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広報誌 SEI WORLD 2013年

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SEI WORLD 2013年 10月号(vol. 433)

[今月のグループ会社紹介]SEBN

  Sumitomo Electric Bordnetze GmbH(略称SEBN)の歴史は、フォルクスワーゲン(以下VW)グループへのビジネス参入のため、VWの関係会社であり、VWグループ向けワイヤーハーネスの開発・製造をおこなっていたVolkswagen Bordnetze社を、住友電工グループが2006年に買収したことから始まりました。以降、VWグループの拡大に追随する形で成長を続け、現在では、東欧・北アフリカ・メキシコ・中国・ロシアに計12の子会社があり、各地域にて、VWグループに対するワイヤーハーネスの製造・納入をおこなっています。

【レポーター】経理・企画部門  小林 宏慈

低迷し厳しい状況の欧州自動車需要のなか、17VISIONの達成に向け奮闘するドイツSEBNからのレポートです。

【レポーター】
経理・企画部門
小林 宏慈

 

SEBNグループの経理・企画を担当、現地スタッフとともにさまざまな仕事にチャレンジ

  SEBNドイツ本社は、VWの本社工場が位置するウォルフスブルクにあり、営業、購買、開発などの機能を有しています。

  私は2012年5月に経理企画部門の一員として赴任しました。おもにSEBNグループ全体の月次業績管理、事業計画の立案、J-SOXを担当しています。上記の業務はドイツ人スタッフとともにおこないますが、お互い英語は母国語でないため、話し合いの際には、お互いが完全に理解したと感じるまで何回も質問と確認を繰り返し、理解のすれ違いを防ぐように気をつけています。また、よりよいコミュニケーションのため、ドイツ語に関しても現在勉強中です。欧州の自動車需要は、依然低迷を続けており、今後もしばらくは厳しい状況が予測されますが、ドイツ人スタッフとともに17VISIONの達成に向けて、現在の業務の枠にとらわれず、さまざまな仕事にチャレンジしていきたいと思います。

SEBN 新社屋

  ドイツ本社は、今年の12月に現在の事務所から新社屋へ移転することが決定しています。新本社にはほかの住友電工グループ会社も合流することから、一丸となってVWグループに対応することで今後ますます住友電工グループのプレゼンス拡大をめざします。

 

SEBN 経理企画部門のみなさん

 
■現地スタッフの紹介

Henning von dem Hagen(ヘニング フォン デム ハーゲン)

Henning von dem Hagen(ヘニング フォン デム ハーゲン)

  こんにちはみなさん! 私は、前身の会社から数えて計16年間SEBNで働いています。最初は生産技術者として仕事を始め、以降、品質管理部、開発部、メキシコ工場などの立ち上げに参画し、現在は、ドイツ本社の生産技術部の部長をしています。仕事を通じて世界中のスタッフと知り合えることをとてもうれしく感じています。

  プライベートでは、家族・友人と過ごすのが好きで、趣味のバンドではベースを担当しています。

Dr.Christian Schiffling(クリスティアン シフリング)

Dr.Christian Schiffling(クリスティアン シフリング)

  グーテンターク(こんにちは)、私は2008年からドイツ本社にて働き始めました。現在、3人の同僚とともに、J-SOXや内部監査に関する業務をおこなっています。この業務は、企業の中でもとても重要なため、やりがいを感じています。

  プライベートでは、日本文化や食べ物が好きなこともあり、日本人会に加入しています。就業後と週末には、スポーツやギターを楽しみ、また料理作りも私の好きな時間の一つです。

 
【現地レビュー】伝統的な街並みのブラウンシュバイク

地元サッカーチームが1部リーグへ

ライオンの町 ブラウンシュバイク

  現在、私の住むブラウンシュバイクは、SEBN本社のあるウォルフスブルクから南西に25kmの所にある人口約25万人の町です。市内には、町のシンボルであるライオン像をはじめ、伝統的な建物や教会が多くあり、町を散歩するだけで、観光気分を味わえます。またブラウンシュバイクには、Eintracht Braunschweigという地元サッカーチームがあり、今年の4月、そのチームが29年ぶりにブンデスリーガ(サッカーリーグ)の1部リーグに昇格することが決まりました。このビッグニュースに町中が興奮に包まれており、8月から始まる次のシーズンが早くも楽しみです。

日曜はショッピングモールも閑散

日曜日は安息日

  ドイツでは、キリスト教の安息日を忠実に守っていることから、基本的に毎週日曜日は、飲食店、駅・空港内の商店やガソリンスタンドをのぞき、すべてのお店が閉まってしまいます。日本人の感覚で考えるとちょっと不便に思うかもしれませんが、家でのんびりくつろぐ、公園を散歩する、周辺の観光名所を訪れるなど、ドイツ人もゆったりとした休日を楽しんでいるようです。

お祭り風景

お祭り好きのドイツ人

  ブラウンシュバイク市内では、比較的頻繁にお祭りが開催されており、屋台で焼きソーセージやビールを楽しむドイツ人が数多く見られます。特に謝肉祭のカーニバルでは、沢山の仮装者が町を埋め尽くし、多くの山車(トラクターを改造したもの)が市内を巡ります。ドイツでもお祭りを楽しむ姿は日本と変わりません。

 

VW 本社工場

 

古城跡がショッピングモールに

 
         
  カーニバル(謝肉祭)   町を興したハインリヒ獅子公の象徴「ライオン像」  

会社概要

SEBN

名称 Sumitomo Electric Bordnetze GmbH
設立年月 2006年3月
事業内容 自動車用ワイヤーハーネスの開発・製造・販売
代 表 者 小野 康正
従業員数 22,333人(2013年8月末現在)
日本人駐在員数 13人(含、トレーニー1名)
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