2010年09月01日 11:07
京都経営者協会での講演(1)
京都経営者協会の位高会長(日新電機特別顧問)から、会員定例会での講演依頼を頂き、会社の先輩からの話でもあり、住友発祥の地・京都に何かのお役に立つことができればと思い、引き受けました。
演題は、『21世紀型ビジネスモデルの道しるべ』(副題:原理主義的視点より)。お盆明け当日は、うだるような暑さにも拘らず100名超の皆さんにお聞き頂き、この場を借りて改めて御礼申し上げます。
今後100年、社会変化や環境・食糧問題などに対応し、社会から求められる具体的なビジネスモデルについては、大学やマスコミの著名な先生方に論を譲るとして、私は、ビジネスモデルの底流にある原理原則的なこと、簡単に言えば、会社経営には何が大切かについてお話したいと思い、副題を付けました。
1.住友事業精神、2.Captains of Industry(経営騎士道の精神)、3.株主資本主義に対する公益資本主義の動き、4.エリート(リーダー)の養成、5.組織の基本形と活性化、6.私見としての21世紀型ビジネスモデルに向けた道しるべ、の6項について、これまで自分が会社経営を通じ経験し深く考え大事にしてきたことを、ざっくばらんに話させて頂きました。
皆さんに伝えたい一心で、自分ではあっと言う間でしたが、終わってみると、1時間半近くかかり、少し長かったかなと思いましたが、如何でしたでしょうか。
最後に、島津製作所の服部会長から、私の意見に同感するところが多いとしたうえで、「こうした考えに至った経緯、きっかけは、何でしょうか?」とのご質問を頂きました。先輩から賛辞を頂き大変光栄です。私からは、たまたまこれまでお付き合いさせて頂いた方々から学んだことが役立っていること、また、社長就任時、会社の求心力を取り戻すために悩み、そして取り組んできた結果、こうした考えに至ったことをご返事いたしました。
安心して働ける組織づくりなしには、住友事業精神にある「企画の遠大性」を実現することはできません。また、短期的な利益だけで判断することなく、長期的なビジョンを持ってバランスの良い経営を行うためには、双方向コミュニケーションや次代を担う人材の育成、雇用を守る等、我慢が大切だなと、改めて感じました。
長くなりましたので6項についての紹介は、次回にいたします。
松本正義|
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