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黄銅角線(STPBS)

錫めっき黄銅角線(STPBS)は、黄銅角線に電気めっき法により下地めっきを施した後、錫めっきとリフロー処理を均一にした線であり、コネクター用ピン、電線のラッピング接続端子、プリント基板同士の接続ピンとして使用します。

また、ご要望により銅、リン青銅、合金線を使用し、丸線、平角線も製作可能です。

特徴

1)優れた挿入性能
 電気めっき後に平滑処理仕上げをすることにより、平面部の平滑性、角線のエッジ部におけるめっき均一性を有しており、コネクタ素子プリント基板などへの良好な挿入性能が得られます。

2)安定して低い接触抵抗
 角線の持つ鋭いエッヂと接触抵抗の低い錫めっき層との組み合わせにより、信頼性の高い接続性能が得られます。

3)優れた半田付け性
 錫めっき層と黄銅角線の間に金属拡散防止のためニッケル又は銅下地めっきを介在させており、また、表面が極めて平滑であり、良好な半田付け性を有します。

4)ウィスカー発生防止
 錫めっき層へのリフロー処理や平滑性処理仕上げにより、ウィスカーの発生は防止され、不慮の短絡事故を生じません。

仕様
項目  
黄銅の種類 JIS H 3260 C2700W(銅65%、亜鉛35%)
JIS H 3260 C2600W(銅70%、亜鉛30%)
硬さ 1/2H、3/4H、H
下地めっき厚 1~2μm、2~4μm
錫めっき厚 2~4μm、5~10μm
荷姿 10kg巻プラスチックリール、20~50kg巻鉄リール(φ800リール)
仕様
寸法(mm) 対辺公差(mm) 対角長基準値(mm) エッヂR(mm) m/kg
0.40×0.40 ±0.01 0.51 0.08以下 760
0.50×0.50 ±0.01 0.66 0.08以下 506
0.64×0.64 ±0.01 0.85 0.08以下 306
0.80×0.80 ±0.02 1.07 0.10以下 190
1.00×1.00 ±0.02 1.34 0.10以下 124

上記以外のサイズについても御相談ください。

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