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2008年 SEPS

SEI CSR EYE SINGAPORE

ASEANの動向を読み、スタッフ力を活かした新たな事業展開へ。

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SEPS社長 相田 勝
経理・企画部マネージャー 平野 進

SEPSは、当社グループ各社で製造した製品を輸入・販売する商社です。20年間の生産拠点時代を経て10年前から販売に特化した事業に転換し、マレーシアを中心に東南アジア各国からインド、中東、オーストラリアまで商域を拡大しています。エレクトロニクス部門を柱に、2004年からは光部門の取り扱いを開始し、アメリカ市場向けに売り上げを大きく伸ばしています。またシンガポールの通信会社へも光ファイバを納入するなど、地域インフラ整備に貢献しています。

製造拠点がタイや中国へ移り工場を持たないお客様が増えるなど、営業にもフレキシブルな対応が求められますが、この10年は50名前後の社員数を保ちながら、売り上げは3.2倍以上という実績を上げています。顧客満足度の向上にも努めています。現地スタッフは英語・中国語を使ったシンガポール流のコミュニケーションに長けており、また長年勤め製品を熟知している者も多く、とても貴重な存在です。彼らを住友電工グループの一員としてのグローバルな視点を持つ人材に育てることが今後の課題です。

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    SEPSに入社して14年、ずっとフラットケーブル部門に所属し、今はマネージャーとして部門の販売計画をみています。サプライヤの生産会議へ出席したり、エンジニアのディスカッションにも参加します。技術をよく知ることは営業の上でも競争力となるからです。SEPSでは社内や社外での勉強の機会が多く与えられ、たくさんの知識を得ることができました。今、フラットケーブル市場には他国からの競合品が続々と登場しています。我々はそれに対して新製品で対抗していかなければなりません。常に先を見越していることが大切です。

    営業部シニアマネージャー MICHAEL CHUA

※2008年7月取材

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