2010年06月28日 09:58

2010年6月定時株主総会


 6月25日(金)に定時株主総会を開きました。株主総会は、株主の皆さまの生の声を聞き、また率直に経営の考え方をお話できる、重要な双方向コミュニケーションの場です。今年は、100年に1度のマーケットの落ち込みを何とか乗り越えることができたことや、将来に向けた取り組みの状況など、例年以上に、懇切丁寧にご説明するよう心掛けました。


 最初は、なかなかお手が上がりませんでしたが、いろいろ準備してきましたので是非ご質問をと申し上げたところ、粗利益の改善に頑張って欲しいとのご発言を皮切りに、続いて多くの方からご質問を頂きました。


 スマートグリッド、クラウドコンピューティング、水ビジネスへの取り組みについての質問も頂きました。スマートグリッドについては、超電導やパワーデバイス等、主にハードの開発に向け、NEXTセンター、パワーシステム研究所を新設し、当社グループの持てる全ての技術を融合し長期的な視点で取り組んでいることご説明しました。


 ユニバーサルシティ駅に宣伝看板を出してはどうかというご提案もありました。BtoB企業ではありますが、会社のPRは重要なテーマであり、費用対効果を見極めて検討していきたいと思います。


 また、役員報酬を決める際、担当事業本部の業績をどう評価しているのかというご質問がありました。日頃から、役員には業績に対する結果責任があると言っていますが、人工ダイヤ、光ファイバ、化合物半導体等も10~20年という長期にわたる地道な取り組みの結果、花開いたものであり、短期的な業績のみでは評価していない旨をお答えしました。


 2009年度は、世界同時不況の影響で、実際、売上も最高時の7割程度にとどまりましたが、「身の丈にあった組織とコスト構造の再構築」、「内部固めの拡大と深耕」、「教育再武装運動の強化」にグループを挙げて取り組み、当初予想を大幅に上回る成績を残すことができたことは、経営を預かる立場として、株主の皆様に胸を張って答えることができました。


 また、公正取引委員会による立入検査等を受け、ご心配をおかけしたことについては、経営陣一同、心からお詫び申し上げ、今後、競争法コンプライアンス体制を一層強化し、社会から信頼される公正な企業活動の実践に真摯に取り組む覚悟を申し上げました。


 最後に、持続的な成長発展を通して社会に貢献し、また、同時に株主の皆さまにも利益の還元を図ることを目指し、経営陣一同、今後も身を粉にして頑張っていきたいと申し上げ、閉会とさせて頂きました。

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2010年06月22日 16:05

南アフリカからのお便り


 前々回、南アにあるグループ会社SEWS-SA社を紹介しましたが、このブログを見て、社長の山脇氏からワールドカップに関するエピソードが届きました。
 山脇氏とは、1989年から92年の約3年間、ロンドンで駐在員として一緒に仕事をした間柄で、ご本人は20年近く南アで駐在員として過ごし、定年を過ぎた現在も、ダーバンに在住しています。


 「土曜のオランダ戦は、残念でしたが善戦でしたね。こうなるとデンマーク戦に頑張ってもらいたいですね。デンマークがカメルーンに勝ったので日本は勝つか引き分けが必要ですが、期待しましょう。」と。氏は、自宅観戦とのことですが、他の日本人駐在員は全員スタジアムに応援に行ったそうです。


SEWS-SA社製のTシャツ 現地では、世界各地から人が集まり、ホテルが満員で取れない状況で、自宅には、連日、日本の有名なサッカー解説者をはじめ、報道関係者等が宿泊、日本食を提供する等、色々と影のボランティア活動をやっているとのこと。そう言えば、ロンドン時代から、飲み会の後は、いつも甘党の山脇氏が車で自宅まで送ってくれるなど、面倒見はよかったですね。まだまだ、ワールドカップは続きますので、頑張ってください。
 

Tシャツを着たSEWS-SA社社員一同、工場内にて また、SEWS-SA社は、毎週金曜日をカジュアルフライデーと称し、ワールドカップを盛り上げるため会社支給の2010ワールドカップカラー=南アチームカラーのTシャツを全員が着用し、南アフリカと日本を応援しているそうです。


 南アの対日貿易は、輸出先としては米国に次いで2位、輸入先としては5位と意外と深い関係にあります。また、山脇氏のように長年、現地に居住し、南アと日本との友好関係に貢献している人もいます。
 私も遠く離れた日本から、SEWS-SA社の発展と、南ア&日本の両チームの活躍、そして、山脇氏、ご家族、南アフリカの皆さんのご健勝を祈念しています。

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2010年06月22日 08:50

全社活動2010(2)


 安全、品質活動については、毎年、ポスター、標語を募集し、優秀作品はこの全社大会の場で社長表彰をしています。今回は、安全では、標語11,746件、ポスター240件、品質では標語2,413件、ポスター61件の応募がありました。自工程保証の大切を、分かり易く表現するなど、なかなかの出来映えですので、本ブログでも紹介させて頂きます。 
 実際の活動が、標語やポスターの通り、活発に展開されることを期待しています。

2010年度全社安全活動安全ポスター入選作品

2010年度 全社安全活動安全標語 入選作品

「止める」勇気と「呼ぶ」基本 急ぐ時こそ「待つ」姿勢 基本守って安全職場

災害は無理と油断と焦りから大きな事故の小さな予兆 基本に返って安全作業

異常を感じたその瞬間「止める 知らせる 処置を待つ」ルール厳守で無災害

2010年度全社品質活動ポスター入選作品


2010年度 全社安全活動品質標語 入選作品

いいだろう 安易な妥協がミスの元!  基本を守って確かな品質

だろう そのはず そのつもり 不良が生まれる思い込み 一人一人が確認を!!

現場力!知恵と工夫を標準化 足元固めて 自工程保証

谷津 ひろ絵藤本 美紀森本 普由
藤本 美紀鈴木 菜帆根来 雅司

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2010年06月21日 09:37

全社大会2010(1)


 6月初旬に、安全・環境、品質、事務品質活動について、昨年度の実績報告と、本年度の方針、目標、具体的活動の共有化を図るべく、全社大会を実施、私も出席しました。報告では、危険疑似体験キットや動画を用いた感性を磨く研修等、各本部の実態に応じ工夫を凝らした取り組みがあり、感心しました。
 また昨年1月に開始した、現実課題の解決を通じ、モノづくりの革新・改善を担うプロを育成する、モノづくり革新プロ実践道場(MKP)、現場改善プロ実践道場(GKP)により、SEQCDDに係る永年の課題を解決したという事例報告もあり、大変心強く感じました。


全社大会でのコメントの様子 一方、全社を挙げて耐震補強等の安全対策を推進していますが、流石に創業113年ともなれば、老朽化が進んでいる建屋、設備等もあり、先手管理の対策をとることが必要だと感じました。
 また、海外拠点200社超、海外従業員10万人超と、グローバル化が進むなか、精力的に諸活動の浸透を図ってきましたが、欧州のRoHS指令やREACH規則をはじめ様々な環境関連規制があり、少しの油断が事業に支障を来しかねません。日本人だけでなく、外国人の登用推進も課題の一つであろうと感じました。


 残念だったのは、管理監督者の皆さんに、1日3回の現場巡回と、また漫然と巡回するのではなく、その際に気付いたことは改善メモを書くようにとお願いしてきましたが、基幹職の巡回が少ない、記録も取っていないケースがあるとの報告がありました。生産現場はまさに生き物であり、常に変化しています。改めて、三現主義を徹底するようお願いしました。
 また、定めたプロセスや標準についても、顧客や社会の要求がスピーディに変化していることをよく勘案し、陳腐化しないよう不断の改善が必要です。他に例を求めるまでもなく、安全品質はメーカーの生命線であり、十分注意して取り組んでほしいとお願いしました。


参加者全員で安全コール 最後に、事務品質向上活動の報告では、社員一人ひとりの的確な事務処理、創意工夫と問題解決への真摯な姿が、会社を支えていることを再認識しました。この活動は、一般職の皆さんによる事務研究会が中心ですが、しっかり取り組むことで、職場内の意思疎通も深まり、チーム力も高まります。「基幹職はリーダーシップを発揮してやっているんだろうな。人任せにしていたら承知しないぞ」と喝を入れたところ、たくさんの方から笑いが出ました。心当たりがあるのだろうかと思いながらも、これで、少しなりとも活動の活性化につながればと思いました。


 大阪製作所のWinD Lab講堂を会場に、全国6拠点を結ぶTV会議で実施し、非常にたくさんの面々が参加。是非とも他部門の有益な活動について、積極的に横展開を図って欲しいと思います。

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2010年06月17日 08:40

サッカーワールドカップ、日本初戦勝利!


 試合時間が深夜だったため、翌朝ニュースで知りました。大会前の強化試合の成績が芳しくなかっただけに、これまでの鬱憤を晴らすような活躍ぶりでした。選手の皆さんよく頑張ってくれました。おめでとうございます。

 
 さて、アフリカに注目が集まっている折角の機会ですので、当社グループのアフリカとの係わりについてご紹介します。
その歴史は意外に古く1960年台後半から電力・通信インフラ構築を目的に進出、特に、1976年にナイジェリアで受注した市内通信網建設工事は、一企業が受注した通信網建設工事では、当時、世界に例を見ない大型プロジェクトでした。延べ300人の日本人と約2000人の現地スタッフが携わり、受注から11年半を費やし1988年に完工。こうした経験を通じて海外ビジネスを担う人材が育ち、その後のグローバル化推進に大いに活躍していただきました。


 こうした大型工事プロジェクトから、自動車用ワイヤーハーネスの製造へと、事業内容は変化しましたが、特に近年再び、積極的にアフリカで事業展開しています。
現在、南アフリカは自動車産業が盛んです。日本車はアフリカでも人気が高く、また欧州車も、右ハンドル国の南アフリカを日本等アジア向けの製造拠点としています。
当社グループも、6月19日(土)のオランダ戦が行われるダーバンに、SEWS South Africa Pty Ltdというグループ会社があります。2004年の設立で、売上高は約12億円、社員数100名超と、ワイヤーハーネスの製造販売会社では小ぶりですが、日本からの駐在員4名をはじめ、皆頑張ってくれています。


 因みに同社は今週休みとのこと、次のオランダ戦は、応援に行かれることでしょう。私も海外駐在時、日本人の活躍に感動した思い出があります。
現地で頑張っている日本人にとっても励みになりますよう、オランダ、デンマーク戦についても、日本代表の皆さんのご活躍を祈っています。

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2010年06月15日 08:48

人とくるまのテクノロジー展2010


 5月19日から21日に横浜のパシフィコ横浜において開催された、自動車技術展「人とくるまのテクノロジー展2010」に、今年も住友電工グループとして出展しました。


 私自身は現地に足を運ぶことはできませんでしたが、昨年は、自動車市場の世界的な需要減退に加え、新型インフルエンザの影響など、大変厳しい状況下での開催でしたが、今年は、出展社も増え、来場者も約4割増の7万人超とのことで、昨今の回復基調ぶりが反映された格好のようです。


住友電工グループのブース


 当社グループは、「環境に優しい技術製品」をテーマに、ハイブリッド車用の床下ケーブルやモータ用巻線、夜間歩行者などをセンシングする遠赤外線カメラに用いられる焼結ZnS(硫化亜鉛)レンズ、自動車の冷房負荷の低減を可能とする熱線反射フィルムなど、ユニークな自動車関連技術を紹介し、住友電工グループの総合力をPRさせて頂きました。


超電導技術紹介の様子 また、これら製品・技術に加え、超電導技術もデモと寸劇による紹介を実施。寸劇は、「ドクトル」と「三蔵法師」が超電導の仕組みや応用例を解説、そこに超電導コイルの力で浮上する筋斗雲に乗った「孫悟空」が登場と、凝った仕掛けのデモを実施、多くのお客様に集まって頂き熱心にご覧いただけたようです。


 この超電導技術のPRは、今週6月16日~18日、東京ビッグサイトで開催予定の日刊工業新聞社主催「スマートグリッド展2010」でも簡単なデモを実施する予定です。


 今後とも、環境に優しく、安全・快適な車社会の実現に貢献する新製品・新技術の開発に注力してまいりますので、ご声援のほど宜しくお願いいたします。

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2010年06月10日 10:59

IWCC合同会議に参加~番外編


 先月来の欧州、南米出張編の最後に番外編として、印象深いエピソードを皆さんにご紹介したいと思います。


サンパウロ美術館の前にて 最初は、サンパウロを発つ前に訪れた市内 Paulista Avenueにあるサン・パウロ美術館Museu de Arte de São Pauloです。レンブラント、ルーベンス、モネ、ルノワール、ゴッホ、セザンヌ、ゴーギャン、エルグレコ、モジリアーニ、ピカソなど錚々たる巨匠の作品が展示されていました。南米でこれだけの西洋美術を集めた美術館は他になく、「奇跡の美術館」とも称されているようです。


 作品を皆さんにご紹介できない点は残念ですが、纏まった西洋美術のコレクションに圧倒されました。また、多くの絵が実業家から寄付されたものであることにも驚きました。数々の名画の中に、英国絵画史上、最大の風景画家としての評価を揺るぎないものとしているジョン・コンスタブルの絵が展示してありました。思いもよらぬ大作の遭遇に、大変感動しました。


機内にてワシントン選手と一緒に 次は、意外な人との出会いです。サンパウロからリオデジャネイロへのフライトに、強豪サンパウロFCの選手が同乗していました。
 写真はサンパウロFCのフォワード、Jリーグ浦和レッズ等でも活躍したワシントン選手です。スタープレーヤーでありながら、リクエストに快く応え、写真に収まり、とても気さくに会話をしてくれました。


 また、折しも、南アフリカで開催されるワールドカップに出場する代表選手が発表されるタイミングで、贔屓の選手の当落予想で大変盛り上がっていました。


機内にてワシントン選手と一緒に 最後は、絶景を紹介し終わりとします。リオデジャネイロの一番の名所、巨大なキリスト像がそびえ立つコルコバードの丘には登れませんでしたが、帰国の途につく直前、それと並ぶ名所ポンデアスーカルという海岸にそびえ立つ断崖絶壁の山に登りました。そのユニークな形から砂糖パンの山と名付けられました。


 標高400m、ロープウェイで上った頂上からは、リオデジャネイロの町全体を見渡すことができるすばらしい眺望でした。リオデジャネイロは、ポルトガル語で「1月の川」の意。ポルトガル人が1502年1月にポンデアスーカルの近辺に辿り着き、そこから見る現在のグアナバラ湾を川だと思いこみ、リオデジャネイロと名付けたことが由来のようです。


 今回の出張では、日本から遠く離れたブラジル・ドイツで、直向きに頑張っているグループ会社の皆さんから、逆にエネルギーをもらって帰国した次第です。また、ブラジルでは中国と違った新興国の熱気を体感でき、また予想外の出会いもあり、とても有意義でした。

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2010年06月07日 09:07

南米グループ会社訪問~SDB社編


 デュッセルドルフからパリ経由で約10時間かけてブラジル・サンパウロに到着、SUMIDENSO DO BRASIL INDUSTRIAS ELETRICAS LTDA.(SDB社)を訪問しました。


 SDB社は、四輪・二輪車用ワイヤーハーネスの製造販売会社で、売上高約320百万レアル、人員2400人、ブラジル国内ミナスジェライス州、サンパウロ州、アマゾナス州の6拠点で事業展開しています。
 今回は、ミナスジェライス州にあるポウゾ・アレグレ工場とトレス・コラソンエス工場の2か所を訪問しました。因みに、トレス・コラソンエスは、サッカーの王様ペレの生誕の地です。


ポウゾ・アレグレ工場の皆さんとトレス・コラソンエス工場の皆さんと 

 ブラジルは、人口2億人、鉄鉱石などの資源も豊富で世界景気を牽引する新興国の代表BRICsの一角を担い、リーマンショック後の金融経済危機も混乱無く乗り切り、ますますその存在感を増しています。2014年サッカー・ワールドカップ、2016年リオデジャネイロ・オリンピックの開催も決まり、今後の成長発展に大きな期待が寄せられます。


 ブラジルへの進出は、1978年、二輪車用ワイヤーハーネスの現地生産が目的でした。それから30年超が経過し、現在、ブラジルの自動車販売台数は314万台(2009年)、中、米、日、独に次ぐ世界第5位、数年後には500万台も近いという大市場に成長し、SDB社は、日系メーカー、欧州メーカー向けに受注拡大を目指しています。


工場視察の様子 ワイヤーハーネスの生産を担う住友電装グループでは、生産効率の向上を世界同一基準で推進すべく、ピカピカ運動を全世界で展開、SDB社のいずれの工場も、整理整頓がよく行き届いていました。


 SDB社はサンパウロ近郊にあり、名門サンパウロ大学卒業の優秀な社員がたくさん働いています。また、ブラジルには、日系ブラジル人150万の方々がおられ、100年に亘り築いてこられた信用の基盤があります。日本からの駐在員7名の遠く離れた地球の反対側での奮闘振りにも心強く感じました。


植樹の様子 当社社長によるブラジル訪問は、私が初めてとのこと。今後の発展を祈念して、ブラジルの桜と呼ばれる「IPE AMARELO(黄色いイペ)」の木を植樹しました。
 花の色は、赤、紫、白、黄、桃などありますが、黄色の花はブラジルの国花とされています。当社グループも、ブラジルの成長発展に貢献し、友好信頼づくりの一翼を担い、大きく育ってきれいな花を咲かせてもらいたいものです。

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2010年06月04日 09:07

IR説明会


 先月末、決算発表後、恒例のIR説明会を東京本社で開きました。欧州金融不安と円高の影響により株価が大変な状況にあるにも拘わらず、100名を超えるアナリスト・投資家の皆さまにお越しいただき、本当にありがとうございました。


経営状況を説明する私 最初に、私から、2009年度実績、2010年度業績予想、12Vision達成に向けての3つの方針「内部固めの深耕」、「グローバル市場への展開」、「新分野への展開」、そして、5つのセグメントの主要課題と取り組み状況について、その概要を説明いたしました。


 その後、経理担当の稲山常務取締役から決算の補足説明を、研究担当の吉海常務執行役員から、研究開発部門の取り組み状況、そして今年1月に新設したNEXTセンターとパワーシステム研究所の狙いについてPRしました。


 NEXTセンターは、30年後の社会を予測し、そこに到達するための社会動向や技術革新を調査・分析し、新事業領域を企画することを目的としたもので、New Frontier EXploration Taskの頭文字をとっています。
 また、パワーシステム研究所は、当社のコア技術である材料技術と情報通信技術の融合を図ることで、新たな技術や製品を生みだしていくことをターゲットとしています。


質疑応答の様子 ご参加頂いた皆さまからは、ワイヤーハーネスや光ファイバ市場の動向、超電導ケーブルの実用化の見通し等、たくさんの質問を頂き、精一杯お答えさせていただきました。


 当社Webサイトで、私のプレゼン模様の動画配信と配布資料もご覧いただけるようになっています。


■2009年度 決算説明会


 また、個人投資家の皆さまにも、より身近に当社のことを知ってもらうために、当社Webサイト内に「なるほど!住友電工」と題するコンテンツを4月に開設しました。当社を5つのステップで分かり易く解説したつもりですが、今後とも更にバージョンアップを目指して参りますので、皆さまからのご意見をお願いします。


■個人投資家の皆様へ「なるほど!住友電工」

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2010年06月02日 08:45

欧州、南米グループ会社訪問~SHG社編(その2)


 これは、今回の出張から帰国した後、現地から送ってもらった古い写真です。日付は、1990年9月14日とあり、私がロンドンに駐在していた頃、当時の川上社長が欧州出張にお越しになり、設立したばかりのSHF社を訪問したものです。私もまだ40代の頃で、懐かしさもあり皆さんにご紹介します。


SHF社訪問時の写真、真ん中が当時の川上社長、一番左が私

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2010年06月01日 08:39

欧州、南米グループ会社訪問~SHG社編


 次の訪問会社は、同じく独デュッセルドルフ近郊にあるSUMITOMO ELECTRIC Hartmetall GmbH.(SHG社)です。 
 欧州の切削工具関連会社は、SHG社の他、英国にSUMITOMO ELECTRIC Hardmetal Ltd.(SHL社)、独国にSUMITOMO ELECTRIC Hartmetallfabrik GmbH.(SHF社)社があり、今回は3社合同株主総会後のマネジャーミーティングに参加し、パワーランチを食べながら各営業・生産拠点の皆さんの報告を聞かせてもらいました。


 約30年前、米国シカゴ駐在から帰国し粉末合金事業部海外課長(※1)の頃、機械加工の本場であり超硬合金誕生の地、独国に切削工具の販売強化の必要性を痛感、営業拠点の設立に奔走しました。
 1981年に設立したSHG社は、現在、独、仏、伊、チェコ、ハンガリー、トルコの6拠点、約120名強の人員で、独を中心に東はロシア、西はポルトガル、南は南アフリカという広大なエリアを管轄、アウトバーンや飛行機を駆使して日々、切削工具の営業活動に奮闘しています。

 
 英国及びアイルランドでの切削工具の販売強化を目的に、1984年設立したSHL社では、現在、約20名の英国人社員が、日系カーメーカーも含め、頑張って営業活動に取り組んでいます。


 SHF社は、EU発足を睨み現地生産化と技術サービス強化のため、南独のシュトゥットガルト近郊に1989年に設立した欧州初の切削工具の生産拠点で、当時、私は欧州事業統括会社の責任者としてロンドンに駐在しておりました。現在では、チェコにも分工場があります。


 この3社とも、それぞれ関わりは若干異なりますがその設立に深く関係し、少し大げさかもしれませんが、自称「生みの親」として懐かしい気持ちで話を聞かせてもらいましたが、報告内容を聞くうちに、現場感覚が戻り、熱が入っていろいろと突っ込んだ質問もしてしまいました。
 

 報告会後、SHG社のMr.Sullot支配人、Mr.Kuhlmeier営業部長、Mr.Rizziイタリア支店長をはじめ欧州3社の幹部の面々と記念撮影しました。


SHG社をバックに集合写真

 
 SHG社には、独、仏、伊、蘭、チェコ、ルーマニア、ベルギー、ポーランド、ハンガリー、ウズベキスタン、トルコ、日本と12ヶ国の多彩な人材が集まっています。仕事での公用語は英語ですが、昼食の際には独語、トルコ語、仏語と、相手と話題によって飛び交う言語がクルクル変わり、欧州大陸の奥深さを感じさせてくれます。
 また、会社の周囲は、何処に行っても、森に木々が生い茂り、時折、会社の裏庭にも、ウサギ、リス、キジを見かけます。訪問した時期も新緑のまぶしいすばらしい時期でした。

 
 欧州市場は、火山の噴火あり、ギリシャ金融危機と難問山積ですが、最重要市場としての位置付けに変わりはありません。これまで培ったネットワークを活かし、明るく仲良く事業拡大を目指し頑張ってもらいたいと思います。


※1:現在のハードメタル事業部。

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松本正義Profile

住友電気工業(株)
社長 松本正義


1944年生まれ、兵庫県出身。
1967年住友電工入社。中部支社長、常務取締役、専務取締役を経て2004年6月社長就任。

趣味はジョギング、読書、絵画鑑賞など。中学時代は野球、高校では柔道、大学では陸上競技のやり投げ選手としてインターカレッジ出場経験もあるスポーツマン。

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