2009年03月03日 08:40

しっかりやろう防火対策、安全対策


 この週末は、天気がよく外出された方も多かったのではないでしょうか。
宝塚市の中山連山縦走路は、阪急宝塚線の中山寺駅から中山寺~奥之院~中山山頂(478m)~送電線の鉄塔下~満願寺を経由して阪急山本駅までの約13kmほどのメタボが気になる人向きのほどよいハイキングコースです。


中山寺の梅林 中山寺の梅林にはじまり、大阪から六甲方面のパノラマ眺望、急な岩場下り、最後は、清涼な滝で終わるコースの途中、平成14年3月に42haの山林を焼失した山火事の後を通ります。7年経過した今もまだ、焼け焦げた木が残り、その傷跡は完全に癒えていません。
 オーストラリア南東部ビクトリア州メルボルン近郊で発生した山火事は35万haに延焼、200人を超える犠牲者を出す大惨事となっています。あれほどの規模になると人的被害や経済的な損失だけでなく環境面への影響もはかりしれないものがあります。


 国内では、3月1日からの1週間、「春の全国火災予防運動」が実施されています。今年の全国統一防火標語は、「火のしまつ 君がしなくて 誰がする」とのこと。当社でも、3月12日に全社一斉の防災訓練を予定しています。被災工場の危険物への対処を柱とした訓練ストーリーを拠点毎にまとめ、それに則り設備点検や処置訓練、情報伝達訓練を行うこととしています。


 残念ながら当社グループでも、昨年来少なからず小火が続き、防火責任者の再教育、重点設備の再点検、作業マニュアルの見直し、危険物マップの作成などの再発防止対策を進めており、今回の防災訓練でこうした対策をチェックすることになります。万が一の災害・事故の発生は、人的・経済的な損失はもちろん、人と人との信頼関係を損ない、地域社会の皆様にはご迷惑、ご心配をおかけするなど、諸先輩をはじめ皆で永年苦労し築いてきた社会的な信用も台無しになるため、毎回真剣に取り組んでいます。


 足許の事業環境がますます厳しくなるなか、身の丈にあった組織・コスト構造の再構築を進める一方で、S(安全)E(環境)Q(品質)に関わる内部固め対策や人材の育成ついては、創意工夫を重ね、愚直に進めていくようハッパをかけています。必要な対策は漏らさず行い、決して「貧すれば鈍す」にならないよう、気を引き締めて、防災対策、安全対策の徹底を図っていきたいと思います。

 防災活動は、自治体をはじめ地域社会との協力なくしては進みませんし、それぞれの家庭でも対策が必要です。
余談ですが、消防法の改正により個人の住宅にも火災警報機の設置が義務づけられていますが、グループ会社のSEIビジネスクリエイツ(株)では、地域支援の一環でこの火災警報器の斡旋販売を行っています。

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松本正義Profile

住友電気工業(株)
社長 松本正義


1944年生まれ、兵庫県出身。
1967年住友電工入社。中部支社長、常務取締役、専務取締役を経て2004年6月社長就任。

趣味はジョギング、読書、絵画鑑賞など。中学時代は野球、高校では柔道、大学では陸上競技のやり投げ選手としてインターカレッジ出場経験もあるスポーツマン。

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