2008年12月04日 08:45

第2四半期決算とIR


 既に公表しております通り、10月31日に、当社08年度第2四半期決算を発表致しました。
 残念ながら、上半期としては、6年ぶりの前年同期比減益となりましたが、これは、年初公表の上期予想値と比較しますと、営業利益だけは未達という水準であります。
 しかしながら、今年度の業績見通しについては、売上高も純利益も引き下げており、年初公表の業績予想をそれぞれ修正公表しています。すなわち、下期の業績は残念ながら下ぶれすると予想したということであります。
 発表以来1か月が経過しましたが、日々伝えられる、政治そして社会経済の状況は、昨年度までの上昇基調・拡大基調とは様変わりしており、全世界がリセッションに足を踏み入れたと言っても良いような状況下であります。
 昨年の秋以降のサブプライム問題以降「米国の金融証券危機は、グローバル実体経済に悪影響を与える」と警告してきたことが、不幸にして短期間でそれも最悪のシナリオとして現実味を強めています。
 当社グループにとっても正念場であり、通期業績予想公表値のクリアというハードルが高くなってはいるものの、全グループ社員の精一杯の頑張りで、当面は徹底的に企業体質を強化することで乗り切って行かねばならないと考えています。


IR説明会の模様 そして、恒例のアナリストの皆さんに向けたIR説明会は、いつもの通り当社の東京本社で行いました。多くの方々にご来社頂いたことを感謝します。
 私から、2008年度の上半期の決算と今後の見通しについて、中期計画「12 VISION」と重ね合わせながら説明するとともに、決算内容について経理担当の稲山常務取締役より補足説明、そして、当社グループのトピックスとして、情報通信・システム事業本部の現状と戦略について、田中常務取締役事業本部長よりプレゼンテーションを行いました。
 様々な課題はあるものの、このセグメントは大きく発展する可能性、つまり将来的、潜在的な成長力に満ちていると信じています。その萌芽はこの時期にも見えており、幾つかの製品や技術は、ビジネスチャンスが膨らみ引き合いも盛んです。当面の当社グループを牽引する力として、早期の拡大成長に向けて取り組んで行き、12 VISION達成時には大きく規模を伸ばした形にして行きたいと考えています。


 質疑応答では、アナリストの皆様から多くのご質問を頂戴しました。当然のことながら、この世界的リセッションの中で当社がどのような状態に置かれ、適切な対策をとっているかどうか、独自の詳細な分析をもとに厳しくクールな質問が続きました。 
 いつもは、景気よく気持ちよくお答えするところですが、こういう後退局面では後ろ向きの回答も増え、また正直なところ周囲の環境が不透明な現況下では、答えるのに困るような質問もありましたが、それでも、例によって逃げることなく、住友の事業精神に則り、正々堂々、愚直且つ真摯にお答えしたつもりです。


 なお、このIR説明会の模様は当社のホームページの中に、上記質疑応答部分を除いては、決算説明会として公開していますので、是非その雰囲気を見て頂きたいと思います。

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松本正義Profile

住友電気工業(株)
社長 松本正義


1944年生まれ、兵庫県出身。
1967年住友電工入社。中部支社長、常務取締役、専務取締役を経て2004年6月社長就任。

趣味はジョギング、読書、絵画鑑賞など。中学時代は野球、高校では柔道、大学では陸上競技のやり投げ選手としてインターカレッジ出場経験もあるスポーツマン。

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