2009年06月05日 09:10
知財大会2009
プロパテント時代が到来、自社の知的財産権を守り、他社の権利を侵害しないことの重大性は今更言を俟たないところでしょう。
今年も、グループ内への横展開を図るため、研究開発、知財部門の関係者約250名が参加し、伊丹製作所で知財大会を開催、この1年間の優れた知財活動の表彰、特許出願や権利化の事例報告がありました。
報告に先立ちポスターセッションを拝見しましたが、商標権・特許権のしくみ、出願権利化状況、出願手続きなど、基本的事項から専門的なものまで、知財関係者がわかりやすくとりまとめ情報共有化に工夫が凝らされていました。
その後、優秀特許出願者、特許出願活動の活発な職場に対して私から表彰状を授与しこの1年の活動を称えましたが、表彰台に上がる皆さんの、これまでの苦労が実って誇らしげな様子を見ていますと、渡す方もうれしくなってきます。
事例報告では、特に成果が顕著であった4つの活動事例の報告がありました。困難や課題をいかに克服したか、粘り強く取り組んだかの報告があり、地道な活動が当社を支えてくれていることを改めて感じさせられました。
知的財産権は、企業にとっての最後の砦のようなもの。今回伺った活動事例はいずれも、Legal processとBusiness processがからみあって迫力のある報告で、しっかりやってくれているなと心強くさせられました。詳しい話をお知らせできない点はご容赦をいただきたいと思いますが、Businessは闘いだということを再認識するよい機会になりました。
思い返しますと、次世代DVD用青紫色レーザーに用いられる高品質の「窒化ガリウム基板」を世に送り出し、昨年、社団法人発明協会から「21世紀発明奨励賞」と「貢献賞」を受賞しました。
厳しい事業環境が続くなか、長期的スパンで取り組む研究開発、知財活動の重要性は高まっており、活動の活性化を通し独創的な技術・製品を生み出していくことが企業の成長発展の明暗を分けます。研究者のインセンティブとして発明者への支払い対価は実績に応じて青天井にするなど、職務発明取扱い規定を改定し特許出願活動の活性化に取り組んでいます。
今後も、研究部門、事業部門、知財部門が三位一体となって、アンテナを張りコミュニケーションを綿密にとって、他社に負けない成果を生み出してくれることを期待しています。
松本正義|
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