ケーブル活線下絶縁自動監視装置(OLCM)
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据置自動型 AOLCM

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全自動型のケーブル活線下絶縁監視装置です。
Automatic OLCM の頭文字をとって AOLCM (エィオーエルシーエム) と称しています。

AOLCMの装置構成

AOLCMは、図20に示すような次の装置・機器で構成されます。

図20

図20: AOLCMの機器構成図

  • 中央監視装置
  • 中央監視装置は、絶縁自動測定装置を制御して各絶縁抵抗を測定し、測定結果をハードディスクに保存し 効率的な絶縁監視や傾向管理に用います。また測定結果によって警報を発します。

  • 据置型絶縁自動測定装置
  • 据置型絶縁自動測定装置は、中央監視装置からの制御によって母線系統や測定対象ケーブルを切り替え、 各絶縁抵抗の測定を行い結果を中央監視装置へ送信します。

  • GTR/EVT中性点接地箱
  • 測定系統内の全てのGTR/EVT中性点に適用し、OLCMの測定信号を重畳する機構または測定信号を保持するため中性点を コンデンサ接地にする機構を内蔵します。
    詳細は、[OLCM概要]-[OLCMの測定回路]のページをご参照下さい。

AOLCMの機能

AOLCMは次の機能を持ちます。

  • 自動測定機能
  • 毎日一回定時刻に、全自動で登録全回線を順次測定します。これを自動測定といいます。
    自動測定の開始時刻は、中央監視装置で自由に設定できます。
    自動測定の測定結果は中央監視装置内ハードディスクに自動保存されます。データの保存期間は無期限です。

  • 選択測定機能
  • 自動測定で毎日一回測定する以外に、特に中央監視装置の操作によって特定のケーブルを必要な組み合わせで 必要な回数、測定することが可能です。これを選択測定といいます。
    選択測定の測定結果は、自動測定結果とは別に中央監視装置内ハードディスクに自動保存されます。 データの保存期間はケーブル回線毎に過去100回測定分です。

  • 測定結果管理機能
  • 自動測定の測定結果を、絶縁監視の傾向管理や統計処理に用いるための管理画面を用意しています。
    管理画面には、各種一覧表示やグラフ表示、統計表や統計グラフのそれぞれ画面表示や印刷機能があります。
    また選択測定の測定結果も、一覧表示にて測定履歴の傾向管理に用いることが可能です。
    管理画面の一部を、[OLCM概要]-[測定結果と判定基準] のページに 画面及び印刷イメージとして例示しています。

  • 警報出力機能
  • 自動測定の測定結果が判定基準の条件を満たした時に、警報を発してケーブルの不良を知らせることができます。
    また装置に異常が発生し正常な測定ができなくなった時にも、警報を発して異常を知らせることができます。

  • 遠隔監視機能
  • 中央監視装置とネットワークで接続された遠隔地の端末(子機)から遠隔監視を行うことが可能です。
    子機からは上述の測定結果管理機能を実行することができます。

 

装置外観

 

各装置の例を写真1~写真3に示します。クリックすると拡大図が表示されます。
注) 装置写真は一例です。お客様の設備構成により装置をカスタマイズいたします。

AOLCM中央監視装置
AOLCM自動測定装置外観 AOLCM自動測定装置内部

測定範囲

AOLCMの測定範囲を図21に示します。

測定項目

測定範囲

 系統絶縁抵抗

 非接地系

2kΩ ~ 20MΩ

 抵抗接地系

4kΩ ~ 5MΩ

 絶縁層絶縁抵抗

10MΩ ~ 10000MΩ

 防食層絶縁抵抗

0kΩ ~ 10MΩ

 遮へい導通抵抗

0Ω ~ 1kΩ

図21: AOLCMの測定範囲

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