2008年07月08日 09:57
超電導電気自動車のインパクト(2)
超電導自動車は、2台製作されました。
6/12にニュースリリースを行うと、大きな反響を呼んでおり、マスコミを始めいろいろな場所で紹介されています。
実際に乗ってみないと、車としての特性や乗り心地はわかりませんし、大げさに言うならば事業としての将来性に判断も下せません。そこで、研究発表会に合わせて、試乗をしてみました。
電気自動車ですから、本当に静粛です。ゴルフ場のカートを始め昨今のハイブリッドカーに至るまで、電池から供給される電気で動く乗り物はいろいろありますが、その静粛性には何ものにも代え難い魅力があります。
そして、さすがは超電導モータです。超電導はエネルギーが熱等で外に逃げませんので、線材が過負荷で焼き付くような心配がありません。発進時になんの心配もなくアクセル全開ができますので急加速が可能です。ごく短い距離なら、スポーツカーにも楽勝かも知れません(笑)。
超電導カーの最大の特色は、性能と言うより燃費向上であり、そのためには一般消費者向けの車というより、業務用のバスやトラック、或いは配送会社等が利用する電気自動車への応用が最初のターゲットにはなるでしょう。
しかしながら、プロトタイプとはいえ、こういう夢の車に乗ってみると、実際にその夢が現実となる日がぐっと近づいたような気がしてきます。
こうやってボンネットの中をのぞきながら説明してもらうと、(1)で書いたとおりの技術がよくわかります。いかに関係者が苦労して、この自動車を作ったかが理解できて有意義な試乗体験でありました。
<この超電導自動車は、6/19~21に札幌ドームで開催された環境総合展2008にて展示及び公開試乗されました。また、7/7~9に開催される北海道洞爺湖サミットの国際メディアセンター内の環境ショーケースにて超電導モータが展示されます。>
松本正義|
コメント(2)|
トラックバック(0)|
トラックバックURL:http://www.sei.co.jp/cgi-bin/mt/mt-seiblog02-tb.cgi/177
※コメント・トラックバックについて
トラックバック(0)
この記事のトラックバックURL:



Profile
コメント一覧 (2)
1脱石油の切り札のひとつは、自然エネルギーの利用であり、離島の交通手段に、法律を制定して電気自動車を導入することである。
法律の主な内容は、電気自動車の購入代金の全額国庫補助(買い替え第1回目)、充電スタンドの設置費用の全額国庫補助である。
離島は、離島全体を1週しても100キロを上回るケースが少ないので、充電スタンドを数箇所設置すれば、来年、販売予定の電気自動車の航続距離と割高なガソリン代からして、電気自動車化に最も現実的な場所だからである。これが、成功すれば、地球温暖化対策の成功例となり、世界中の離島の先例になるのだ。そして、電気自動車の開発をさらに発展させることになると思う。
投稿者:kkkkkkk | 2008年08月05日 06:07
コメントありがとうございます。
電気自動車の導入促進に向けての貴重なご意見として承りました。
我々は電気自動車そのものを開発しているわけではありませんが、様々な分野での電気自動車の導入に併せて、さらにエネルギー効率が良く地球環境に優しい手段としての超電導モーターの採用が一層望ましいのではないかと考え、その実現に向け取り組んでいます。
今後も開発スピードを速め、実用化に向けて研究開発を進めて参ります。
投稿者:事務局 | 2008年08月05日 10:00