2012年11月27日 14:55 大阪マラソン


 11月25日(日)は、大阪マラソンの本番。マラソン組織委員会の会長として参加しました。


 抜けるような青空、しかしまだ肌寒い8時55分に、まず車いすマラソンの36名が、続いて9時ちょうどにマラソンとチャレンジランが私のピストルで大阪府庁前をスタートしました。沿道の街路樹が黄金色に輝くなか、色とりどりのランニングウエアに身を包んだ老若男女3万人のランナーがスタートするのは壮観の一言に尽きます。


スターター台上で松井大阪府知事(左)とランナーを激励


 スタートの後、私は大阪市役所前に移動し、チャレンジラン(8.8km)に参加した皆さんを出迎え、さらに大阪南港のフィニッシュ地点「インテックス大阪」に移動して、フルマラソンに挑戦しているランナーのゴールを待ちました。


 レースは、日本でも人気のリディア・シモン選手(ルーマニア)など有力選手が上位を占める中、シカゴマラソンから招待した市民ランナー、ブランドン・ムル選手、クリスティーナ・クロフォード選手がそろって入賞する健闘を見せてくれました。


女子の部ではシモン選手(列の左から4人目)が連覇。シモン選手の向かって左隣が私。


 上位選手の表彰式の後、会場の屋台で大阪名物お好み焼きで急いで腹ごしらえをし、続々とゴールする市民ランナーを激励しに再びフィニッシュ地点へ。当社からも市民ランナーが何人か出場していたそうで、そういえば、応援する私を見つけて「社長!」と声をかけてくれた人もいました。また、3時間少しで完走した社員もいたとのこと、なかなかやりますね。


フィニッシュ地点にて


 午後4時、制限時間の7時間ギリギリでゴールした最後のランナーに私が完走記念のメダルをかけて大会は終了しました。


 走ることが好きな人、何かに挑戦したかった人、達成感を得たかった人など、参加の動機はさまざまでしょうが、ゴールしたランナーのみなさんが一様に笑顔だったのがとても印象的でした。また、約96%という完走率は、沿道からの応援(約120万人!)と、スタッフ・関係者の皆さん、1万人のボランティアの皆さんの熱意によって支えられていたと申し上げて間違いないでしょう。皆さん、お疲れさまでした!


これだけ動員力のある大会ですから、さらに競技性を高めてレース自体の魅力を増すとともに、この大会の大事なコンセプトである「チャリティ」の面でも一層大きな果実を実らせて、世界のメジャー大会に比肩しうる大会に育てていきたいと思っております。皆様のご支援をよろしくお願い致します。

2012年11月19日 16:45 IR説明会を開催しました


 11月14日に東京本社でIR説明会を開催しました。ご多用の中、多くの機関投資家の皆様がご出席下さったことに改めて御礼申し上げます。


 最初に、私が上期業績と年間の見通しについて、続いて自動車用ワイヤーハーネス事業の概況について西田専務取締役がご説明しました。出席された方からは、厳しい業績であった情報通信部門、エレクトロニクス部門、そして当社事業を牽引してきた自動車部門に関するご質問を多く頂きました。また、それらを踏まえて、次の中期計画についてのご質問もありました。


 次の中期計画は現在検討中ですが、環境・エネルギーやライフサイエンスなどの分野で、これまで研究開発してきたさまざまなシーズが、徐々に社会のニーズにマッチしつつありますので、これらを早期に事業化につなげていきたいと考えております。また、グローバルな事業展開については、「地産地消」もキーワードに、生産体制のあり方、マーケットの攻め方を考えています。


 経営者が会社の将来を考えるときにいつも悩むのは、採算性の低い事業をどう考えるか、ということです。もちろん、いま水面下にある事業については、一刻も早く浮上させるために精一杯の努力をしなければなりませんが、高い利益率は得にくいものの社会にはなくてはならない製品もあります。社会に貢献しうる製品であれば、長い目で見れば着実な利益をもたらしてくれると信じ、「浮利に趨(はし)らず」「自利利他 公私一如」という住友事業精神も改めて心に刻みながら、次の中期計画を立案したいと思います。


100名を超える皆様にご出席頂きました


当日の模様は当社Webサイトにも公開しておりますのでご覧ください。
■2012年度 中間決算説明会

2012年11月13日 14:15 全社安全環境、品質、事務品質大会に出席して


 11月6日に、当社の大阪製作所にて、安全・環境、品質、事務品質活動の報告大会を開きました。インドネシアとフィリピンの現地法人からの報告も含め、今回も当社グループのさまざまな部門や関係会社から、安全、環境、品質、事務品質についての取組状況の報告と16件の事例紹介がありました。


安全大会の様子


 安全、環境、品質はモノづくりの基本。そして、モノづくりと事務は、製造業を支える「車の両輪」です。各部門での取組状況を聞いて、社員の日々の地道な努力に感謝しながらも、これらの活動を高いレベルで維持することの難しさを改めて感じました。事例紹介で「安全活動に卒業なし」と述べた報告がありましたが、まさにその通り、SEQCDDはエンドレスなキャンペーンです。活動が奏功して成績が向上すると、問題意識が低くなり活動が停滞してくる、という難しさもあります。組織を率いる者は、活動を現場任せにせず、強いリーダーシップを発揮し、組織を活性化していかなければなりません。マンネリを排すために、目標をうまく設定するとともに、楽しみながら取り組めるような工夫も必要です。


 また、SEQCDDに関するステークホルダーの要求はどんどん厳しくなっており、開発に求められるスピードも速くなっています。既存設備の能力や、これまで蓄積してきたノウハウだけでは、対応が難しい場合も出てくるでしょう。しかし、そのときこそ、さまざまな領域に事業展開している当社の強みが活きてくるはず。開発の初期の段階から、ヨコのコミュニケーションを活発にして全社の知を結集し、SEQCDDで万全を尽くせ、と叱咤激励しました。


環境大会後の講評では、少し脱線して、この夏の我が家の節電の取り組みも紹介。


(*) S (安全)、E (環境)、Q (品質)、C (コスト)、D (物流・納期)、D (研究開発)のこと。

2012年11月07日 14:15 新会社「Sumiden Hyosung Steel Cord (Thailand) Co., Ltd.(SHST)」開所式に出席して


 11月1日に大阪を発ち、新会社SHSTの開所式に出席のため、一泊三日という短期間でしたが、タイを訪問致しました。


 11月2日の開所式には、タイ政府高官、日本大使館、お取引先、開発公団、建設に協力頂いた方々等、約150名お招きし、盛大に開所式をとりおこないました。
 当日は、雲ひとつない晴天に恵まれ、開所式は仏式でおこない、9人の僧侶の響き渡る読経で今後の新会社の洋々たる発展を祈って頂きました。


仏式による式典テープカット

 当社のタイへの進出は古く、1969年の巻線製造会社を皮切りに、現在約20社の会社が事業を展開し、同国の発展に大いに貢献して参りました。
 昨年の大洪水も嘘のように思われるほど経済は活気を帯びており、建設工事が至る所にみられ、SHSTが立地するアマタシティ工業団地も、拡張に拡張が続いているとのこと、うらやましい限りでした。


 開所式後、お隣りのタイヤの製造販売会社である住友ゴムタイランド社と、ワイヤーハーネス、電線・部品製品の生産販売会社であるSEWT・SEWS-CT*を訪問、順調に業容は拡大し、従業員の活気あふれる様子に接し大いに満足致しました。


SEWT・SEWS-CTの皆さんと


 バンコク市内での現地グループ会社トップの皆さんとの懇親会も、活発な情報交換で盛り上がり、有意義なタイ出張でした。今後益々の発展を祈念いたします。コップンカップ。(有り難うございました)


タイのグループ会社トップの皆さんと


*SEWT:Sumitomo Electric Wiring Systems (Thailand), Ltd.
*SEWS-CT:SEWS-COMPONENTS (Thailand) LTD.

2012年11月02日 11:55 2012年度 第2四半期決算


 10月31日に、今年度の第2四半期決算を発表しました。上半期は、日系カーメーカーの生産回復はあったものの、通信・エレクトロニクス関連を中心に国内市場が低迷したことに加え、円高による輸出採算の悪化や欧州・新興国市場の減速など、事業環境は厳しさを増しました。


 このような状況の下、営業力強化、コスト低減や新技術・新製品の開発・拡販に注力した結果、売上高は1兆428億円、営業利益347億円、経常利益415億円、当期純利益は158億円となりました。前年同期との比較では、売上高、営業利益、経常利益は増加したものの純利益は減少、また、本年5月に公表しておりました上期予想に対して、売上高は増収となりましたが、営業利益、経常利益、純利益は未達となりました。


 下期以降も、欧米経済の停滞が憂慮され、また新興国でも輸出減少から成長鈍化が危惧されています。日本経済に関しても、生産拠点およびマーケットとして存在感が増す中国の動向が予断を許さない状況であるほか、政策効果や復興需要の一巡による内需落ち込みの懸念もあります。


 こうした情勢も踏まえて、通期の業績予想は、売上高2兆1000億円、営業利益870億円、経常利益1000億円、純利益450億円と修正して公表致しました。なお、配当は、年初公表通り、中間配当10円、年間21円とさせていただいております。


 厳しい情勢ではありますが、このようなときこそ、基本をおろそかにしないこと、常にアンテナを高く張って一瞬のビジネスチャンスを逃さないようにすることが大切だと考えております。部門長に決算を説明した際に、SEQCDD(*)の一層の強化、コンプライアンスの徹底 そして、変化への対応力を高めること を、グループ全社員に再度徹底するよう、改めて要望したところです。


 みなさまにも、引き続きご指導ご支援のほど、よろしくお願い致します。


(*) S (安全)、E (環境)、Q (品質)、C (コスト)、D (物流・納期)、D (研究開発)のこと。

住友電気工業(株)社長 松本正義

1944年生まれ、兵庫県出身。
1967年住友電工入社。中部支社長、常務取締役、専務取締役を経て2004年6月社長就任。
趣味はジョギング、読書、絵画鑑賞など。中学時代は野球、高校では柔道、大学では陸上競技のやり投げ選手としてインターカレッジ出場経験もある。

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