2007年11月13日 08:54
見事なプレゼンテーション
唐突な話でありますが、先日、ある米国の会社(名前は秘しますが、きっと皆さんご存じの会社)の幹部が来訪され、同社のトップ自らにより、わたしも含めて当社の関係する部門のメンバーに対して、滔々と自社PRをしてもらいましたが、その見事なこと!
パワーポイントを使ったビジュアルに訴えるプレゼンテーションには、昨今それだけで驚くようなことはありませんが、そのスタイルといい、見やすさ、過不足無い説明とテンポの良さ、そして何よりも訴えかけるトップ自らの語り口そのものが魅力的で、時間の経つのを忘れて聞き入ってしまいました。
内容はIR(投資家)向けに作成したものを若干リバイスしたのだろうと思いますが、明らかに専門家が作成したもので、高度なテクニックも相当に使っているようでありました。社内のIRセクション等の専門チームが業者を使って作成したのでしょうが、米国でのこういったプレゼンテーションに対する力の入れ方は、大統領の一挙手一投足や大統領選挙の候補者を見ていても、日本にいる我々とは比較にならないレベルであり、大学等で専攻してそういうプレゼン業界の人気企業に就職する優秀な人が多いというのもむべなるかなという気がします。
こういう素晴らしいものを見せてもらいますと、今後のトップの条件には、プレゼンテーション能力が必須であるし、SEI universityの教育の一環として、全社員のプレゼンテーション能力に磨きを掛ける必要があるかも知れませんね。
ただ、その後の話もありまして、プレゼンが終わった後に、「研究部門の活性化が当社では重要なテーマであり、いろいろな施策を実施しているが、なかなか効果が見えてこない。そちらではどうか?」と質問したところ、「それは我が社でも重要な課題であり、有効な対策が無いのが実情だ、よい方法があったら教えて欲しい」と。
「事業はプレゼンテーション通りにはいかない。実態は少しちがうな。」との言、お互いに顔を見合わせて苦笑した次第。
松本正義|
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コメント一覧 (2)
1プレゼンテーションは司会の段取りや出席者の顔ぶれ、場内の雰囲気といった、内容以外の周辺部分を通して、その会社の本当の業容や考え方がむしろリアルに伝わってしまうと平素から感じています。御社のIR資料などを拝見して、余分な語りや演出を嫌う、という印象を勝手に受けていますが、ときに欧米企業ばりのサプライズ演出があると新鮮かもしれませんね。御社らしくない、と逆に批判されてしまうでしょうか?
投稿者:匿名 | 2007年11月21日 11:10
全く同感ですね。ある意味で内容そのものはどの会社も吟味しているでしょうし、その内容がお粗末というのでは論外でしょう。
先日の見事なプレゼンテーションは、そういった意味ではトータルバランスが非常に優れており、パワーポイントの見せ方そのものにも創意工夫がなされていたということは申し上げました。
当社のプレゼンテーションについて言えば、専門家のアドバイスは受けているものの、まだまだ改善の余地はあるかも知れません。今後の課題ですね、是非とも忌憚のないご意見をお願いします。
ただ、サプライズ演出というのは・・・これも今後の課題ということにさせて下さい。
投稿者:松本正義 | 2007年11月22日 12:23