2016年12月28日 16:00 仕事納めにあたり

激動の1年が終わろうとしています。

今年は、干支でいうと丙申(ひのえ・さる)の年でした。
一説によると、いずれの漢字にも「盛ん、伸びる」という意味があり、「成長発展する年」とのこと。確かに、連日のメダル獲得に沸いたリオ五輪、イチロー選手の日米通算最多安打、北海道新幹線の開業など、「盛ん、伸びる」話題がありました。

一方で、熊本地震、台風10号、さらには先日の糸魚川の大火など、大きな災害が発生した年でもありました。この場をお借りして、あらためて被災された皆様にお見舞い申し上げます。

海外に目を転じますと、今後の動向が注視されるBrexitや米国大統領選挙が行われました。また、本年も痛ましいテロ事件や内戦は止まず、世界の安寧が「盛ん」になってくれると良いのですが。

さて、来年はどのような年になるのでしょうか。あらゆる局面でグローバリゼーションが進展し、一方でそれに反する動きが顕在化した本年、本当に不透明で、不確実な時代に入ったものだと実感します。
来年も引き続きSEQCDD*を鍛えて、少々のことではビクともしない企業体質を作り上げ、この不透明、不確実な時代を乗り切っていきたいと思います。

ともあれ、皆様には本年もご指導ご鞭撻を賜り有り難うございました。
風邪なども流行しているようですので、くれぐれも健康には留意され、素晴らしい新年を迎えられることをお祈りしております。

* S (安全)、E (環境)、Q (品質)、C (コスト)、D (物流・納期)、D (研究開発)

2016年12月02日 16:00 中国主管者会議

先月は、米州主管者会議をシリコンバレー(カリフォルニア)で開催し、グローバル化の着実な歩みを確信いたしました。今回は、昨年に引き続き、中国主管者会議を広東省恵州市にて開催しましたので出席してきました。

主管者会議の出席者とともに
主管者会議の出席者とともに

台湾、香港からも参加者を得て、52社の主管者が一堂に会し、中国市場で抱える共通の問題点とその解決策について、アクションラーニング最終報告のプレゼンテーションがありました。質疑応答もあり、大変熱のこもった発表となりました。内容は詳細にわたり、会議時間も延長となるほどでした。

人事シナジー、継続的発展のベースとなる付加価値、市場開拓ブランド力の向上など、各社の共通点、問題点が明らかとなり、本社と密なる連携をとりながら、具体的な対応策をとることにしました。

地理的、文化的に異なるアメリカとの共通点も多く感ぜられ、確かにグローバル化は進展していることを参加者全員が確認した次第です。

主管者会議のあとに訪問した住友電工電子製品(深玔)有限公司のみなさんと
主管者会議のあとに訪問した住友電工電子製品(深玔)有限公司のみなさんと

2016年11月16日 16:00 SiCパワー半導体デバイス量産開発ライン

昨年11月より、茨城県つくば市にあるTIA パワーエレクトロニクス研究拠点に構築を進めていた、シリコンカーバイド(SiC)パワー半導体デバイスの量産開発を可能とする新ラインがこのたび完成し、その竣工式に出席しました。

このラインは、国立研究開発法人産業技術総合研究所と当社が相互に協力してつくったもので、基礎研究から一歩進め、世界最先端・最速のSiCパワー半導体の量産技術、信頼性評価技術、品質評価技術を開発することになります。6インチ級の大型ウエハーのプロセスを実現したオープンイノベーション拠点としては、世界初となります。

わたしは、かねてから、エネルギーロスを低減し、省エネルギーや環境負荷低減に大きく貢献する、SiCの技術に着目しており、超電導の技術とともに、当社の開発・事業化戦略上、非常に重要なものと位置づけています。

また、かつて産総研の監事をしていたときから、企業との相互補完の関係性が有効だと考えていましたので、今後、しっかりと連携・協力しながら、本ラインがSiCパワー半導体の実用化・本格普及に向けて、重要なマイルストーンとなるようしっかりと研究開発を進めていきたいと思います。

  • 産総研・中鉢理事長と
    産総研・中鉢理事長と
  • 関係者のみなさんとともに
    関係者のみなさんとともに

2016年11月02日 14:00 第2四半期決算について

11月1日に、本年度の第2四半期決算を公表しました。

この上期は、海外を中心に自動車用ワイヤーハーネスや光ファイバ、光・電子デバイスの需要は堅調でしたが、携帯機器用FPCの需要減少、急速な円高の進行や銅価格の下落の影響が大きく、売上高、営業利益、経常利益は前年同期比ではそれぞれ減少しました。一方、親会社株主に帰属する四半期純利益は、業績が回復した子会社で繰延税金資産が計上できるようなったことなどにより法人税等が減少し、前年同期比増益となりました。
なお、前年同期比での売上高への円高及び銅価格下落の影響が約△1,600億円、営業利益への円高による影響が約△150億円あり、この影響を除けば増収増益となっていたわけですが。

2016年度の通期業績予想につきましては、売上高2.8兆円、営業利益1,250億円、経常利益1,500億円、親会社株主に帰属する当期純利益850億円と、自動車や情報通信などFPC以外の事業は概ね堅調ながら、円高、銅価格下落、FPCでの減収減益による影響が大きく、年初公表を下方修正しました。
2016年度の年間配当金につきましては、期末配当金18円を含め、年初公表通り、前年同期と同じく1株当たり35円とさせて頂く予定です。

下期も不透明な状況が続きそうですが、メーカーの基本であるSEQCDD*を徹底的に強化し、外部環境変化にも左右されない強靭な企業体質づくりに取り組むべし、と社内に徹底する所存です。

* S (安全)、E (環境)、Q (品質)、C (コスト)、D (物流・納期)、D (研究開発)のこと。

2016年度(平成29年3月期)第2四半期決算短信 [PDF:500KB]

2016年11月01日 17:00 第6回 大阪マラソン

私は、第2回大会より大阪マラソン組織委員会会長を仰せつかっておりますが、先週10月30日(日)開催の第6回大阪マラソンに参加してきました。強風の前日から一転、当日は秋晴れの絶好のマラソン日和となり、大阪城公園前から8時55分に車いすマラソンが、9時にはマラソン・チャレンジランがスタート、浪速の街へ約3万2,000のランナーが駆け出していきました。

全員のスタートを見送った後、先回りしてランナーの皆さんをフィニッシュ地点で迎えます。まず、車いすマラソンの部の伊藤尚弘選手が1時間35分あまりでゴール。マラソン男子の部は、ガンドゥ・ベンジャミン選手(ケニア)が、マラソン女子の部は、坂本喜子選手がともに初優勝の栄冠を手に。マラソン女子は日本人選手による表彰台独占、男子も2位と3位を占めるなど、日本人選手の健闘が光った大会でもありました。

また、海外からは昨年を超える過去最高の約4,000名のランナーが参加された模様で、年々、国際色豊かな大会になっています。ちなみに当社の米国グループ会社からもフレッドさんが抽選を突破、見事完走を果たしました。

大阪マラソンは、ランナー、約1万名のボランティアやスタッフの皆さん、そして130万人を超える沿道で応援して下さる皆さんに支えられ、すっかり大阪を代表する秋の風物詩として定着したように思います。また、大きな特徴である「チャリティ プログラム」では、大会前の時点で、1億3,000万円余りの寄付を頂きました。こちらもチャリティの芽が毎年育ってきており、社会貢献のトップランナーでありたいと思います。

そんなこんなを諸々合わせて、この場を借りて、皆様に厚く御礼申し上げます。

ゴール直後、完走を祝し、がっちり握手
ゴール直後、完走を祝し、がっちり握手
完走した当社の社員・ご家族と
完走した当社の社員・ご家族と

住友電気工業(株)社長 松本正義

1944年生まれ、兵庫県出身。
1967年住友電工入社。中部支社長、常務取締役、専務取締役を経て2004年6月社長就任。
趣味はジョギング、読書、絵画鑑賞など。中学時代は野球、高校では柔道、大学では陸上競技のやり投げ選手としてインターカレッジ出場経験もある。

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