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このたび当社が東京大学先端科学技術研究センター、東北大学と共同研究した「極表面観察によるアルミニウム合金粉末の表面酸化膜の分解挙動解析とその応用」について、(社)粉体粉末冶金協会より平成16年度研究進歩賞を受賞し、6月の総会において表彰されました。
当社では、粉末表面の数原子層(厚さ2nm以下)の化学状態変化を動的に評価する技術を開発し、この技術をアルミニウム合金粉末の焼結プロセス解明に適用しました。その結果、添加したマグネシウムが安定なアルミニウム極薄表面酸化膜を還元、破壊することを突き止め、この反応がアルミニウム焼結合金の高強度化に寄与することを明らかにしました。当社(現住友電工焼結合金)では粉末アルミニウム合金製品「スミアルタフィ」を生産しており、今回の受賞は、その高強度・高機能化を目的に行ってきた基礎的な研究成果が評価されたものです。
材料表面の化学状態は、材料特性や信頼性に重大な影響を与えることが知られており、今後、本研究を通じて得られた分析評価技術を当社の新素材開発に活用していきます。
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