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ポアフロン精密濾過膜モジュール

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導入事例1 台湾電子産業業界での排水再利用

背景

台湾では雨が少ないことによる水不足が深刻化しており、大規模工場や新設工場では、工場から排出される排水の85%以上を回収リサイクルするように義務付けられています。
新設工場の代表格である電子産業では、生産量が増えるに従い排水量が増大するとともに工業用水の使用量も大きくなってきており、その費用も大きな負担になってきています。また、この回収率規制に適応できない場合には罰金や操業停止等の処罰が与えられ、各企業では排水を再利用するための処理が必須になっています。

目的

生産を続けるためには工業用水を確保しなければなりませんが、その工業用水を得るためには自分の工場から出た排水を再利用しなければ罰則が与えられます。しかし、排水を工業用水として再利用できるようにするには、一定以上の水質を維持する必要があり、そのために新たに排水処理設備を導入しなければならなくなりました。

課題

大量の排水を限られたスペースで処理しなければなりません。また、再利用可能な高水質な処理水を得る必要があります。この2点を満足するために膜分離方式を導入することは決まっていましたが、工場排水は生産状況に応じて排水成分が変動するため、安定した処理が可能なのか不安視されていました。特にCOD成分が大きく変動すると膜分離に影響を与え、性能が不安定になると考えられていたため、より汚れに強く、安定した処理能力を持つ膜を選定することが課題でありました。

効果

現地にてフィールドテストを行い、処理水の水質、運転性能、電気消費量等の評価を長期間受け、それらの結果が従来方式や他社膜と比較して優れていたことから当社製品が採用されました。実設備での稼働後も、運転性、水質の両面で安定した性能を示し、確実なリサイクルを可能にしました。その結果、85%以上の回収率、工業用水費用の削減を確保することができました。

  原水 処理水
COD(mg/L) 155~2100
(平均)1280
9~40
(平均)17
SDI   < 3
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