2008年10月21日 09:08
入社式と内定式(3)
昨年もこのタイミングで掲載しましたが、新しく新入した皆さんや内定者の皆さんへの参考のために、わたしが以前に新入社員に贈ったメッセージを掲載します。
「新入社員に贈るメッセージ」
長年の会社生活を振り返りますと、楽しいこともあり苦しいこともあり、転職はしませんでしたが、社内を転々とし様々な仕事をこなしてきました。二度の海外駐在を含め転勤も十回程経験しました。常に新しい環境と異なった分野に身を投じてきたといえます。
最初は戸惑う事も多々ありましたが、与えられた仕事の内容を早く把握するため、引継書を熟読し上司の方々との対話を通じ、三日・三週間・三ヵ月・三年と区切りをつけ、自分なりのキャリアパスを想定し、達成すべき目標を自分なりに作成してきました。置かれているポジションの一つ先の立場に身を置いて具体的な目標を立てることにより、少しは視野の広い計画が得られました。又、実行してきた個々のプログラムをこなす上で、周到な準備と目標達成への情熱と執念が必要なことを痛感します。
組織内での地位が上がっていくにつれ、より広い影響を及ぼしていく必要性に迫られ手法はより高度化していきますが、基本は完遂意欲を自他ともに示していくことで関係者の共感と活性化を呼び起こし、予想した結果が得られます。諸般の事情により常にそうなるとは限りませんが、プロセスにおいて陰日向なくベストを尽くしている姿、言い換えれば誠心誠意、真面目にそして正々堂々と仕事に取り組む姿勢が、社会生活の切り札ともいえる「信用」と「信頼」を得る大切なポイントです。一つの企画が不首尾でも別の機会はあります。私の経験でも、この二つは必ず望む結果をもたらしてくれました。計画を立てるときに常に念頭においてきたことは、原則論なき手法論を極力避けるということです。この実践はなかなか難しいことですが、中長期的に見ますと自分の思考訓練にもなりますし、不幸にも主張する原則論が受入れられない場合でも、周囲から時には一目置かれることにもなるでしょう。
少し具体的な話になりましたので、私なりにあるべき、またありたいと思ってきました人生訓を申し上げ結びと致します。それは「自然体」と「平常心」です。人生には思いもよらないことも起こって参ります。その時に一貫した反応を示しその対応が付焼刃であってはならない、という信念を意味しています。
これには日々の自己鍛練が必要で、でたとこ勝負では話になりません。是非とも頭の一隅に置いて下さい。新しい人生の一歩を踏み出す皆様に若干なりともお役に立つメッセージとなれば幸いです。呉々も健康に留意され、堂々と人生を歩まれますよう祈念致します。
松本正義|
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