2016年07月06日 09:00 定時株主総会日、英国では...

 株主総会は、株主の皆さまと直接対話させていただける貴重な機会です。今年も暑い中、800名を超えるたくさんの方々にお越しいただきました。誠にありがとうございました。

 総会では、事業報告、監査報告などについてご説明した後、例年同様、いくつかのご質問をお受けしました。

 はからずも、英国ではEU離脱か残留かを問う国民投票の開票をしている真最中で、総会のご質問でも離脱となった場合の当社への影響についてのお尋ねがございました。
 ロンドンに駐在していたこともある私としても、この英国の歴史的な「運命の選択」を注意深く見守っていました。

 ご承知のとおり、世界的な注目を集めた開票結果は「離脱」と決まりましたが、この英国の選択が世界の政治経済へ及ぼす影響は予断を許しません。今後の為替や株価、関税などの面で、日本企業も少なからず影響を受けることが予想されます。

 当社としましては、英国が脱退を申請しEUとの協定をしてから2年間はEU憲法が適用されますので、その期間中に慎重に動向を見極め、懸念されるあらゆることに適切な対応をしていきたいと考えております。

2016年06月22日 13:30 お取引先の皆さまと北海道へ

 銅・アルミ・光の芯線など、日頃、当社の数多くの技術、製品でお世話になっている、お取引先、関係先の皆さまをご招待し、毎年、当社関連施設のご視察や情報交換、交流会の機会をいただいています。

 今回は、6月10日に、21社に参加いただき、当社のレドックスフロー電池を導入しました北海道電力様の南早来変電所にある実証施設をご視察いただきました。この大規模蓄電システムは、昨年12月に設置工事が完了し、約3年間の実証試験を開始しています。

 当日は、新しくできた見学者用プレゼンルームで概要をご説明した後、施設全体を案内しました。皆さまからは、「再生可能エネルギーの普及に役立つ技術であることがわかった」「実証規模の大きさを実感できた」などの感想を頂戴し、この実証プロジェクトの意義をご理解いただけたのではないかと思っています。

 場所を移しての総会では、電線業界の動向や当社の現況についてご説明するとともに、参加の皆さまと率直な意見交換をさせていただき、いつもながら大変有意義な会となりました。

  • 南早来変電所内プレゼンルームにて
    南早来変電所内プレゼンルームにて
  • 総会での挨拶
    総会での挨拶

2016年06月15日 13:00 たゆまぬ改善

 「改善提案社長賞」表彰式に出席しました。

 これは、社員がチームまたは個人で、創意工夫により日々の業務を改善し、職場の活性化に寄与した活動に対して、審査の上、表彰する制度です。

 2015年度は、約5万件の改善提案の中から、各職場の審査、さらには各地区での審査を勝ち上がってきた、6件のテーマが社長賞を受賞しました。

 表彰式では、緊張で硬い表情だった受賞者のみなさんも、その後の食事会では和やかな雰囲気となり、一人ひとりから今回の改善のヒントや工夫、苦労話を聞くことができました。

 改善活動で大切なことは、「もっと楽に効率的に作業する方法はないか」「この不良を減らすことはできないか」など、常に問題意識をもって業務に取り組むこと。そして、それを解決するまでやり遂げる能力と強い意志をもつことです。

 今回の受賞者のみなさんが、今後もそれぞれの職場で先頭に立って引っ張り、後に続く人を育て、活き活きとした職場づくりに活躍してほしいと思います。

  • 表彰式にて
    表彰式にて
  • 食事会後の記念撮影
    食事会後の記念撮影

2016年05月18日 09:00 ケープタウンでIWCC総会・合同会議に出席

 去る5月8日より5月11日まで、南アフリカ・ケープタウンにて開催された、IWCC(国際銅加工協議会)総会・合同会議に参加しました。年1回、銅産業に関係する鉱山会社、精錬会社、加工会社、商社、取引所、政府関連部署等が一堂に会し、幅広い内容の意見交換(技術の進展、業界動向状況、世界経済動向など)を行うものです。

 会議では、開催国が南アフリカということもあり、アフリカの鉱山の活動状況を中心に、経済政治状況の発表が多くありました。日頃アフリカの政治・経済・社会状況の把握努力に欠けていたことを、大いに反省した次第です。

 今回は、世界各国から200名強、内日本からは約30名の参加がありましたが、コモディティ全般の価格動向、特に銅価格の動向の推移に大いに関心を示していました。

 加工会社にとって、急激な価格変動は経営に大きな影響があります。LME(ロンドン金属取引所)の経営方針の変更、異業種からの投機的な参入等、変化する業界全体の構造変化を認めざるを得ませんが、それぞれの関係部門が何らかの貢献をし、健全なる銅産業の発展に意を尽くさなければなりません。
 特に最終需要家である顧客が、銅市場の不安定さを敏感に感じとっており、代替品を真剣に考えている現状を、危機感をもって認識しなければなりません。LMEの倉庫問題にも見られる、自分さえ良ければの風潮は、銅産業の健全な発展から受け入れることはできない、と常々主張していますが、関係者の利益・利害が複雑に交錯しており、難しい問題です。

ケープタウンを一望できるテーブルマウンテン・シグナルヒルにて
ケープタウンを一望できるテーブルマウンテン・シグナルヒルにて

2016年05月17日 14:00 2015年度決算について

 先週13日に、昨年度の決算を公表致しました。
 連結売上高が2兆9,331億円と前期比1,103億円の増収となり、2期連続で過去最高となりました。また、営業利益も1,435億円、経常利益も1,657億円と、それぞれ前期に比べ増益となり、親会社株主に帰属する当期純利益は910億円と、前期に住友スリーエム㈱(現 スリーエムジャパン(株))の株式売却に伴う特別利益の計上があったため減益となりました。公表しておりました予想値の対比では、売上高、営業利益、経常利益に対しては下回りましたが、親会社株主に帰属する当期純利益は上回ることができました。これも皆様のご支援のおかげであり、厚く御礼申し上げます。

 また、今年度の通期業績予想は、売上高2兆9,500億円、営業利益1,600億円、経常利益1,850億円、当期純利益1,000億円といたしました。

 連結売上高3.3兆円、営業利益2,000億円等を掲げる中期経営計画17VISIONも残す期間2年弱であり、今期の業績予想値はそのマイルストーンでもあります。
 一方、年明け以降の経済情勢は、従前の「緩やかな回復基調」という状態から、様々なリスク要因により、先行きに対する不透明感が明らかに増しているように思います。こうした状況に鑑み社員には、メーカーの根本であるSEQCDD(安全、環境、品質、コスト、物流・納期、研究開発)を徹底的に鍛え、少々の環境変化にも耐えうる強靭な企業体質を作ることが何より大切だと、コメントを発信しました。

 皆さまにおかれては、今年度も引き続きのご支援をよろしくお願い致します。

【通期連結決算】

(単位:百万円)

  2014年度 2015年度 増減
売上高 2,822,811 2,933,089 110,278
営業利益 134,457 143,476 9,019
経常利益 160,597 165,658 5,061
親会社株主に帰属する
当期純利益
119,771 91,001 ▲28,770

【2016年度連結業績予想】

(単位:百万円)

  売上高 営業利益 経常利益 親会社株主に帰属する
当期純利益
通期 2,950,000 160,000 185,000 100,000
2015年度(平成28年3月期)決算短信 [PDF:739KB]

住友電気工業(株)社長 松本正義

1944年生まれ、兵庫県出身。
1967年住友電工入社。中部支社長、常務取締役、専務取締役を経て2004年6月社長就任。
趣味はジョギング、読書、絵画鑑賞など。中学時代は野球、高校では柔道、大学では陸上競技のやり投げ選手としてインターカレッジ出場経験もある。

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