2016年05月18日 09:00 ケープタウンでIWCC総会・合同会議に出席

 去る5月8日より5月11日まで、南アフリカ・ケープタウンにて開催された、IWCC(国際銅加工協議会)総会・合同会議に参加しました。年1回、銅産業に関係する鉱山会社、精錬会社、加工会社、商社、取引所、政府関連部署等が一堂に会し、幅広い内容の意見交換(技術の進展、業界動向状況、世界経済動向など)を行うものです。

 会議では、開催国が南アフリカということもあり、アフリカの鉱山の活動状況を中心に、経済政治状況の発表が多くありました。日頃アフリカの政治・経済・社会状況の把握努力に欠けていたことを、大いに反省した次第です。

 今回は、世界各国から200名強、内日本からは約30名の参加がありましたが、コモディティ全般の価格動向、特に銅価格の動向の推移に大いに関心を示していました。

 加工会社にとって、急激な価格変動は経営に大きな影響があります。LME(ロンドン金属取引所)の経営方針の変更、異業種からの投機的な参入等、変化する業界全体の構造変化を認めざるを得ませんが、それぞれの関係部門が何らかの貢献をし、健全なる銅産業の発展に意を尽くさなければなりません。
 特に最終需要家である顧客が、銅市場の不安定さを敏感に感じとっており、代替品を真剣に考えている現状を、危機感をもって認識しなければなりません。LMEの倉庫問題にも見られる、自分さえ良ければの風潮は、銅産業の健全な発展から受け入れることはできない、と常々主張していますが、関係者の利益・利害が複雑に交錯しており、難しい問題です。

ケープタウンを一望できるテーブルマウンテン・シグナルヒルにて
ケープタウンを一望できるテーブルマウンテン・シグナルヒルにて

2016年05月17日 14:00 2015年度決算について

 先週13日に、昨年度の決算を公表致しました。
 連結売上高が2兆9,331億円と前期比1,103億円の増収となり、2期連続で過去最高となりました。また、営業利益も1,435億円、経常利益も1,657億円と、それぞれ前期に比べ増益となり、親会社株主に帰属する当期純利益は910億円と、前期に住友スリーエム㈱(現 スリーエムジャパン(株))の株式売却に伴う特別利益の計上があったため減益となりました。公表しておりました予想値の対比では、売上高、営業利益、経常利益に対しては下回りましたが、親会社株主に帰属する当期純利益は上回ることができました。これも皆様のご支援のおかげであり、厚く御礼申し上げます。

 また、今年度の通期業績予想は、売上高2兆9,500億円、営業利益1,600億円、経常利益1,850億円、当期純利益1,000億円といたしました。

 連結売上高3.3兆円、営業利益2,000億円等を掲げる中期経営計画17VISIONも残す期間2年弱であり、今期の業績予想値はそのマイルストーンでもあります。
 一方、年明け以降の経済情勢は、従前の「緩やかな回復基調」という状態から、様々なリスク要因により、先行きに対する不透明感が明らかに増しているように思います。こうした状況に鑑み社員には、メーカーの根本であるSEQCDD(安全、環境、品質、コスト、物流・納期、研究開発)を徹底的に鍛え、少々の環境変化にも耐えうる強靭な企業体質を作ることが何より大切だと、コメントを発信しました。

 皆さまにおかれては、今年度も引き続きのご支援をよろしくお願い致します。

【通期連結決算】

(単位:百万円)

  2014年度 2015年度 増減
売上高 2,822,811 2,933,089 110,278
営業利益 134,457 143,476 9,019
経常利益 160,597 165,658 5,061
親会社株主に帰属する
当期純利益
119,771 91,001 ▲28,770

【2016年度連結業績予想】

(単位:百万円)

  売上高 営業利益 経常利益 親会社株主に帰属する
当期純利益
通期 2,950,000 160,000 185,000 100,000
2015年度(平成28年3月期)決算短信 [PDF:739KB]

住友電気工業(株)社長 松本正義

1944年生まれ、兵庫県出身。
1967年住友電工入社。中部支社長、常務取締役、専務取締役を経て2004年6月社長就任。
趣味はジョギング、読書、絵画鑑賞など。中学時代は野球、高校では柔道、大学では陸上競技のやり投げ選手としてインターカレッジ出場経験もある。

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