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ニッケルめっき銅線

ニッケルめっき銅線は、タフピッチ銅線あるいは無酸素銅線に均一なニッケルめっきを施したもので、耐酸化性に優れた特性を示し、高温での使用に耐えます。

このため耐熱電線などの導体、編素線として、またシリコン整流器のリード導体などに用いられています。

特徴
ニッケルめっき銅線構造

銅線は、酸素の存在下において高温で使用すると表面から酸化が進行し劣化するため、150℃以上で常用することはできません。この劣化は、表面にニッケルめっきをすることにより防止できます。

ニッケルめっき線は、常用限界温度が高く、経済性にも優れています。

1)高導電率

従来の高温用導体のニッケル線やステンレス線に比べて導電率が高い。
ニッケル線(16%IACS)の約5倍の導電性があり、同一許容電流で細径化・軽量化が可能です。

2)高耐熱性
ニッケルめっき厚み 常用限界温度
2μm以上 約250℃
10μm以上 約300℃

ニッケル体積比率28%のニッケルめっき銅線は、加速試験の結果400℃で3年間保持しても、導電率は初期値の50%を維持できます。

標準規格
線径寸法(mm) 公差(mm) 断面積(mm²) 重量(kg/km) ニッケル厚み
(μm) 体積比%
0.18 ±0.01 0.0254 0.2265 13.0 28.0
0.26 0.0531 0.4725 18.0 28.0
0.30 0.0707 0.6291 21.0 28.0
0.35 0.0962 0.8563 25.0 28.0
0.45 0.1590 1.4155 32.0 28.0
0.58 0.2827 2.5164 6.5 4.3
  • 上記範囲内の線径及び、ニッケルめっき厚も対応可能です。
  • 銅線以外にも銅合金線にニッケルめっきを施すことも可能です。
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