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広報誌 SEI WORLD 2010年

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SEI WORLD 2010年 05月号(vol. 392)

万博雑感

社長 松本正義

  初めて中国の大地を踏んだのは80年代前半になります。以降、数え切れない程訪問していることもあり、現在に至るまでの中国の発展は、巷間で伝わる以上に実感しています。

  当社グループは、1977年に中国への足掛かりとして香港に駐在員事務所を開設し、その後90年代から進出を加速し、現在では70社を超えるグループ会社が事業を展開しています。

  その中国で、いよいよ五月から半年にわたって、「城市、生活更美好(より良い都市、より良い生活)」をテーマに、上海国際博覧会(上海万博)が開催されます。報道では、入場者数は7千万人とも1億人とも言われ、いずれにせよ大阪万博の6千4百万人を抜き、過去最高が見込まれるとのこと。

  一方日本では、大阪万博から40年を迎え、鉄鋼館を改修した「EXPO’70パビリオン」での資料展示、当時のコンパニオンのユニフォームの展示や太陽の塔の点灯など、様々なイベントが行われており、折からの昭和ノスタルジーブームもあり、賑わっている様子。

  大阪万博で展示された携帯電話・TV電話、電波時計などは既に実用化され、リニアモーターカーの実現も近づいています。当社においても、自動車館の展示物として開発した「交通ゲーム」が、ITS(Intelligent Transport Systems)事業発展の一つの契機となりました。

  そう言う意味では、万博で示された近未来の生活像を広く社会が共有し、企業はもとより社会全体でその実現を目指してきたとも言えるのではないでしょうか。

  上海万博では、どのような未来予想図が披露されるのか、非常に楽しみです。

 

社長 松本正義

 
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