2008年10月03日 09:37

安全、品質、SWICTH運動<2> -下期社長メッセージより-


 品質については、本年度より開始した「QR-1活動フェーズⅢ」で、不具合の再発防止を重点課題として、「全ロスの徹底的な低減」及び「重大クレームの撲滅」の2つの活動を進めるようにお願いしました。
 まず、「全ロス」については、年初に計画いただいた重点実施項目に関しては、絶対金額、売上高比率ともに改善傾向にありますが、まだまだなすべきことは山積しています。
 <1>で述べた厳しい経営環境にあって、「全ロス低減活動」による、抜本的な体質改善は、当社グループの喫緊の課題であり、技術課題について今までのやり方や考え方にとらわれず、あらゆる角度からメスをいれ、精力的な課題解決をお願いしています。
 次に「重大クレーム」については、ゼロを目標にした活動をお願いしていますが、残念ながら結果としてはクリアできませんでした。そこで、これ以上の発生を防ぐべく、グローバル全部門に対し、トップによる緊急点検を指示しました。
 重大クレームを起こすことは、お客様の信用だけでなく今後のビジネスチャンスを失うことにつながりかねないだけに、最優先で徹底的に改善するように指示をしています。
 各部門とも、責任者はもちろん全員が緊張感を保持して改善のスピードをあげ、生産技術本部中心に一丸となって現場主義の徹底により困難を克服し、顧客の信頼を勝ち得る品質体制を確立しなければなりません。


 最後に「SWITCH運動」ですが、「仕事は徹底してするが、休むときは思い切って休むメリハリのある働き方」で仕事の効率を向上させ、長時間残業を減らし、「仕事での高い成果」を出しながら同時に「充実した生活」を営んでいける、そんなグローバルカンパニーを目指す運動です。
 私は過去、シカゴ、そしてロンドンに駐在した経験がありますが、日本と比較して「仕事と生活のメリハリ」をより意識していると感じました。善し悪しを問うつもりはありませんが、仕事の効率を第一に考えた余裕ある働き方という点では、当社グループも更に工夫すべきではないかと考えます。
 4月の運動開始以降、各職場にて、実態に見合った目標を自身で考え、部門長のリーダーシップのもと職場一丸となって進めていますが、より実効を高めていくために、「効率的な仕事の進め方」について、全員参加で具体的な取り組みを着実に実行していきます。


 「安全」、「品質」、そして「SWITCH運動」といった全社運動に真正面から取り組むことで、「12ビジョン」の実現、ひいては「グロリアス・エクセレント・カンパニー」への成長・発展につながる企業体質や風土を創造するという気概で、全グループ社員がこの難局に立ち向かうことを期待しています。

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松本正義Profile

住友電気工業(株)
社長 松本正義


1944年生まれ、兵庫県出身。
1967年住友電工入社。中部支社長、常務取締役、専務取締役を経て2004年6月社長就任。

趣味はジョギング、読書、絵画鑑賞など。中学時代は野球、高校では柔道、大学では陸上競技のやり投げ選手としてインターカレッジ出場経験もあるスポーツマン。

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