2007年08月28日 10:33
ポジションオブリゲーション
松本です。
ポジションオブリゲーション(Position Obligation)という言葉を聞いたことがあるでしょうか?
たぶん、皆さん聞いたことが無いはずです、わたしの造語ですから・・・
今回は、その内容をかいつまんで説明いたします。
会社の取締役には、「経営判断の原則」がおのずから定まっており、意思決定や事実認識について、原則を満たしたことを確認してから、経営判断を行わなければ、あとになって責任を問われる可能性があります。
しかし、それは取締役が注意を払うべき事としては最低限のものであり、それだけを守っているだけでは、失格であります。
経営を司るものとしてとしては、企業価値を高めるために、より幅広く思考し、決断し、計画し、行動し、そして結果について責任を負う必要があります。これがポジションオブリゲーションの考え方です。
意思決定の過程において何ら落ち度がなく全て「経営判断の原則」に基づいて経営行為がなされたとしても、結果として大きな損失を与えたとなると、それなりの責任を自らとらなければなりません。潜在的な責任を取締役は常に背負っていると認識しつつも経営を誠心誠意、正々堂々の精神で粛々と実践していく姿に美しさがあると思っています。
これは経営者だけのことではなく、それぞれの立場上での業務遂行の際にも考慮すべき事であります。
その時に与えられた資源を用いて、最大限の努力をすることは、社員一人一人にとって当然の義務すなわちポジションオブリゲーションであり、最終的には結果責任が問われるのもやむをえないことであると考えています。
このようなコンセプトは、当たり前のことと考えている多くの方々がおられることとも承知しております。いざ現実のこととなりますと、要因が複雑化し判断が難しく、責任問題はそう簡単に割り切っていけないことも事実であります。経営するものにとって、原則論として明確に意識して経営に当たっていくことが重要であり、敢えて自戒の意味も込めてコメントした次第です。
松本正義|
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コメント一覧 (1)
1経営遂行に美しさ(美学)を求める松本社長のお考え方と態度を
素晴らしく思います。 一社員として信頼しております。
以上
投稿者:93入社社員 | 2007年09月08日 02:20