2010年01月12日 09:34

賀詞交歓会(1)


賀詞交歓会の模様 今年も、4日大阪、5日東京、6日名古屋と賀詞交歓会を開催、年初のご多忙のなか、たくさんのお客様にお越しいただき、この場を借りまして改めて御礼申し上げます。さて、開会にあたりご挨拶をさせていただいたのですが、その要点をご紹介したいと思います。
 

1.今年の経営環境 
先進国経済は自律回復の足取りが鈍く停滞が続く一方、GDP世界第二位を窺う中国などの新興国の存在感がますます高まり、世界経済の多極化は一段と進行、グローバリゼーションは新段階を迎えています。また、地球温暖化や食料・資源問題が地球規模の大きな課題として顕在化するとともに、円高の恒常化に加え、コモディティ価格の高騰も懸念されます。また、政治の世界でも日米の政権交代など、大きなパラダイムシフトが起きようとしています。


2.「安岡陽明学による十干十二支」から本年「庚寅(かのえ・とら)」を占う
「庚」は、両手で杵を持ち、臼で実を脱穀精白する様を表し、前年を反省し紀律を正し、沈滞を一掃し思い切って新しいものに変え、発展させるという意味があります。一方、「寅」は、相対して手を差し伸べている様を表し、志を同じくする人が手を取り合って仕事をするという意味と、身を清くして旧弊や惰性を排除するという意味があるそうです。
そこで本年「庚寅」は、やり残したこと、着手したことを継承し、創造的に発展させ、紀律道義に則り、伸ばすものを残し、廃すものを慎重に選別し廃することで、発展のチャンスが訪れる年ということです。但し、障害を取り除く努力を怠り、筋道を誤ると思わぬ混乱をきたす、注意を要する年でもあるそうです。(本項目では、関西師友協会の資料を参考にさせて頂きました。)


3.これを当社グループの状況にあてはめますと、
今年は、「一致協力して新しい創造活動を始める年」であります。すなわち、昨年来取り組んでいる体質強化活動を継続し、さらに創造的に発展させ、この正念場の年を乾坤一擲、飛躍の年に変えるべく、「庚寅」の字義通りグループ社員一同が心を一つにして不易流行を実践し内外の課題に取り組まねばなりません。


鏡割り 社員への年頭挨拶で「たゆまぬ改善活動と結果へのこだわり」、「定量化の習慣を身につける」「気合いを入れていこう!」の3点を要望しました。パラダイムシフトに呑みこまれて衰退するか、或いはこれを奇貨として持続的に成長発展するのか、当社グループの真価が問われる年です。グループ社員全員が結果にこだわり、気合いを入れて、誠心誠意に取り組めば、必ず次の飛躍が待っている、その一心で取り組んでいきます。


 不易の精神である「萬事入精」、「信用確実」、「不趨浮利」を基盤に、「時勢の変遷、理財の得失を計る」という積極進取の精神を発揮し果敢に事業変革に取り組み、如何なる環境変化に柔軟に対応できる強靭な企業体質の構築、ひいては「Glorious Excellent Company」の実現を目指してまいりますので、何卒、本年も皆さんのご支援、ご鞭撻をお願い申し上げます。


 少し長くなりましたが、この後、鏡割りを行い、皆さまと新年の祝杯を挙げました。

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松本正義Profile

住友電気工業(株)
社長 松本正義


1944年生まれ、兵庫県出身。
1967年住友電工入社。中部支社長、常務取締役、専務取締役を経て2004年6月社長就任。

趣味はジョギング、読書、絵画鑑賞など。中学時代は野球、高校では柔道、大学では陸上競技のやり投げ選手としてインターカレッジ出場経験もあるスポーツマン。

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