2009年06月10日 08:50
経団連関西会員懇談会
先日、日本経団連主催の関西会員懇談会に1年半振りに出席しました。前回は、「地域社会経済活性化」について関西会員を代表して意見を述べさせてもらいましたが、今回は、関西の主要会員の一人として参加させてもらいました。
懇談会では、関西会員からは4人の方々が、地球温暖化対策、地域活性化、観光振興などについて意見を述べられていましたが、そのうちの一人に当社グループの日新電機㈱位高会長が京都経営者協会会長として、京都の経済、雇用情勢、若者の勤労観への問題提起、京都ジョブパークの取組を紹介されていました。詳細は、経団連のホームページに掲載されると思いますので、興味のある方はそちらをご参照願います。
一部新聞の見出しには「“儀式化”関西なじまず」とありましたが、会員懇談会に先立って開かれた昼食会では、活発な意見が飛び交いました。地域経済の活性化に関しては道州制や地方分権の議論などがなされていますが、私も、関西に地盤を持つ企業の一つとして、日頃考えていることを率直に述べさせてもらいました。
政府の景気判断も5月に続き6月も上方修正が囁かれるなど、少しずつ明るい兆しが見えてきたという噂を耳にしますが、まだまだ先行き予断を許さない状況が続いています。世界の産業を代表してきたビッグ3のクライスラー、GMが相次ぎ破綻、破産法申請に踏み切り、株主資本主義を代表する米国で政府(GM)や労働組合(クライスラー)が筆頭株主となる巨大企業が誕生、世界的な環境・資源問題を背景に需要喚起策としてグリーンニューディール施策が各国に広まるなど、今まさに歴史的な転換点(パラダイムシフト)にあります。
GDPでは世界第2の経済大国、日本は、長期的には10倍の人口を持つ中国に追い越されることは自明のことかもしれませんが、資源が少ない日本の成長発展を支えてきたものは、「進取の気性」、「旺盛なる冒険心」、「革新的指向」、「目的達成意欲」といった日本人の精神的特性であり、これらを次世代に引き継ぎ、そして若者が将来に希望を持てるような活力ある社会を築くため、日本経済が抱える諸課題や日本の将来ビジョンの明確化に向け、これからも微力ではありますが産業人として、積極的に発言をしていきたいと考えています。
松本正義|
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