(社)低温工学・超電導学会では、低温工学に関する学術および技術に関して優秀な研究者、技術者に対して表彰を行っています。
このたび、当社のビスマス系超電導線材の工業製品化への取り組みに対して業績賞(工業技術貢献)をBi系超電導線材開発チーム(代表者:超電導・エネルギー技術開発部 林和彦、小林慎一、綾井直樹、山崎浩平、菊地昌志)が、学術・技術貢献の顕著な35歳以下の若手研究者・技術者として奨励賞を大屋正義(超電導・エネルギー技術開発部)が受賞しました。
本受賞は、当社の長年にわたる高温超電導分野の取り組みが高く評価されたもので、特に業績賞(工業技術貢献)については、加圧焼成法を初めとする画期的なプロセス開発により工業製品化を実現して、世界の各種超電導応用製品開発の進展に貢献した業績が評価されたものです。
本年は、超電導現象の発見から100年、高温超電導の発見から数えても25年の佳節です。この意義ある年に伝統ある低温工学・超電導学会の褒賞を受けたことを励みに、本年を高温超電導の実用化元年とすべく、製品化に努めていきます。 |