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広報誌 SEI WORLD 2010年

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SEI WORLD 2010年 02月号(vol. 389)

住友電工グループの技能五輪

社長 松本正義

  いよいよ、バンクーバー冬季オリンピック・パラリンピックの開幕が迫ってきました。スポーツをこよなく愛 する私としては、大変楽しみであり、記録もさることながら、人々の記憶に残るプレーを期待してやみません。選手の皆さんにとっては、4年に一度の大舞台で、そのプレッシャーは計り知れませんが、これまでの鍛錬の成果を遺憾なく発揮して欲しいものです。

  実は住友電工グループにも、世界一を目指す「技」のアスリート達が集結する「五輪」があります。当社グループは、世界30数ヵ国で事業を展開し、約13万人の従業員を擁するワイヤーハーネスのグローバルサプライヤーです。グループ会社の住友電装(株)が開催する「ワイヤーハーネス技能五輪」は、予選を勝ち抜き、世界中の工場から選抜された選手が技能のスピードと品質を競います。昨年は世界的な新型インフルエンザの流行により開催を見送りましたが、2008年は15カ国から31社、93名が参加し、スポーツ競技さながらの緊張感と興奮のなか、熱戦が繰り広げられました。

  住友電装(株)は、全世界で同じ最高品質の製品をお客様に納入するために「ピカピカ運動」を推進、その取り組みの一つが「G-STARS」と「ワイヤーハーネス技能五輪」です。「G-STARS」は、製造の基本スキルを共通のツールで訓練・評価する技能育成システムで、世界各工場の代表選手が、これをベースに磨き上げた技を披露、競い合う場が技能五輪です。

  技能五輪への出場という目標が、各工場、各人のスキルや向上心を飛躍させるとともに、世界各国から多様な人々が集まり、同じグループの仲間としてコミュニケーションを深め、お互いの文化を理解し、協力関係を築く良い機会になっています。

  今起こりつつある大きな構造変化、パラダイムシフトを乗り越え、持続的な発展、成長のためには、私達一人一人が生み出すアウトプットを質、量の両面で高めていく必要があります。「事業は人なり」と言われますが、企業競争力の源泉である人材については、今後も不断の創意工夫により育成に努めたいと思います。

 

社長 松本正義

 
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