2007年12月28日 10:03
皆さま良いお年を
松本です。
7月から始めたこのブログも、なんとか年末まで続きました。
結構心待ちに読んで下さっている方も多いようで感謝します。
事務局に聞いたところ、住友電工のホームページが、この間に大ざっぱに言うとヒット数が20万回/月くらい増加したそうですが、いろいろ増加要因のある中でもこのブログの力は大きいですと・・・
どこまで本当か内輪の話ですからわかりませんが、それでもいろいろな方から「あれ読んでますよ」と言われて驚いたこともあり、情報化社会の進展の中で、主にグループ社員向けと言いながらも、情報発信の役割は一定果たすことができたかなと喜んでいます。
わたしは明日からお休みを頂き、新年は4日からスタート致します。
ブログもその間はお休みして、いろいろ当社グループの方針や戦略を考え、幹部への要望等もじっくり練る有意義な年末年始にしたいと思います。
皆さまも、どうか良いお年をお迎え下さい。
松本正義|
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2007年12月25日 13:11
カレンダー
年末押し迫ってきましたが、皆さん新年に向けての準備にご多忙のことと思います。職場では仕事の棚卸し、そして家庭では大掃除、心も新たに清々しく新年を迎えたいものです。
日本独特の風習ということではなく、年末に世界中で行われる大きな仕事の一つが、カレンダーの掛け替えでしょうか。我々の会社も事業が多岐に亘っており、グローバル化していることも手伝って、この時期は、様々なカレンダーを頂戴します。
社長室にも某社から頂戴したものが飾られていますが、時折目をやるとなんとも柔らかな雰囲気がありまして、私見ですが特に日本企業のカレンダーは他国に比べて質量ともに凌ぐものがあるのではないかなと思っています。
住友電工でも、長年に亘ってカレンダーをお客様向けに製作していますが、最近はスタイルも安定しており、環境に優しいエコカレンダーであるとともに、どのような用途にも使いやすい二つ折りのカレンダーとしています。
毎年、優れた作品を生み出している日本人画家、美術家を紹介していますが、本年は藤本聡さんというイラストレーターが、和紙という日本独自の素材を使用した「和紙アート」作品を12枚、各月にふさわしいものを選んでいます。
透過性のある和紙を使って、日本各地の風景を描いた作品ですが、透明感のある作品からは、本当に光が感じられるかのように感じますが如何でしょう。
自画自賛で恐縮ですが、比較的評判が良く、心待ちにして下さっている方も多いようで、本当に有り難いことと感謝しています。
2008年のカレンダーには、住友電工グループの誇る独創的な新技術を活用しています。非常に細かい粒子にした「銀」、ナノ銀と呼んでいますが、そのナノ銀をカレンダーそのものにコーティングしています。バクテリアやウィルスといった微細生物の繁殖を顕著に妨げる効果が持続することになるのです。
銀の抗菌作用を生かしたカレンダーというのは、おそらく世界でも初めてではないかと思いますが、こういった画期的な製品をお届けできることを嬉しく思いますし、使って頂くお客様に喜んで頂けることを心から願っています。
松本正義|
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2007年12月20日 08:59
コンプライアンスの徹底(2)
コンプライアンスの徹底(1)で長々と他社の話を致しましたが、ひるがえって当社グループに関して言えばどうでしょうか。
前回のブログにて冒頭述べたように、わたしは、従来から様々な機会に、当社グループは住友の事業精神を具現する企業であり、そのためには高い企業倫理の保持が必要であると訴えて来ました。
それを常に聞いてきたグループ幹部も、当然のことながら自部門ではコンプライアンスの堅持を訴えるとともに、様々なかたちで社員にその実践を依頼していることと思います。
残念ながら、わたしが社長であったこの3年に限っても、広い意味でのコンプライアンス違反が、既に社内外で公になっています。勿論、本質的な意味で悪質なものは殆どありませんし、多くは過去には許されていた行為や、その結果に伴うものであります。
しかし、従来は容認され、ある意味で賞賛されていた企業行動が、一転社会的に許されない行為となることが当然である時代に、経営者として会社を切り回していくためには、コンプライアンスの徹底を常に心掛けなければならないということは是非とも念頭に置く必要があると考えています。
経営者の思いと裏腹に、実際の職場では、過去の慣習からこの位なら許されるだろうと、時勢の変遷を的確にとらえきれず、コンプライアンス問題を引き起こす可能性が常に存在すること、そして、組織のトップにとっては、自らの判断とは関係なく、コンプライアンス問題が起こった場合には、その責めを負わねばならないということ、その二点を銘記するようにグループ幹部に対しても伝えました。
よく言われることですが、コンプライアンス=遵法という考え方では不十分であり、もっと広い概念で自らを律することが大切であります。
そして、住友の事業精神には400年の昔からこの正しいコンプライアンスの精神が書き記されており、それに即して行動し判断すればよいと思っています。
改めて、コンプライアンス違反が行われていないか、自社での不正行為排除の徹底を呼びかけて、高い企業倫理の保持を、幹部を始め社員全員に再確認させました。
松本正義|
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2007年12月17日 10:17
雨の御堂筋
師走となり押し迫ると、いろいろ片付けることや準備することが多くなりますね。大阪の街もようやく冬支度と言った様相です。
12月にしては、やや暖かい日々が続いているようですし、ラニーニャ現象の影響か西日本は記録的小雨ということでありました。いわゆる地球温暖化現象による環境の変化がひしひしと現われているのかもしれませんが、非常に皮相的に見ると、寒さが厳しい方が景気には良いシグナルとなる可能性が高いと思いますので、本格的冬に向けて寒気の訪れを待ちたいと思います。
その、地球温暖化の問題については、また話す機会があるかも知れませんが、今回は以前にご紹介した淀屋橋の今の情景をご紹介しておきましょう。
さすがにイチョウ並木も相当にその葉を散らしており、丸裸になってしまった木も出始めていますね。全部で800本と言われるこのイチョウと御堂筋を見ると、計画時の関一市長(関市長の祖父)の卓越した大阪の将来像の描き方に畏敬の念を感じざるをえません。そして、戦時中に軍の供出からイチョウを守った大阪市民の誇りが伝わってきます。
当時の6m道路を一気に44mにまでに拡幅する事業がどれほど大変なものであったか、そして併せて、地下には地下鉄御堂筋線の梅田=心斎橋間が、東京銀座線に次いで日本で2番目の路線として開通しています。大阪の以降の発展は御堂筋計画なくしてはありえませんでした。
理想を掲げ粘り強く関係者に交渉したであろう当時の関係者に改めて敬意を表したいと思います。
大阪市長選が終わり、来春早々には大阪府知事選が行われます。平松新市長、新知事にも、大阪発展の礎となるような骨太で雄大なVISIONを是非とも描いて欲しいものであります。
この写真を撮った時には、まさしく「小ぬか雨」が降っておりました。昭和46年に欧陽菲菲さんが歌った名曲「雨の御堂筋」ではないですが、「いちょう並木は 枯葉をおとし 雨の舗道は 淋しく光る」というところですね。
松本正義|
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2007年12月13日 15:19
ボーナスの支給
この時期の日本は、ボーナスの支給。もう既に支給が終わっている会社も多いでしょうね。宮仕えも大変ではありますが、このときばかりはニコニコと明細を確認されている方も多いでしょう。
以前には、現金で支給されていましたから、中味を確認しながら、間違っても落とさないようにと、きょろきょろしながら家まで持ち帰ったりしたものです。
当日には社長メッセージ以外にも、上長から「余計なところに寄るんじゃないぞ、ボーナス落とすなよ」などと言われながら、悪友とネオン街に繰り出して、結果的に相当額を某所に寄進したようなことも今となっては懐かしい思い出です。
日本独特の文化かも知れませんが、正月に向けての餅代その他生活費の補填という意味はあるにせよ、やはりボーナスと聞くとわくわくしますし、思い切って欲しいものを買う、消費のチャンスと思われる方も多いのではないでしょうか。
本年の冬のボーナスは、日本経済新聞や日本経団連が行った調査によると、平均で昨年比1%弱増加したそうです。消費者物価指数の上昇が気になるところでもあり、賞与支給が景気浮揚に大きく繋がるかどうかは不明ですが、是非有意義に使って頂きたいと思っています。
わたしは、今回賞与支給に当たって、社員への社長メッセージには、
『12 VISION達成に向けたスタートの年として着実な前進を遂げた1年でした。これも一重に皆さんの弛まぬご努力の賜であり、ご家族を含めて大変なご苦労をお掛けしておりますが、社長として感謝申し上げます。今後とも一層のご協力・ご努力をお願いするとともに、楽しく健やかな新年を迎えられますことをお祈りします』
といった内容を書き記しました。社長としての本音でありますし、比較的好調な業績の中、ほっとしている部分があるのも事実です。
来年の見通しは、不透明感が非常に強く、舵取りにも苦労しそうな状況であるだけに、12 VISIONの達成に向けて気を緩めることなくグループ一丸となって目標達成への取り組みを強めて行きたいと思っています。
松本正義|
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2007年12月10日 10:17
コンプライアンスの徹底(1)
わたしは、グループや社内での会合で挨拶をする度に、しつこいほどに、コンプライアンスの徹底について、お願いしています。
最近のマスコミ報道を見ていると、よくこれだけ新たに問題が出てくるものだと感心するくらいに企業、それも名門企業の不祥事が続いています。
赤福、船場吉兆、NOVA、ニチアス、東洋ゴム、栗本鐵工所といった著名な企業で、考えられないような偽装が行われていることが発覚しています。NOVAは少々肌合いが違いワンマン経営者の暴走の末路のように報道されていますが、食品業界や、建材業界では、未だに過去の偽装事件が記憶に新しい中で、発覚した場合は、会社そのものがたち行かなくなる可能性があることを知っていながらの不祥事であります。
一例でありますが、「赤福」はお菓子としては名門中の名門、1707年創業の300年企業であり、その社是は「赤心慶福(せきしんけいふく)」。簡単にいうと、「真心をつくし、他人の幸せを喜ぶことで、自ら幸福になる」ということだそうです。
その素晴らしい社是を追求することが忘れられ、利益のみが追求された結果がこれであり、赤福餅の製造・販売は中止されたままになっていますが、たった一人の病人が出たわけでもないにもかかわらず、一旦地に落ちた信頼の回復は極めて厳しいものになってしまいました。
伝統ある企業として敬意を払っており、また「赤福餅」そのものの一ファンとしても真に残念な事件でありました。
その他の企業の建材の試験結果改竄についても、問題が起きたわけではないのですが、企業が行ってはならない偽装を行ったと厳しい責任追究がなされて、トップの進退問題にまでなった企業もあるのはご承知の通りです。
松本正義|
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2007年12月06日 14:23
IR説明会(2)
さて、IR説明会ですが、先日プレゼンテーションの重要性を説いた以上は、きちんとやらせてもらったつもりです。実際にご覧になった方からどのように評価頂いているのかはわかりませんし、わたし自身は専門的訓練を受けたことがあるわけでもありませんが、少なくともわかりやすく落ち着いてそして自信を持って臨んだつもりです。
実際に動画で見てみると、最初のプレゼンの説明は、どうしても正確性を大切にするために、原稿に目を落とし下を向きがちであるのが少々不満ではありますが、その後のQ&Aに入っての応答はまずまずではなかったかと自賛しています。
残念ながら、ご質問された方の了解を頂いておりませんので、その部分は動画の中には出て参りませんが。
但し、先日のコメント欄のご意見にて、『余分な語りや演出を嫌う』と鋭い分析をしてもらっていますが、その点に関しては全くその通りかも知れません。
IRですから、数字をもって或いは具体的な事実をもって、当社の今ある姿をPRしていくのは当然のことですが、もう少しアウトラインをくっきり浮かび上がらせるような演出ができないかどうかは今後の課題とさせてもらいましょう。
当日お見えになったアナリストの方からの質問は、例年通り的確且つ厳しいものでありましたが、当方としても精一杯真摯に答えさせて頂いたつもりです。
当社の現在の収益力を中心とした会社としての実力、そして今後の成長性、潜在的な能力を、冷静に時によっては冷酷に分析して、レポートする必要があるわけで、参加された方々の放射する鋭くクールな視線に感心しつつも、こちらからは負けじと成長戦略を熱く語りかけたつもりです。
悠久400年の歴史を持つ住友の事業精神を基盤に、いかに長期的視野からの成長戦略を描いているか、大いなる情熱を持って説明致しました。
玄人受けする会社と言われて久しい住友電工ですが、こういった説明会なども含めて、種々の場でPRを行い、投資先としてふさわしい株式と認められるように、更に一層の努力をしていきたいと考えています。
なお、このIR説明会の模様は当社のホームページの中に、決算説明会として公開していますので、是非その雰囲気を見て頂きたいと思います。
松本正義|
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2007年12月03日 09:16
IR説明会(1)
松本です。
ホームページで掲載していますが、中間決算を終えました。
それに伴ってというわけではないのですが、恒例の投資家・アナリスト向けのIR説明会を11月12日に開催致しました。
このブログでは、以前に欧州IRの際のこぼれ話を致しましたが、その時に申し上げたように、IR(Investors Relations)という言葉自体は、相当に一般化されたように思いますが、当社の株式を持って頂いている株主の方々や投資を考えておられる方々に対して、会社情報を適時適切に開示することは必須のことであります。
住友電工でも、決算時等に報告する財務データの内容を、機関投資家の方を中心により詳細に説明して行くことを非常に大切に考えており、古くからこういったIR説明会を開催しています。
決算後の日本国内でのIR説明会は、東京で百人を大きく越える規模で行っています。参加者も随分増えてきました。
残念ながら、今回は日程的なこともあったのか、参加者数は前回を若干下回ったようですが、それでも数多くの方にご参加頂いたことを本当に有り難いと思っています。
内容は、わたしから当社が公表している12 VISIONの進捗状況について説明するとともに、決算内容について経理担当の西村専務より補足説明、そして当社グループのトピックスとして自動車関連の新技術・製品開発について、オートネットワーク技術研究所の千葉社長よりプレゼンテーションを行わせて頂きました。
その後の質疑応答では様々なご意見を頂戴しましたが、わたしなりに色々感じたことを次回に述べてみたいと思います。
なお、このIR説明会の模様は当社のホームページの中に、決算説明会として公開していますので、是非その雰囲気を見て頂きたいと思います。
松本正義|
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