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高温超電導ケーブル

高温超電導ケーブル

 今、超電導から目が離せません。20世紀の夢の技術が、この21世紀に花を開こうとしています。電気抵抗がゼロ!この究極の電線・ケーブル材料が創りだす世界へご案内します。

 当社は1960年代に超電導の研究開発をスタートしました。1986年に高温超電導材料が発見され、世界中から注目されたこの技術に対して、エネルギーは言うにおよばず、エレクトロニクスの分野でも将来人類にとって不可欠の技術的可能性を秘めていると判断し、その実用化へ向けて、一歩一歩着実な開発を進めてきました。コンパクトで大容量送電が可能な電力ケーブル、最高品質のLSI材料が製造可能なジャンボ磁場印加装置、携帯電話の音質を向上させる高周波フィルタなど、その応用範囲は私たちの生活に必要なものばかりです

超電導の歴史(敬称略)

1911年

カマリン・オンネス(ライデン大学・オランダ)による超電導現象の発見

1957年

バーディーン、クーパー、シュリーファーがBCS理論発表

BCS理論:
超電導がなぜ起こるのかを説明する理論。
超電導状態で電子が対(クーパー対と呼んでいます)になるという対仮説から出発し、これによって抵抗ゼロやマイスナー効果が説明できるようになりました

1986年

  • ベドノルツ、ミューラーが高温超電導物質を発見
  • 田中(東京大学)グループにより高温超電導物質の確認と構造同定に成功

1987年

  • チュー(ヒューストン大)などによるY-Ba-Cu-O超電導体の発見
    臨界温度が90Kと液体窒素温度(77K)を越える。
  • 超電導フィーバー起こる。

1988年

  • 前田(金属材料技術研究所:現 材料研究機構)などBi-Sr-Ca-Cu-O系で臨界温度110K
  • (財)国際超電導産業技術研究センター(ISTEC)設立
  • 付属機関の超電導工学研究所(SRL)開所(当社は特別賛助会員)

1988年

ハーマン(アーカンソー大)など、Tl系で臨界温度120K

1993年

プッチリン(モスクワ州立大)など、Hg系で臨界温度134K

2000年

秋光(青山学院大学)などによるMgB2超電導体の発見
金属間化合物では最高の臨界温度40K

2008年

細野(東京工業大学)など、鉄系オキシニプニクタイド超電導体発見
臨界温度32K

臨界温度の説明

臨界温度の変遷

 超電導体を冷やしていくとある温度で突然、電気抵抗がゼロになります。この電気抵抗がゼロに変わる温度を臨界温度と呼びます。高温超電導体が発見されるまでは、超電導体は液体ヘリウム(沸点が4K)で冷やして使うのが常識でした。

 一方、1986年に発見された酸化物超電導体は、従来の超電導体よりもはるかに高い臨界温度を持ち、液体窒素中(沸点が77K)でも超電導になるので、高温超電導体と呼ばれています。窒素は空気中にふんだんにある安価な物質であり、液体窒素中でも超電導になる物質が見つかったことで、超電導への期待は一挙に高まりました。

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