持つ物体を単純化するまで小さく分割し、それぞれの部分の計算結果を足し合わせることで全体の挙動を近似値として求めようとする手法のこと。 |
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焼結製品事業部 |
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