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広報誌 SEI WORLD 2010年

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SEI WORLD 2010年 07月号(vol. 394)

ブラジルを訪問して

社長 松本正義

  先日、IWCC(※1)合同国際会議(産銅、製錬会社と銅加工業社との合同会議)に出席するためにブラジルを訪問しました。折角の機会を利用して、リオデジャネイロでの会議にあわせて、サンパウロ近郊にある当社グループ会社へも足を伸ばしました。

  皆さまご存じのように南米大陸最大の国土を持つブラジルは、人口2億人、鉄鉱石などの資源も豊富な一方、農業大国でもあり、近年サトウキビによるバイオエタノールの生産も盛んです。リーマンショック後の世界経済危機も乗り切り、2014年のサッカー・ワールドカップ、2016年のオリンピックと国際的イベントの開催も決まるなど、ますますその存在感を増しています。実際、リオデジャネイロ、サンパウロの街も、日の出の勢いに包まれていました。

  当社グループは、1978年に二輪車用ワイヤーハーネスの生産のためにブラジルに進出、高インフレが続いた80~90年代には苦労が多かったようです。その後、ブラジルは、2001年頃よりBRICsと称され、新興経済国の一角として注目を集め、2009年には自動車販売台数は300万台を突破、中米日独に次ぐ世界第5位、数年後には500万台もという大市場に成長、隔世の感があります。

 

SDB社幹部と

  今回訪ねたSDB社(※2)は、四輪・二輪車用ワイヤーハーネスの製造販売会社で、従業員2400名、ブラジル国内に6拠点を展開しています。ワイヤーハーネスの生産を担う住友電装グループでは、ピカピカの心、ピカピカのスキル、ピカピカの設備、ピカピカの作業環境がそろって初めて、ピカピカの製品ができるとの考えのもと「ピカピカ運動」を全世界で展開、SDB社の工場もピカピカで、その浸透ぶりが確認できました。

  30数年前、私がアメリカ・シカゴに駐在していた頃は、日本とのコミュニケーションに苦労したものです。インターネットをはじめとする情報通信技術の発展により、格段に現地との距離感が縮まりました。しかしながら、今回計24時間も飛行機に費やしましたが、やはり受けるインパクトは鮮烈で、改めて「三現主義」の重要性を実感した次第です。

 

社長 松本正義

※1International Wrought Copper Council:国際銅加工業者協議会
※2Sumidenso do Brasil Industrias Eletricas Ltda.

 
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