2007年12月17日 10:17
雨の御堂筋
師走となり押し迫ると、いろいろ片付けることや準備することが多くなりますね。大阪の街もようやく冬支度と言った様相です。
12月にしては、やや暖かい日々が続いているようですし、ラニーニャ現象の影響か西日本は記録的小雨ということでありました。いわゆる地球温暖化現象による環境の変化がひしひしと現われているのかもしれませんが、非常に皮相的に見ると、寒さが厳しい方が景気には良いシグナルとなる可能性が高いと思いますので、本格的冬に向けて寒気の訪れを待ちたいと思います。
その、地球温暖化の問題については、また話す機会があるかも知れませんが、今回は以前にご紹介した淀屋橋の今の情景をご紹介しておきましょう。
さすがにイチョウ並木も相当にその葉を散らしており、丸裸になってしまった木も出始めていますね。全部で800本と言われるこのイチョウと御堂筋を見ると、計画時の関一市長(関市長の祖父)の卓越した大阪の将来像の描き方に畏敬の念を感じざるをえません。そして、戦時中に軍の供出からイチョウを守った大阪市民の誇りが伝わってきます。
当時の6m道路を一気に44mにまでに拡幅する事業がどれほど大変なものであったか、そして併せて、地下には地下鉄御堂筋線の梅田=心斎橋間が、東京銀座線に次いで日本で2番目の路線として開通しています。大阪の以降の発展は御堂筋計画なくしてはありえませんでした。
理想を掲げ粘り強く関係者に交渉したであろう当時の関係者に改めて敬意を表したいと思います。
大阪市長選が終わり、来春早々には大阪府知事選が行われます。平松新市長、新知事にも、大阪発展の礎となるような骨太で雄大なVISIONを是非とも描いて欲しいものであります。
この写真を撮った時には、まさしく「小ぬか雨」が降っておりました。昭和46年に欧陽菲菲さんが歌った名曲「雨の御堂筋」ではないですが、「いちょう並木は 枯葉をおとし 雨の舗道は 淋しく光る」というところですね。
松本正義|
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