電線と言えば銅を思い浮かべると思いますが、鉄塔に張られる架空線には軽さの点からアルミニウムが利用され、当社は古くからアルミニウム関連技術を蓄積してきました。
現在は、環境・エネルギーの観点からさまざまな分野での軽量化が求められており、アルミニウムが改めて注目されています。 |
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アルミニウムの特長
アルミニウムの一番の特長は「軽いうえに丈夫」なところです。また、リサイクルできる資源として、環境に優しい点が近年注目を集めています。他にもさまざまな長所があり、これらの特長を生かして、今や私たちの暮らしになくてはならない存在になっています。 |
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軽い |
強い |
耐食性がよい |
加工性がよい |
電気をよく通す |
磁気を帯びない |
熱をよく伝える |
低温に強い |
光や熱を反射する |
美しく表面処理 がしやすい |
毒性がない |
鋳造しやすい |
接合しやすい |
真空特性がよい |
再生しやすい |
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住友電工とアルミニウムの歴史
アルミニウム線材はアルミニウム電線や各種アルミニウム合金線の素材として用いられています。成分調整された溶湯を無限長のキャストバー※に鋳造し、そのまま圧延して直接線材を作る連続鋳造圧延法(CCR法:Continuous Casting & Rolling法)が1960年代に開発され、主に電線用として実用化されました。 |
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当社においては、1973年に連続鋳造圧延設備(写真)を設置し、電線用途を中心とした純アルミニウム系線材を製造してきました。その後、自動車部品・自転車部品・OA機器部品・溶接等の用途に用いられているアルミニム合金線材のための設備開発・技術開発を行い、現在では各種のアルミニウム合金について太径から細径までの線材をグループ会社の富山住友電工(株)で製造しています。 |
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※キャストバー:連続鋳造鋳片
住友電工グループの製品はどこで活躍しているの?
■アルミ合金線・棒
連続鋳造圧延法により、各種アルミ合金線を原料の溶解から一貫工程で製造しています。これらの製品は、電線用荒引線をはじめとして、自動車、自転車、電子部品等の鍛造用、切削用構造部材として幅広く採用されています。
■アルミ溶接線
当社のアルミ溶接材は、長年にわたり蓄積されたアルミ電線の製造技術をベースに、高度な線引加工技術と超音波洗浄などを取り入れた洗浄技術を駆使して製造され、ワイヤ表面の傷、酸化物、油脂、汚れなどを除去した高品質溶接ワイヤ、棒です。
■高純度アルミ線
表面状態に優れ、高い導電率を持つ高純度アルミニウム線は、アルミニウム電解コンデンサのリード端子の形成材料に利用することができます。 
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富山住友電工(株)のその他の製品
■電子リード線

エレクトロニクス製品を支える各種電子部品のリード線は、プロセスコンピュータ化された最新の電気めっき技術で生産された高品質な製品です。各種コネクター、トランス、管球ダイオードなど多岐にわたる電子部品のリード線や、耐熱電線として高い評価をいただいています。 |
■金属多孔体(※1)セルメット
セルメットは三角柱状の骨格が3次元に連なった、連続気孔を持つ金属多孔体です。金属粉末や金属繊維を焼結した多孔体に比べて遙かに大きな気孔率(※2)(最大98%まで)を持っています。ニッケル水素電池等のアルカリ蓄電池極板や、工業用脱臭触媒の担体などに採用されています。 |
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※1金属多孔体
小さい気孔が無数に空いている金属材料。軽量、通気性に優れるなどの多孔質としての特長と、高強度、高熱伝導性などの金属としての特長を併せ持つ
※2気孔率
多孔体において、見かけ体積に対して孔(空間)が占める体積の割合を百分率で表したもの |
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ちょっと小話

第3回「ものづくり日本大賞」において、当社は山陽特殊製鋼(株)と共同で開発した「超高圧架空送電線用のインバー合金線」で優秀賞を受賞しました。本受賞は、電力インフラ整備コストと資源の節約に貢献したこと、および最先端の材料としてヨーロッパや東南アジアで本製品が大量採用されたことが評価されました。富山住友電工(株)の超耐熱アルミ合金線はインバー合金線と一緒に撚り合せ、増容量架空送電線として使用されています。 |
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・「セルメット」は、富山住友電工(株)の登録商標です。 |
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