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企業のDNA(遺伝子)ともいえる事業精神。時代が変化しても、確固たる理念をもった企業であれば成長を続けていくことができます。住友には、400年ものあいだ経営を確実に支えてきた「住友事業精神」が脈々と受け継がれています。
この事業精神の源流となったのが住友家初代住友政友が書いた「文殊院旨意書(もんじゅいんしいがき)」です。そこには誠実で慎重な努力を続け、人格形成を促す格調の高い内容が示されていました。
「文殊院旨意書」は約400年前、住友政友(文殊院)が家人から商売の心得を問われ、それに答えた手紙です。
冒頭では「商い事はいうまでもなく、人としてすべてに心を込めて励みなさい」と説いています。
次に具体的な心得として「何でも普通の相場より安いものを買ってはいけない」「他人の仲介や保証に立つな」「掛け商いはするな」とあり、当時の社会情勢の不穏を背景に堅実な商売とコンプライアンス(法令遵守)を述べています。
最後に「他人には理解してもらうまで丁寧に説明するべし」とアカウンタビリティー(説明責任)も書いています。人として正直・慎重・確実な努力を求める教えが、住友の事業を支えた根幹になっています。
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