2009年07月22日 09:46

住友電工グループ「G活」発表会


 日本の製造業の競争力を支えてきた「カイゼン」活動、当社では、「G活」と称しグループグローバルに展開しています。先日、伊丹製作所で開催した08年度住友電工グループ「G活」発表大会に委員長として参加しました。約700チームの中から、事業本部、研究開発本部、中国の華東地区、華南地区の各大会を勝ち抜いた合計8チームの活動報告がありました。
 複雑な手作業のスキルレス化、作業部品の在庫削減、異物の混入防止、原材料の再利用、フールプルーフ、作業標準の徹底等、S(安全)E(環境)Q(品質)C(コスト)D(物流・納期)D(研究開発)の向上にむけた様々な活動の報告がありました。職場メンバーが話し合い決めた管理項目を定量化し、作業標準としてとりまとめ、「決める、守る、直す、守る」を繰り返し、管理の定着、「歯止め」の徹底に工夫を凝らしていました。

 
 今年は、中国の2チームに加えフィリピンからの参加もあり、グローバル化が進展していることを心強く感じました。残念ながらフィリピンのチームは、現地の近隣地域で新型インフルエンザが発生したため、急遽、来日を見合わせましたが、現地で撮影した報告ビデオを会場でみせてもらいました。日本語、英語、中国語と国際色豊かな大会になりました。


 いずれも甲乙つけがたい報告でしたが、最優秀社長賞は、前工程を巻き込んだ積極的な活動と発表者の元気な気迫が印象的だった三重県津市の住電エレクトロニクス㈱のチームに決定しました。


当日出場者の皆さんとの記念写真優勝チーム(住電エレクトロニクス㈱)と一緒の写真、左は報告者の世古さん
 これまで何度も社員の皆さんに「暗黙知の形式化」や「定性的なものを定量化」するようお願いしてきましたが、報告の随所にその成果が見ることができ、満足しています。また、全員参加活動を通じて、以前はうまくできなかったことが可能になり、無駄がなくなるなど、喜びや充実感が得られチームワークの向上につながったといった声も聞くことができました。


 リーマン・ショック以降、需要が急激に落ち込み、今まさしくパラダイムシフトを迎えていますが、激動期には「気骨ある異端児」が活路を切り開きます。壁にぶつかっても打ち破るバイタリティ、時流にながされない独創性、住友電工に脈々と流れるIngenious Dynamics(独創性ある変革のエネルギー)の力が今こそ試されています。メーカーにおいて工場・現場は会社の宝、ここでの一つ一つの地道な活動の積み重ねが会社に利益をもたらしてくれます。当日の皆さんの創意工夫がこもった活動報告の中に、その力の出現を期待させてくれそうな予感を感じ大満足でした。

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松本正義Profile

住友電気工業(株)
社長 松本正義


1944年生まれ、兵庫県出身。
1967年住友電工入社。中部支社長、常務取締役、専務取締役を経て2004年6月社長就任。

趣味はジョギング、読書、絵画鑑賞など。中学時代は野球、高校では柔道、大学では陸上競技のやり投げ選手としてインターカレッジ出場経験もあるスポーツマン。

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