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広報誌 SEI WORLD 2005年

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SEI WORLD 2005年 1月号(vol. 328)

GE-PON装置「MegaBit Gear FSU6200」を開発、販売を開始

 当社と住友電工ネットワークス(株)は、伝送速度が最大1Gbpsの光ファイバを最大32世帯に分岐し、複数世帯で共有するGE-PON装置「MegaBit Gear FSU6200」と加入者側端末装置「MegaBit Gear FTE6050」を共同で開発し、2004年12月より通信事業者向けに販売を開始しました。
GE-PON装置「MegaBit Gear FSU6200」

 MegaBit Gear FSU6200は、各家庭と通信局を最大1Gbpsの速度で結ぶIEEE802.3ah標準 に準拠したGE-PON 装置で、これまで住友電工ネットワークス(株)がADSL/VDSL機器メーカとして蓄積してきたブロードバンドアクセス技術と、実フィールドでの豊富な経験、および当社の持つ最先端の光デバイス技術を融合させた製品です。

 本製品の主な特長は次の通りです。

  • 電話局と加入者宅の距離に関係なく、安価に最大1Gbpsの超広帯域サービスが提供可能
    本システムは、1本の光ファイバケーブルを加入者宅の近くまで引き、そこで光ファイバを分岐して最大で32加入者を接続する「共有型」サービスを提供することが可能です。そのため、1本の光ファイバで電話局と加入者宅を1対1に接続する「占有型」と比較して接続コストの大幅な低減を可能とします。また、ADSLと異なり、電話局と加入者宅の間の距離による伝送速度の減衰がないため、電話局と加入者宅の距離が20km以上離れていても超広帯域サービスの提供が可能です。さらに、複数世帯での同時使用がないベスト・エフォートの状態では最大1Gbpsの超広帯域サービスを実現します。
  • 十分なセキュリティを確保
    MegaBit Gear FSU6200は、公衆網での使用に耐えられるよう、加入者宅に設置した端末の認証を行う機能を有しています。これにより、加入者個別にカスタマイズしたサービスを提供することも可能です。また、通信データの暗号化を行っていますので、光ファイバを共用する他の加入者にデータを盗聴される心配もありません。
  • 高度な帯域制御機能
    帯域を低遅延で効率良く制御するため、ハードウエアDBA 機能を搭載しています。これにより、トラフィックが輻輳している局面においても、IP電話、動画配信などの最新のアプリケーションを高品質で提供することが可能です。
  • 信頼性の高い光デバイスを採用
    光ファイバ共有型アクセスネットワークにおいて高速通信を実現するため、当社製DFB-LD を本装置用に高出力化し、受光素子にはAPD を採用して、安定した通信を実現しました。

 今後も、加入者ニーズに対応した製品開発を通じて、ブロードバンドのさらなる発展に貢献してゆきます。

GE-PON装置「MegaBit Gear FSU6200」

IEEE802.3ah標準
米国の標準化機関The Institute of Electrical and Electronics Engineers-Standard Associationが規定するGE-PONの標準

GE-PON
Gigabit Ethernet Passive Optical Network、ギガビットイーサネット技術を使った光ファイバ共用型ネットワーク装置

DBA
Dynamic Bus Allocation、使用状況に応じて動的に帯域を割り当てる仕組み

DFB-LD
Distributed Feedback-Laser Diode、光ファイバの分散の影響を受けにくい、長距離伝送向けレーザダイオード

APD
Avalanche Photo Diode、小さな信号レベルまで受信可能なフォトダイオード

お問い合わせ先 :住友電工ネットワークス(株) 03-3423-5335

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