2010年06月21日 09:37

全社大会2010(1)


 6月初旬に、安全・環境、品質、事務品質活動について、昨年度の実績報告と、本年度の方針、目標、具体的活動の共有化を図るべく、全社大会を実施、私も出席しました。報告では、危険疑似体験キットや動画を用いた感性を磨く研修等、各本部の実態に応じ工夫を凝らした取り組みがあり、感心しました。
 また昨年1月に開始した、現実課題の解決を通じ、モノづくりの革新・改善を担うプロを育成する、モノづくり革新プロ実践道場(MKP)、現場改善プロ実践道場(GKP)により、SEQCDDに係る永年の課題を解決したという事例報告もあり、大変心強く感じました。


全社大会でのコメントの様子 一方、全社を挙げて耐震補強等の安全対策を推進していますが、流石に創業113年ともなれば、老朽化が進んでいる建屋、設備等もあり、先手管理の対策をとることが必要だと感じました。
 また、海外拠点200社超、海外従業員10万人超と、グローバル化が進むなか、精力的に諸活動の浸透を図ってきましたが、欧州のRoHS指令やREACH規則をはじめ様々な環境関連規制があり、少しの油断が事業に支障を来しかねません。日本人だけでなく、外国人の登用推進も課題の一つであろうと感じました。


 残念だったのは、管理監督者の皆さんに、1日3回の現場巡回と、また漫然と巡回するのではなく、その際に気付いたことは改善メモを書くようにとお願いしてきましたが、基幹職の巡回が少ない、記録も取っていないケースがあるとの報告がありました。生産現場はまさに生き物であり、常に変化しています。改めて、三現主義を徹底するようお願いしました。
 また、定めたプロセスや標準についても、顧客や社会の要求がスピーディに変化していることをよく勘案し、陳腐化しないよう不断の改善が必要です。他に例を求めるまでもなく、安全品質はメーカーの生命線であり、十分注意して取り組んでほしいとお願いしました。


参加者全員で安全コール 最後に、事務品質向上活動の報告では、社員一人ひとりの的確な事務処理、創意工夫と問題解決への真摯な姿が、会社を支えていることを再認識しました。この活動は、一般職の皆さんによる事務研究会が中心ですが、しっかり取り組むことで、職場内の意思疎通も深まり、チーム力も高まります。「基幹職はリーダーシップを発揮してやっているんだろうな。人任せにしていたら承知しないぞ」と喝を入れたところ、たくさんの方から笑いが出ました。心当たりがあるのだろうかと思いながらも、これで、少しなりとも活動の活性化につながればと思いました。


 大阪製作所のWinD Lab講堂を会場に、全国6拠点を結ぶTV会議で実施し、非常にたくさんの面々が参加。是非とも他部門の有益な活動について、積極的に横展開を図って欲しいと思います。

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松本正義Profile

住友電気工業(株)
社長 松本正義


1944年生まれ、兵庫県出身。
1967年住友電工入社。中部支社長、常務取締役、専務取締役を経て2004年6月社長就任。

趣味はジョギング、読書、絵画鑑賞など。中学時代は野球、高校では柔道、大学では陸上競技のやり投げ選手としてインターカレッジ出場経験もあるスポーツマン。

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