2010年12月28日 12:32
皆様よいお年を
月日は百代の過客と言いますが、2010年もあと残り僅かで過ぎようとしています。本年も、様々な形でご支援を頂き、また本ブログをご覧頂き、誠にありがとうございました。
最近、メディアの取材で、今年を振り返った感想は?とよく聞かれます。リーマンショック以降、SEQCDD・モノづくり力の強化などの内部固めを進めるとともに、自動車関連需要が回復してきたこともあり、そんなには悪くなかった1年、と答えています。
しかし、秋口から、政府支援策が縮小終了し、企業の景況感が1年半ぶりに悪化、景気の踊り場入りが巷間ささやかれています。また、色々な方のお話を聞いても、先行きについては慎重なご意見が多いです。
さて、当社グループの今年を振り返りますと、アルミワイヤーハーネスや2インチGaN基板開発、中国での光ファイバ一貫生産体制の整備、新研究本館「WinD Lab」の完成など、新製品開発やグローバル生産拠点の拡充、社内体制の構築に努めました。
改めて、この場をお借りして、皆様のご支援、ご協力に感謝申し上げます。
我ながら八面六臂は大げさかもしれませんが、連日連夜、精一杯、全力投球致しました。
明日から、年末年始のお休みに入りますが、この1年の疲れを癒し、垢を落として、新年を溌剌とした状態で望めるよう、有意義に使いたいと思います。
それでは、皆さまも、よいお年をお迎えされますよう祈念します。
松本正義|
コメント(0)|
トラックバック(0)|
トラックバックURL:http://www.sei.co.jp/cgi-bin/mt/mt-seiblog02-tb.cgi/493
※コメント・トラックバックについて
2010年12月22日 10:02
市民・学生のための公開セミナー「科学技術の将来と関西経済」
(社)蔵前工業会(東京工業大学同窓会)と(社)如水会(一橋大学同窓会)主催による合同移動講座「テーマ:科学技術の将来と関西経済」が神戸ポートピアホテルで開催されました。
庄山悦彦・蔵前工業会理事長の開会挨拶に次いで、2001年ノーベル化学賞受賞者である野依良治・理化学研究所理事長、下村節宏・三菱電機会長による基調講演、そして伊賀健一・東京工業大学学長と山内進・一橋大学学長の講演と続き、私は5氏をパネリストとする質疑応答&クロージングリマークスの司会進行役を仰せつかりました。
詳細は割愛しますが、野依先生の「科学と人類社会-科学者よ、誇りを持とう-」と題した、科学は経済の僕ではない、真理を追究し人類を幸福にすることが科学者の使命である、国是を持たない日本の現状に対する強い危機感、そして日本の国是は「人類の生存に貢献する国」たるべしとの、熱意の籠ったお話には、元気を頂きました。
質疑応答では、会場の皆さんから多くのご質問を頂きましたが、時間の都合もあり、「初等、中等教育やシニアの再教育の在り方は?」「関西経済活性化の方策は?」等の限られたものとさせていただきました。
「20、30歳台だったら科学の発展のために何をしますか」との質問に対しては、メンバーで最年配の庄山先輩が「今日、野依先生に叱咤激励を受けた。もう一度、若い頃に戻れるのであれば、やっぱり世の中にないものを生み出したい。人の嫌がることを引き受け解決しものにしていきたい。」と答えていましたが、万年青年の我々にとっては、これは当然のこと。若い人たちには負けてはいられません。これからも、先頭に立って張り切って、社会の発展のため貢献していきたいと思います。
お忙しい中、ご参加いただきました皆さんには、有意義に過ごしていただけたでしょうか。若干、我田引水的なところはトップの役目とお許しいただき、今後も、この移動講座にご理解、ご支援を頂きますようお願いします。
詳しい講演録は、しばらくして如水会ホームページでも紹介しますので、関心のある方はご覧になってください。
■ご参考
社団法人如水会ホームページ https://www.josuikai.net/
松本正義|
コメント(0)|
トラックバック(0)|
トラックバックURL:http://www.sei.co.jp/cgi-bin/mt/mt-seiblog02-tb.cgi/492
※コメント・トラックバックについて
2010年12月17日 09:47
経営幹部研修アクションラーニングにもグローバル化の波が来た
記念植樹に次いで、今年も経営幹部研修「アクションラーニング」の最終報告会を開きました。
アクションラーニングは、SEIユニバーシティの一環として2005年度にスタート、今期で6期目になります。住友電工グループ内の新進気鋭の執行役員や部門長クラス5~6名からなるグループに、その時々の経営に関わる重要テーマを与え、ボードメンバーに課題解決に向けた提案を行わせる実践型の研修です。指名されたメンバーは、チャンス到来、足かけ6ヶ月にわたり精力的に課題に取り組みます。部門の垣根を越えてメンバーが集まりコミュニケーションすることで、グループ内の結束力が高まり日常業務でもシナジー効果が出てくるところもこの研修の良いところです。
また、有益な提案はさらに検討を深め、実際の経営に活かしています。「モノづくり力強化→テクニカルトレーニングセンターの開設」「社内活性化→グループグローバル表彰制度の創設」「事業環境変化への対応→リスク管理室の設置」などの施策につなげてきました。
新鮮な視点で議論を尽くし、そこから出てくる意見、提案はユニークで、聴いているだけでも楽しいものです。私はいつもこれを楽しみにしています。
今回は、米国ノースカロライナ、ウィスコンシン、テネシーのグループ会社の幹部も研修メンバーを加え「米国の住友電工グループにおけるモノづくり人材の育成」について取り組んでもらいました。
現地の視点から、モノづくりカルチャーの醸成についての提案がありました。
もちろん、米国チームの報告や質疑応答は英語で行い、日本のメンバーの報告も英文の要約資料を配布しました。一部は通訳の力を借りましたが、第一歩としては及第点かなという印象です。
ダイバーシティ(多様性)は、企業発展のキーワードの一つです。現在、当社グループには世界30数カ国で17万人に超える社員が働いています。今後もこうした研修などを通して、多様な人材が最大限の力を発揮できる環境づくりを進めていきたいと思います。
松本正義|
コメント(0)|
トラックバック(0)|
トラックバックURL:http://www.sei.co.jp/cgi-bin/mt/mt-seiblog02-tb.cgi/490
※コメント・トラックバックについて
2010年12月15日 09:15
生駒セミナーハウス開館20周年記念植樹
先週、小春日和の暖かい日差しの下、生駒セミナーハウスの開館20周年をお祝いし、経営幹部研修のため集まった皆さんと共に記念植樹を行いました。
植樹した木は、「八重紅しだれ桜」。八重桜の花ことばは、「理知に富んだ教育」「豊かな教養」、一方、しだれ桜は、百年を超える長寿の木として有名です。
学びの舎、生駒セミナーハウスがますます利用され、住友電工グループが「Glorious Excellent Company」という美しい花を咲かせ、末長く発展するように、との願いをこめ、セミナーハウス事務所の皆さんが選んでくれました。
生駒セミナーハウスは「教育は国家百年の計」、当時の亀井会長の肝いりで、住友電工グループの総合力強化のため社員研修の一層の充実を図ろうと創業90周年記念事業の一つとして1990年12月に開所しました。今では、南箱根セミナーハウスや伊丹のテクニカルトレーニングセンターとともに、SEIユニバーシティを支える研修拠点として、当社をはじめグループ会社の皆さんに幅広く活用されています。
金剛・生駒国定公園の「緑の文化園」に立地し、美しい自然の中で日常の業務を離れて研修に集中することができ、近隣の皆さまにもご愛用頂いています。
これからも、研修を通じた自己研鑽、コミュニケーションの場としてますます活用されますことを祈念しています。
松本正義|
コメント(0)|
トラックバック(0)|
トラックバックURL:http://www.sei.co.jp/cgi-bin/mt/mt-seiblog02-tb.cgi/489
※コメント・トラックバックについて
2010年12月09日 09:01
東京OB会
12月初旬、関東地区の当社OB会があり、現役を代表して社長就任以来、初めて参加しました。160名を越えるOBの方々が参加され、懐かしい元気なお顔を拝見することができました。
ご挨拶として、第2四半期決算の説明、研究開発の方向性、新事業の紹介、国内外の新拠点や事業再編の取り組み等、最近の当社グループの状況について、約30分間お話しをさせて頂きました。
私の後、吉海常務執行役員から、NEXTセンターやパワーシステム研究所の設立など、研究開発のトピックスについて、紹介させて頂きました。
総会の後、先輩の皆さんから、たくさんの激励のお言葉を頂きました。先行きの不透明さが深まる厳しい状況にありますが、勇気と元気を頂戴しました。
当社グループは、諸先輩が築かれた事業基盤をもとに、事業の多様化、グローバル化を推進し、現在では、関係会社が490社、人員も17万人を超えるまでに拡大しました。また昨今の新たなグローバリゼーションに対応し、売上、利益の半分は海外で稼いでいます。
今後も、グローバル企業として成長発展していくためには、更に、国内外の人材の登用等のダイバーシティ(多様化)を加速させなければならないとの決意を新たにしました。
今後とも、諸先輩の期待に応えるべく、萬事入精、精一杯取り組みますので、暖かいご声援をお願いします。
松本正義|
コメント(0)|
トラックバック(0)|
トラックバックURL:http://www.sei.co.jp/cgi-bin/mt/mt-seiblog02-tb.cgi/488
※コメント・トラックバックについて
2010年12月06日 13:09
一橋大学創立135周年・国立移転80周年記念講演会
先月末、一橋大学主催による「一橋大学創立135周年、国立移転80周年記念講演会」に、OB会の如水会理事長ということもあり、演者として出席しました。「変動する世界経済と日本企業の革新」がテーマで、当日は200名を超す聴衆にお集まり頂き、この場を借りて御礼申し上げます。
伊藤邦雄商学研究科教授の「日本企業、再飛躍の条件-グローバル競争に打ち勝つ知恵と戦略-」と題し、日本企業をアカデミックかつ俯瞰したお話の後を受け、私から、企業人としてこれまで経験してきたこと、今取り組んでいることを「パラダイムシフトとグローバル化する企業経営-変化への対応と事業精神-」と題し、約1時間お話させていただきました。
伊藤先生から、成果主義、個人主義、小さな本社、分社化等を通じて、視野が狭まり部分最適に陥ったことが、近年の日本企業の競争力低下の一因であり、本来高い日本人の全体を見る能力を取り戻し、自律的全体最適経営に戻す必要があるとのご指摘がありました。
私からは、当たり前の話ですが企業は社会の公器であり、様々なStake Holdersへのバランスある利益配分を基礎におく公益資本主義の考え方が大切なこと、時勢の変遷に応じて事業は変えていかねばなりませんが、根底となる事業精神、住友の場合は、「萬事入精」、「信用確実」、「不趨浮利」、「人材の尊重」、「自利利他、公私一如」等は不変であることをお話させていただきました。
講演の後、山下裕子商学研究科准教授の司会により3人でディスカッションを行いました。
私からは、全体最適経営の実践には、自由闊達な雰囲気、問題意識の共有化は欠かせず、双方向コミュニケーションを厭う人は経営者にはなれないこと。広い視野をもった人材の育成には、様々な経験を積むよう人事異動を徹底的に行う必要がある。また、新たなグローバリゼーションが進展する中、企業が成長発展していくためには、国内外の社員に処遇やキャリアパスを明確化し、これまで以上にダイバーシティを進めないといけないこと。そして、勇気と迫力を持って困難をブレークスルーする能力と、常に物事を人とは違った角度から見ることができる能力を持った「気骨ある異端児」を育てる環境整備が必要なことお話させていただきました。
時間の都合もあり、質問を受ける時間はありませんでしたが、皆さんのお役に立つことがあれば幸いです。後日、講演会の骨子をとりまとめたものが、主催事務局から発行される予定ですので、皆さんお楽しみになさってください。
松本正義|
コメント(0)|
トラックバック(0)|
トラックバックURL:http://www.sei.co.jp/cgi-bin/mt/mt-seiblog02-tb.cgi/487
※コメント・トラックバックについて

Profile