2016年05月17日 14:00 2015年度決算について

 先週13日に、昨年度の決算を公表致しました。
 連結売上高が2兆9,331億円と前期比1,103億円の増収となり、2期連続で過去最高となりました。また、営業利益も1,435億円、経常利益も1,657億円と、それぞれ前期に比べ増益となり、親会社株主に帰属する当期純利益は910億円と、前期に住友スリーエム㈱(現 スリーエムジャパン(株))の株式売却に伴う特別利益の計上があったため減益となりました。公表しておりました予想値の対比では、売上高、営業利益、経常利益に対しては下回りましたが、親会社株主に帰属する当期純利益は上回ることができました。これも皆様のご支援のおかげであり、厚く御礼申し上げます。

 また、今年度の通期業績予想は、売上高2兆9,500億円、営業利益1,600億円、経常利益1,850億円、当期純利益1,000億円といたしました。

 連結売上高3.3兆円、営業利益2,000億円等を掲げる中期経営計画17VISIONも残す期間2年弱であり、今期の業績予想値はそのマイルストーンでもあります。
 一方、年明け以降の経済情勢は、従前の「緩やかな回復基調」という状態から、様々なリスク要因により、先行きに対する不透明感が明らかに増しているように思います。こうした状況に鑑み社員には、メーカーの根本であるSEQCDD(安全、環境、品質、コスト、物流・納期、研究開発)を徹底的に鍛え、少々の環境変化にも耐えうる強靭な企業体質を作ることが何より大切だと、コメントを発信しました。

 皆さまにおかれては、今年度も引き続きのご支援をよろしくお願い致します。

【通期連結決算】

(単位:百万円)

  2014年度 2015年度 増減
売上高 2,822,811 2,933,089 110,278
営業利益 134,457 143,476 9,019
経常利益 160,597 165,658 5,061
親会社株主に帰属する
当期純利益
119,771 91,001 ▲28,770

【2016年度連結業績予想】

(単位:百万円)

  売上高 営業利益 経常利益 親会社株主に帰属する
当期純利益
通期 2,950,000 160,000 185,000 100,000
2015年度(平成28年3月期)決算短信 [PDF:739KB]

2016年04月25日 09:00 福島県田村郡三春町を訪問しました

 このたび発生した熊本県を中心とする地震により、亡くなられた方々に対し心からご冥福をお祈り申し上げますとともに、甚大な被害を受けられた皆様方に対し衷心よりお見舞い申し上げます。

 さて、先週4月14日(木)に、昨年12月に対外公表しました切削工具の生産拠点・東北住電精密(株)の新工場に関して、福島県と三春町との間で立地基本協定を締結するために、三春町を訪問しました。午前中はあいにくの曇天でしたが、満開の「三春滝桜」を鑑賞し、締結式に臨みました。

  • 福島県田村郡三春町を訪問しました
  • 福島県田村郡三春町を訪問しました

 締結式には、内堀・福島県知事、鈴木・三春町長、井内・経済産業省地域経済産業審議官をはじめ関係者の皆様にご臨席頂き、三春交流館「まほら」で執り行いました。
 三春町周辺には、切削工具の主要なお客様も立地されており、また交通の要衝という地の利を活かして、更なる拡販を目指し、東北住電精密が、将来にわたって地元とともに発展していけるような会社にしていきたいと思います。

 締結式の終了後には、三春町の伊藤・前町長と懇談し、母校一橋大学の共通の恩師である都留先生の思い出話にも大きな花が咲きました。

2016年04月08日 09:00 大阪製作所開所100周年

 当社では、毎年4月の第一日曜日に各製作所で「稲荷祭」を行い、社員の安全、健康と事業の発展を祈願致しますが、今年、大阪製作所では製作所開所100周年を祝う式典を併せて行いました。

 ここ何年かの稲荷祭の日はいつも花冷えでしたが、幸い今年は暖かく、雨の予報でしたが何とか降らずにすみました。製作所の桜が満開に咲き誇る中、朝9時半から高倉稲荷神社で神事が執り行われ、その後、場所を変えて式典を開催しました。式典には、いつもお世話になっている、行政、近隣町会、学校関係、協力会社、労働組合関係者、当社OBなど約300名もの皆様がご出席くださいました。

  • 大阪製作所開所100周年
  • 大阪製作所開所100周年

 当社の創業は明治30年(1897年)ですが、当時の工場は今の大阪中央卸売市場あたりにあったそうです。需要の伸びに伴い、大正5年(1916年)に工場を移転し拡張したのが、現在の大阪製作所であります。その後、電力ケーブルなど社会インフラを支える製品の製造拠点として、また研究開発の拠点として発展してまいりました。昨年末から北海道で実証運転を開始したレドックスフロー電池も、ここで製造しております。

 しかし、この一世紀の歩みは必ずしも順風満帆ではなく、事業の浮沈はもちろんのこと、室戸台風などによる冠水被害や、空襲で甚大な被害を受けるなど数々の試練もありました。それでも、こうして「百歳」を祝っていただけたのは、近隣をはじめとする関係者の皆様のご理解とご協力があってこそであり、改めて厚く御礼申し上げます。

 今後も大阪製作所は、住友の銅事業と精神とを受け継ぐ当社の旗艦工場として、皆様に信頼され社会に貢献する事業所であり続けなければなりません。式典で、多くの皆様とお話ししながら、改めてそう心に刻んだ次第です。

  • 大阪製作所開所100周年
  • 当社OB、現役メンバーと
    当社OB、現役メンバーと

2016年04月07日 14:45 新入社員へのメッセージ

 4月1日に入社式を挙行しました。今年も多くのフレッシュな皆さんを当社にお迎えすることができ、大変うれしく思います。

 式では、私が演壇に立ちますと、新入社員が一人ずつ名前を呼ばれ、返事とともに起立していきます。壇上からは一人ひとりの表情がはっきり見えましたが、緊張している人、自信に満ちた表情の人、不安そうな表情の人などさまざま。私も、新入社員のときには、きっと頼りなさげに見えていたことと思います。

  • 新入社員へのメッセージ
  • 新入社員へのメッセージ

 その後、新入社員にメッセージを贈りました。
・住友事業精神を根本に据え、仕事の基本を身につけて、それを愚直に実行する
・たゆまぬ自己研鑽を通じてプロフェッショナルを目指す
・コミュニケーションを大事にする
という3点が骨子です。

 これからの会社人生は、きっと山あり谷ありだと思いますが、これらのことをいつも強く意識するように心がければ、きっと大丈夫です。健康、安全にも十分気を配りながら、充実した会社生活を送り、大いに活躍してくれることを期待してやみません。

(⇒プレスリリース:2016年度入社式 社長挨拶(要旨)

2016年03月30日 17:00 基幹職社員へのメッセージ

 毎年1~3月に、各地の事業所・関係会社を訪問し、また研修の機会を捉えて、基幹職社員(管理職に相当)に対して、仕事の心構えなどを話しております。

 話す内容は、住友の事業精神、SEQCDD(*)の徹底、コミュニケーション、リーダーシップ、人材育成、等々、毎年だいたい同じなのですが、浸透させるのはなかなか難しいものです。ある経営者が「繰り返しくり返し20回ぐらい言って、やっと浸透しはじめる」と言っておられたそうですが、「むべなるかな」であります。しかも、聴き手が「また同じ話か」と思った瞬間に、話が頭に入らなくなりますので、悩ましいところです。

 今年は、東北帝国大学の本多光太郎博士(1870~1954)が、昭和14年(1939年)に、ある会社の工場竣工式で述べた祝辞を紹介しました。本多博士は冶金・材料物性分野の世界的な権威でありましたが、15代住友吉左衞門の名前のイニシャルを冠した「KS鋼」の発明者として、住友グループともゆかりの深い方であります。

 残された祝辞の原稿には、「・・・如何に技能を有するも、工業道徳の観念に乏しければ決して真に優良な工業品を作ることは出来ませぬ。人格者にしてはじめて自己の従事する工業が国家に対して如何に重要な関係を有するかを理解し、自己の責任の重大なることを自覚して、影日向なく忠実に働いてはじめて優良なる製品を安価に製作し得るのであります。・・・」とも書かれていました。

 この祝辞が語られてから70年以上経ち、言葉は古くなっていますが、現代にも通ずる普遍的な内容ですので社員にも紹介した次第です。

(*) :S (安全)、E (環境)、Q (品質)、C (コスト)、D (物流・納期)、D (研究開発)のこと。

住友電気工業(株)社長 松本正義

1944年生まれ、兵庫県出身。
1967年住友電工入社。中部支社長、常務取締役、専務取締役を経て2004年6月社長就任。
趣味はジョギング、読書、絵画鑑賞など。中学時代は野球、高校では柔道、大学では陸上競技のやり投げ選手としてインターカレッジ出場経験もある。

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