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住友電工ファインポリマー(株)のエンジニアリングプラスチック「テラリンク」が、耐久性が要求される産業用ロボットのギヤ(歯車)に採用され、このたび量産を開始しました。
プラスチック樹脂のギヤは、振動や音が小さい、腐食しにくい、軽量、安価である等の特長があり、広範囲な分野で使用されています。しかしながら、金属やセラミクスのギヤに比べ、強度や耐久性が低いという欠点がありました。
住友電工ファインポリマー(株)では、「テラリンク」や潤滑油を含有した「ガンプラ」などエンジニアリングプラスチック製品を製造しています。「テラリンク」や「ガンプラ」は、通常のプラスチック樹脂に比べて、摩耗しにくく、滑り性や耐熱性が良好なため、自動車、エアコン、ビデオカメラ、携帯電話等の部品に採用されています。
このたび産業用ロボット向けに採用された「テラリンク」のギヤは、プラスチック樹脂に電子線を照射し架橋(※1)させることで、ギヤの耐熱性、疲労強度(※2)、クリープ特性(※3)といった耐久特性を向上させることに成功しています。その耐久性は、これまで耐摩耗性、疲労強度に優れ、代表的なプラスチック樹脂ギヤの材料として用いられてきたポリアセタール製のギヤより優れていたため(表参照)、この実績が評価され、このたび産業用ロボット向けのギヤとして採用されました。
住友電工ファインポリマー(株)はこれからも、より耐久性や強度に優れたギヤ、およびその材料開発に取り組みます。
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