2016年11月16日 16:00 SiCパワー半導体デバイス量産開発ライン

昨年11月より、茨城県つくば市にあるTIA パワーエレクトロニクス研究拠点に構築を進めていた、シリコンカーバイド(SiC)パワー半導体デバイスの量産開発を可能とする新ラインがこのたび完成し、その竣工式に出席しました。

このラインは、国立研究開発法人産業技術総合研究所と当社が相互に協力してつくったもので、基礎研究から一歩進め、世界最先端・最速のSiCパワー半導体の量産技術、信頼性評価技術、品質評価技術を開発することになります。6インチ級の大型ウエハーのプロセスを実現したオープンイノベーション拠点としては、世界初となります。

わたしは、かねてから、エネルギーロスを低減し、省エネルギーや環境負荷低減に大きく貢献する、SiCの技術に着目しており、超電導の技術とともに、当社の開発・事業化戦略上、非常に重要なものと位置づけています。

また、かつて産総研の監事をしていたときから、企業との相互補完の関係性が有効だと考えていましたので、今後、しっかりと連携・協力しながら、本ラインがSiCパワー半導体の実用化・本格普及に向けて、重要なマイルストーンとなるようしっかりと研究開発を進めていきたいと思います。

  • 産総研・中鉢理事長と
    産総研・中鉢理事長と
  • 関係者のみなさんとともに
    関係者のみなさんとともに

2016年11月02日 14:00 第2四半期決算について

11月1日に、本年度の第2四半期決算を公表しました。

この上期は、海外を中心に自動車用ワイヤーハーネスや光ファイバ、光・電子デバイスの需要は堅調でしたが、携帯機器用FPCの需要減少、急速な円高の進行や銅価格の下落の影響が大きく、売上高、営業利益、経常利益は前年同期比ではそれぞれ減少しました。一方、親会社株主に帰属する四半期純利益は、業績が回復した子会社で繰延税金資産が計上できるようなったことなどにより法人税等が減少し、前年同期比増益となりました。
なお、前年同期比での売上高への円高及び銅価格下落の影響が約△1,600億円、営業利益への円高による影響が約△150億円あり、この影響を除けば増収増益となっていたわけですが。

2016年度の通期業績予想につきましては、売上高2.8兆円、営業利益1,250億円、経常利益1,500億円、親会社株主に帰属する当期純利益850億円と、自動車や情報通信などFPC以外の事業は概ね堅調ながら、円高、銅価格下落、FPCでの減収減益による影響が大きく、年初公表を下方修正しました。
2016年度の年間配当金につきましては、期末配当金18円を含め、年初公表通り、前年同期と同じく1株当たり35円とさせて頂く予定です。

下期も不透明な状況が続きそうですが、メーカーの基本であるSEQCDD*を徹底的に強化し、外部環境変化にも左右されない強靭な企業体質づくりに取り組むべし、と社内に徹底する所存です。

* S (安全)、E (環境)、Q (品質)、C (コスト)、D (物流・納期)、D (研究開発)のこと。

2016年度(平成29年3月期)第2四半期決算短信 [PDF:500KB]

2016年11月01日 17:00 第6回 大阪マラソン

私は、第2回大会より大阪マラソン組織委員会会長を仰せつかっておりますが、先週10月30日(日)開催の第6回大阪マラソンに参加してきました。強風の前日から一転、当日は秋晴れの絶好のマラソン日和となり、大阪城公園前から8時55分に車いすマラソンが、9時にはマラソン・チャレンジランがスタート、浪速の街へ約3万2,000のランナーが駆け出していきました。

全員のスタートを見送った後、先回りしてランナーの皆さんをフィニッシュ地点で迎えます。まず、車いすマラソンの部の伊藤尚弘選手が1時間35分あまりでゴール。マラソン男子の部は、ガンドゥ・ベンジャミン選手(ケニア)が、マラソン女子の部は、坂本喜子選手がともに初優勝の栄冠を手に。マラソン女子は日本人選手による表彰台独占、男子も2位と3位を占めるなど、日本人選手の健闘が光った大会でもありました。

また、海外からは昨年を超える過去最高の約4,000名のランナーが参加された模様で、年々、国際色豊かな大会になっています。ちなみに当社の米国グループ会社からもフレッドさんが抽選を突破、見事完走を果たしました。

大阪マラソンは、ランナー、約1万名のボランティアやスタッフの皆さん、そして130万人を超える沿道で応援して下さる皆さんに支えられ、すっかり大阪を代表する秋の風物詩として定着したように思います。また、大きな特徴である「チャリティ プログラム」では、大会前の時点で、1億3,000万円余りの寄付を頂きました。こちらもチャリティの芽が毎年育ってきており、社会貢献のトップランナーでありたいと思います。

そんなこんなを諸々合わせて、この場を借りて、皆様に厚く御礼申し上げます。

ゴール直後、完走を祝し、がっちり握手
ゴール直後、完走を祝し、がっちり握手
完走した当社の社員・ご家族と
完走した当社の社員・ご家族と

2016年10月19日 10:00 第5回住友電工陸上フェスタ

去る10月16日に、住友電工陸上フェスタが兵庫県伊丹市の住友総合グラウンドで開催されました。午前は小・中学生対象の陸上教室、午後からは「日本記録挑戦会 兼 住友電工杯」の構成で、今回は初めて「健康フェスタ」と銘打ち、体力測定やヨガ教室等も実施しました。若干風が強いものの天候に恵まれ、例年以上に多くの方にご来場を頂きました。

また今回は、桐生祥秀選手、金丸祐三選手、ウォルシュ・ジュリアン選手、大迫傑選手、土井杏南選手、福士加代子選手、当社の田村朋也選手らオリンピアンも駆けつけて頂きました。オリンピアンの威力は凄く、一目見ようとサイン会では幾重の人垣ができていました。

一方記録の方も、大塚製薬の大室秀樹選手が200mHで日本最高タイを記録。当社への入社が内定した学法石川高校の遠藤日向選手が3000mで自身の持つ日本人高校最高記録を更新、当社の竹下裕希選手が60mと100mで優勝、100mは大会記録と自己記録の更新となるなど、大いに盛り上がった大会でした。選手がまさに眼前を疾走する姿に、ついつい声も出て、スポーツの秋を楽しませ頂きました。

  • 当社・高田選手を追う遠藤選手
    当社・高田選手を追う遠藤選手
  • 小学校対抗リレー優勝チームにメダルを贈呈
    小学校対抗リレー優勝チームにメダルを贈呈

最後になりましたが、関西実業団陸上競技連盟など陸上関係者の皆様、伊丹市及び伊丹市教育委員会、協力企業の皆様、参加・出場頂いた選手・コーチの皆様、そして裏方として大会を支えてくれた社員の皆さんに、この場を借りて御礼申し上げます。

2016年10月17日 16:50 第11回米州主管者会議に出席して

米国・シリコンバレーで、去る10月5日の主管者会議出席者との夕食会、翌日10月6日の本会議と2日に亘り、北米・南米の関係会社の責任者が一堂に会する会議に出席しました。

会社の近況、共通問題点の意見交換、各種コミッティの活動報告、提案、討論と方向付け等、回を重ねる毎に内容の幅と質が向上しており、各関係会社が夫々の地域でのコミットメントの深さが進み現地化が促進されていることを認識しました。当然の事ながらこの会は、全員英語を共通語としており、日本人駐在員の英語の上達も目を見張るものがあります。楽観しているのかもしれませんが、グローバリゼーションとダイバーシティもようやく地に足が着いてきたかなと思っています。

外地で活躍している諸君と接する度にうれしい発見が多々あります。それにしても遅れているのは日本国内であり更に推進する必要を痛感しています。

今回の会場は、シリコンバレーで有名なカリフォルニアのサンフランシスコに近いサンノゼで開催しました。シリコンバレーにある関係会社の皆様には、資料作成、会場のアレンジ、趣向をこらしたパーティの準備、主管者の宿泊手配等細かい諸点も含め用意周到な準備、配慮、ありがとうございました。

大阪マラソンの会長をおおせつかっていますので、帰途10月9日に開催されたシカゴマラソンの前夜祭に参加し、会長のピンコスキーさんと旧交を温めてまいりました。シカゴ市と大阪市は姉妹都市の関係もあり、シカゴマラソンと大阪マラソンも協定を結んでおります。お互いに多忙ですが、少なくとも一年に一回は会うことにしており両市の草の根外交に貢献しています。シカゴでも毎年弊社の子会社の幹部にはお世話になっており感謝しています。

  • 夕食会の一コマ
    夕食会の一コマ
  • 会議の様子
    会議の様子
会議出席者とともに
会議出席者とともに

住友電気工業(株)社長 松本正義

1944年生まれ、兵庫県出身。
1967年住友電工入社。中部支社長、常務取締役、専務取締役を経て2004年6月社長就任。
趣味はジョギング、読書、絵画鑑賞など。中学時代は野球、高校では柔道、大学では陸上競技のやり投げ選手としてインターカレッジ出場経験もある。

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